にしてもコビー……大出世しましたよね〜
フィルムREDでも大活躍でした!
「なんだい?このホコリは」
金棒を持った大きな女が船の縁のホコリを払う
「もっ申