幻想郷に中途半端に転生したんだが   作:3流ヒーロー

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まずは更新が遅れたことをお詫び申し上げます。

年末が近づいて周りが慌ただしくて中々集中できませんでした。何とか時間を見つけて書いていくようにします。


ありがとうは心の栄養

 

 

 

 

 

朝。幻想郷の朝の澄んだ空気を日の光が照らす。朝露に濡れた植物の雫が朝日に煌めく、爽やかな朝が明けようとしていた。

 

この幻想郷では朝のこの光景さえも外の世界では貴重な風景と化す。外の人間がこの場所にいたら空気の清らかさとありのままの自然の鮮明な光景に驚くだろう。

 

幻想の住人は今日もまた一日を過ごそうと動き始める。

 

 

 

ひしがきの住んでいる魔法の森と迷いの竹林はその森や竹林の深さのために朝日が届きにくい場所にある。日が昇ってもその中はうっすらと明るくなる程度である。魔法の森に移動したひしがきは木々から漏れる僅かな朝日に目を覚ますと、ゆっくりと寝台から体を起こす。

 

今日も一日が始まる。

 

ひしがきは軽く溜息を吐く。纏う暗い雰囲気とは裏腹に、テキパキとひしがきは朝の支度をする。ひしがきの住むボロ小屋にも一応台所はちゃんとある。と言っても最低限の簡素なものだが。

 

窯に火を起こし米を研ぐ。米をザルに入れて手早く洗うと土鍋に移し水を注ぎ米を炊く。別の鍋にはキノコや魚から取った出汁に味噌を溶かして味噌汁を作る。

 

長く一人で暮らしているひしがきは料理など手慣れたものでさっさと飯と味噌汁の支度を済ます。別にこれだけでも構わないのだが、何となくもう一品追加しようかと台所を見る。

 

しかしちょうど蓄えが切れていたために朝飯に合いそうな物がない。残っているのは保存用の食料だけ。しかしできるならそれはもしものために取っておきたい。

 

(……魚でも取って来るか)

 

霧の湖はここからすぐそこだ。サバイバル生活の長いひしがきにとって魚を取ることなど造作もないことである。

 

飯が炊けるまでに戻ろう。そう考えてひしがきは霧の湖に向かった。森を抜けて魔法の森と霧の湖が隣接する小さな入り江を目指す。

 

そこはひしがきがよく魚を捕りに行く場所。森の陰に隠れて身を隠しやすい場所にあった。

 

「っ……」

 

入り江近くまでやってくると、ひしがきがそこにいる何者かを察知した。その瞬間、ひしがきが身を固くする。

 

これは妖怪の気配だ。恐らくそれほど強くはないだろうが、複数…2,3匹が集まっている。

 

ひしがきは振り返ってもと来た道へと戻る。できる事なら争いは避けたい。襲ってくる相手ならともかく、自ら進んで妖怪退治を行う気はひしがきにはない。

 

魚は諦めよう。そう思った時、集まっていた妖怪の気配が動いた。しかも背後からひしがきに向かってやってくる。

 

「!……ちっ」

 

俺に気づいた?逃げるか?

 

いや、出来るだけ住処を知られたくはない。真っ直ぐこっちに向かてきてるようだから俺の所へ来る可能性が高い以上逃げても追って来るかもしれない。

 

そう判断したひしがきは素早く木の陰に身を隠す。やり過ごせるならそれに越したことはない。だが見つかった時は、

 

(今度こそ、こいつを試せるかな)

 

ひしがきは腕に巻いた数珠を手に持ち油断なく向かってくる相手を待ち構える。そして、その妖怪の気配ががひしがきの隠れている木に向かって来る。

 

それほど大きな力は感じない。この程度なら、問題はない。

 

そして、ひしがきが数珠を構えて木の陰から相手を確認した!

 

 

 

「あ!やっぱりあの時の人間!」

 

 

 

 

そこには先日会ったばかりの今泉影狼がいた。

 

「…………」

 

恐らく使う必要のなくなった、構えたままの数珠が、何となく寂しげに揺れていた。

 

ひしがきは構えを解くと、小さく溜息を吐いて家に帰ろうとする。

 

「ちょ、ちょっと待って!」

 

去ろうとするひしがきを影狼は慌てて呼び止める。

 

「…………なんだ?」

 

気怠げに顔だけを向けるひしがきに影狼は大きく頭を下げた。

 

「ありがとう!あなたのおかげで永遠亭に行けたわ!おかげで私の友達も元気になったの!」

 

出会った時と同じ、満面の笑みで影狼はひしがきに礼を言った。本当に心から喜んでいることがその笑顔と雰囲気で伝わって来る。見ている方が明るくなるような晴々した笑顔だった。

 

「……………そうか」

 

その笑顔が眩しくて、ひしがきは目を伏せて短く言葉を返す。妖怪に礼を言われるなどかつて一緒に暮らしていた相手以外には初めての経験にひしがきは一瞬どう返していいか分からなかった。

 

……もっとも、かつて一緒に暮らしていた相手が本心から礼を言っていたかどうか、今それを思えば考えるまでもないことだったが。

 

思い出したくもないことを思い出しそうになったひしがきは無理矢理頭を振って思考を飛ばす。そう言えば魚を捕りに来たんだったか。

 

「向こうに私の友達がいるの。元気になった子ともう一人、会ってあげてくれない?」

 

そう言って影狼は霧の湖の方角を指さす。

 

ふむ、さっき感じた妖怪の気配はこいつらのだったか。以前聞いた草の根ネットワークの仲間だろう。これで魚を取るのに妖怪との戦闘は必要なくなったわけだが、

 

「悪いが、俺は帰る途「どうしたの影狼ちゃん?」「ん、なんだ?」………………」

 

不必要な接触は避けたいと断ろうとしたひしがきを遮って2匹の妖怪の声が近づいてきた。

 

片や深い青色に縦ロールの髪型をした下半身が魚の少女。つまりは人魚の少女が器用に尾びれでピョンピョンはねながらやって来た。なんだろう、魚の尾びれで跳ねられるとどうしてもビチビチといった間の抜けた効果音が聞こえてきそうだ。

 

彼女がわかさぎ姫。淡水に棲む人魚。そして、今泉影狼が言っていた病気になっていたという妖怪。見る限りではもう病の方は回復したようだ。

 

もう一方は赤いショートヘアーに青いリボンと赤いマントを身に着けた少女。見た目は人間と変わらない。ただ生首がフワフワと宙に浮いていること以外は。マフラーのような部分で隠れているが断面は一体どうなっているんだろうか?

 

ろくろ首の怪奇、赤蛮奇。二人とも影狼と同じく輝針城で登場する妖怪だ。

 

「ああ、ちょうどいいわ二人とも。ほら前に話したでしょ。永遠亭の場所を教えてくれた人間、ひしがきよ。ひしがき、この二人は私の友達、こっちがわかさぎ姫でこっちが赤蛮奇。前に病気だった子がわかさぎ姫よ。」

 

影狼が嬉しそうに間に入って紹介する。

 

「わぁ、こんにちはひしがきさん。あなたが影狼ちゃんを永遠亭に案内してくれたおかげで助かりました。本当にありがとう!」

 

両手を合わせて嬉しそうにわかさぎ姫が礼を言う。喜びを体全体で表現しようとしているのかそれともただ単にうれしいのかピョンピョン…いやビチビチと飛び上がっている。

 

「あなたがひしがきね。話は影狼から聞いてるわ。わかさぎ姫だけじゃなくて迷っていた影狼まで助けてくれたんだってね。私からも礼を言わせてもらうわ」

 

軽く手を上げて赤蛮奇が感謝を告げる。さっきから頭が上下にゆらゆらしているのは感謝の表現なんだろうか?

 

妖怪二匹が揃って首の疲れる動きをするのでとりあえずひしがきは影狼に耳打ちする。

 

「おい、俺はお前を案内なんてしていないぞ」

 

「え?してくれたじゃない。あっちに永遠亭があるって。あ、はいこれ。あの時貸してくれた…えっと、こんぱす、だっけ?ありがとね!」

 

笑顔で答える影狼からコンパスを受け取る。彼女にとってはあれで案内したことになっているらしい。

 

それほど好印象な対応をしたつもりはないのだが、こんなにも礼を返されるとは思わなかった。いや、そもそも礼を言われるなんて思ってなかった。もうあれっきりで滅多な事では会わないと思っていたが。まさかこんなに早く会うことになるとは。

 

「ねぇ、ひしがき。何か私たちにできることない?御礼がしたいの」

 

「そうです!せっかくひしがきさんのおかげで元気になったんですから是非何かお返ししないと」

 

「そうだね、何かない?ひしがき」

 

……どうしようか?

 

正直これ以上関わり合いたくはないのだが、ここで礼なんていらないと言おうものなら余計強引に来られてにまずい気がする。

 

ここは適当な言い訳でもしてさっさと帰ろう。

 

「いきなり礼と言われてもな、特に思いつかない。また次の機会でいいか?それまでに考えとく」

 

「ええ~、でも次いつ会えるか分からないし、ほんとに何にもないの?」

 

「影狼ちゃん。あんまり無理言っちゃだめよ」

 

不満そうに粘る影狼を残念そうにわかさぎ姫がたしなめる。わかさぎ姫も本心では御礼がしたいのか心なしか耳のヒレがシュン、となっている。

 

「でも確かにいつになるか分からないしね。ひしがき、私たちはよくこの湖で会っているんだけど、この近くを通ったという事は君の住処はこの近くなの?」

 

「いや、そうでもないが……」

 

「ひしがきの家は私と同じ竹林の中だよね?前に会った場所よね」

 

ひしがきが答える前に影狼が答える。

 

「影狼はひしがきの家の場所を覚えている?」

 

「う~ん、多分わかると思う。あの時の匂いを辿れば行けると思うわ」

 

「よし、なら今度みんなでひしがきの家に行こう。そこで改めて礼をしよう。それならなんだかんだで約束が流れる事もないし」

 

「………」

 

まずい。いつの間にか話が進んで家にまで来ることになってる。適当に言い訳をしたのが完全に裏目に出てしまった。いや、彼女たちの礼に対する想いが予想以上に高かったというべきだろうか。

 

このまま別れたら後日家にまで来ることになるだろう。今更逃げても竹林の中の家が知られてしまった以上付け回されるのも面倒になりそうだ。

 

「…魚」

 

「え?」

 

「食料がそこを尽きてな、魚を捕りに行こうとしてたんだそれを手伝ってくれないか?礼はそれでいい」

 

後に憂いを残すのもよくない。彼女たちの気が済んでそれで終わるなら、さっさとここで清算させておこう。

 

「魚…だったら私に任せてください!」

 

我が事を得たりとわかさぎ姫が元気よく返事と共に再び跳ねながら湖へと向かっていく。

 

「ちょ、わかさぎ姫!?一人で行かないでよー!」

 

その後を影狼が走って追いかける。

 

「……なんと言うか。病み上がりの割には元気だな」

 

「まぁね。二人とも結構感情豊かなところがあるから。ああいった風に嬉しいことがあるとよくはしゃいでるの」

 

「嬉しいこと?礼をするのが嬉しいことなのか?」

 

「そうじゃないよ。もちろんそれもあるけど」

 

赤蛮奇は首を横に振ってひしがきの言葉を否定する。ちなみにさっきから首が浮きっぱなしだ。

 

「きっと、二人とも人間に助けてもらったことが嬉しくて仕方ないのさ」

 

赤蛮奇は意味ありげにそう言った。彼女の首は体に戻っていて口元が隠れているために表情が読みにくい。

 

「……何故?」

 

「さあ?気になるなら二人に直接聞いてみたら?」

 

赤蛮奇はそういうと行ってしまった。その向こうでは大きな水音と影狼の声が聞こえてくる。

ひしがきはしばらくその場所に立ったまま、少し間をおいて湖に向かって歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

「うう、ぐすん……」

 

「ほらほら、そんなに泣かないの」

 

「まあ、わかさぎ姫に魚を捕まえるなんてできるわけないよね」

 

あれから少し経った後、影狼は魚を何匹か捕獲し、赤蛮奇は魚だけではとどこからか野菜を持ってきた。

 

そしてわかさぎ姫はというと、魚を一匹も捕まえることができずに泣く泣く戻ってきた。わかさぎ姫は湖の岸辺に座って膝…ではなく尾ひれを抱えて落ち込んでいる。

 

「人魚なのに魚が捕まえられないってどうなんだ?」

 

当然の疑問を口にするひしがきに、わかさぎ姫は更に暗い影を落とす。

 

「あ~、なんていうか、この子は虫一匹殺せないような子なの。しかも半分魚だからなまじ魚の表情も分かっちゃうのよね。だからいざ魚を捕まえようにも気が引けて傷つけることもできないしうまいこと捕まえてもつい逃がしちゃうのよ」

 

「……普段食事とかどうしてるんだ?」

 

「大体私か影狼が何か捕まえてくる。わかさぎ姫にはいつも近くで野菜とか持ってきてもらってるわ」

 

「……そうか」

 

何だろう。都会で暮らしていた女の子がキャンプで生き物をかわいそうだからという理由で捌けないみたいな感じなんだろうか。

 

こんなにも気弱な妖怪は初めて見る。知識だけでは知っていたがこういった方向の知識と現物の違いは初めてだ。今までは大抵、妖怪らしく凶暴だったり逆に頭が固かったりするのが多かった。

 

なんか新鮮だ。

 

手元には魚が数匹と野菜がある。2,3日でなくなってしまうだろうが、今はそれで十分な量だ。

 

「……まあ、とりあえずこれで食料は手に入ったよ。その……あ、ありがとう…」

 

ぎこちなく感謝の礼を告げる。御礼とは言え、貰ったのだから言っておかなくてはならないだろう。

 

「いいのよ。だって御礼なんだもの。」

 

そう言って影狼は手を振るが、後ろの尻尾が嬉しそうにフリフリ揺れている。…何故こうも人間に対して無防備なのだろうか?

 

幻想郷は、俺が博麗だった以前とは変わった。以前の人間と妖怪の間のピリピリとした空気は緩和され、今では人里にも妖怪が普通に出入りしていると霊夢が言っていた。

 

人と妖の距離は縮まり、もう妖怪が必要以上に人間に畏れられる時代ではなくなったのだ。ただ、それにしても彼女たちの反応はちょっと大げさに思える。

 

「そうそう。これで貸し借りなしよ」

 

赤蛮奇が影狼の様子に苦笑しながら軽く言葉を返す。

 

多少の思惑とは違ったが、ともあれこれで彼女たちとは区切りはついた。当初の目的である魚に加えて野菜も手に入ったのだ。これで朝食の準備ができる。

 

もうそろそろ戻った方がいいだろう。火もつけっぱなしだしな。

 

「それじゃあ、飯の支度があるから俺はこれで」

 

「そう?もうちょっと一緒に話したいんだけど、それじゃあ仕方ないかな」

 

「うん、御礼も返せたことだし、これ以上無理に引き止めるのも悪いしね」

 

「ああ、それじゃあな」

 

そう言って今度こそひしがきは湖を後にするべく背を向けた。

 

ある程度距離を置いたところでひしがきは彼女たちといる際にずっと張っていた警戒を解いた。ひしがきは彼女らの側にいる時、いつでも結界を張れるように備えていた。

 

何度か間の抜けた空気の中で無意識に緩みそうにはなったが、それでも警戒を完全に解くことはなかった。

 

それはある意味当然である。彼は今までずっと妖怪と戦ってきた。それを知ってはいても初対面の彼女たち相手に警戒しない方が無理な話である。

 

そして安全圏に入った今、ひしがきは後ろに意識を向けてはいるが結界の備えを解いた。その時、

 

「ひしがきさん!!」

 

ひしがきの後ろから呼ぶ声がした。

 

後ろではわかさぎ姫が岸に上がってこちらを見ている。

 

「あ、あの、よろしければまたここに来てください!私、まだひしがきさに御礼ができていないので、今度はちゃんと何か御礼をします!」

 

わかさぎ姫はそう言って大きく頭を下げる。

 

「ひしがきー!わかさぎ姫もこう言ってるし、また来てあげてー!私たちはよく湖の近くで集まってるから―!」

 

影狼もこちらに手を大きく振ってそう言った。

 

「御礼とか、堅苦しいこと抜きでいいから顔だけでも出すといいわ」

 

赤蛮奇は首を浮かして言った。マントに隠れていた口元が見える。その口は小さく笑みを浮かべていた。

 

「………………………………………機会が、あったらな」

 

一瞬面食らって目をぱちくりさせたひしがきは、背を向けてそれだけ言葉を返した。

 

本当は、もう会う気はない。なのにそう言ってしまったのは、きっとここを穏便に去るためだ。そう言わなければ、彼女たちはまた自分の所にきてしまいそうだから。

 

そう、ひしがきは思った。

 

後ろからはまたねー、と元気のいい声が聞こえてくる。

 

「……………」

 

何となく、食料を持った腕に力が篭った。

 

 

 

 

 

 

家に着くと、米は既に炊けていた。食料を台所に置くと、ひしがきは手早く魚を一匹捌いて焼く。

 

暫くして、魚が焼けると皿に乗せて米をよそった茶碗と味噌汁と一緒に机に持っていく。

 

米、味噌汁、焼き魚。

 

簡素な朝食にひしがきは手を合わせる。

 

「いただきます」

 

ひしがきは、魚に箸を伸ばす。身をほぐして一口、口に入れた。

 

「………うん」

 

思わずひしがきは頷いた。別に魚が珍しいわけでもない。影狼の取った魚が特別美味しいわけでもない。

 

けれども何となくその魚は、いつもと味が違う気がした。

 

きっと、気のせいだ。

 

そう思うひしがきの、今朝の暗い雰囲気は少し薄れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






これでヒロインたちとは全員出会いました。

しかしながら、皆さんの感想を見ると自分の文才の無さを痛感します。自分がもう少しうまく他のキャラの視点を書けたらもっと違う反応がもらえたでしょう。後々の伏線とかもうまく書けてもっと受け入れられる作品になったかと思います。


しかし、残念なことに文才がない。まあ、自分の書こうとしている世界観が大きな理由かとも思いますが。というか他のキャラの視点も書こうとしたのですが、どうにも旨くいかない。ならいっそひしがきの視点がほとんどでいいじゃないかとここまで書いてきました。

ですが、やはり他キャラの視点は必要ですね。うまく書けるかは分かりませんが、少し書いてみようかと思います。もちろん必要以上に書きません。ただ入れた方がいいかな、と思う所には入れていこうかなと思います。



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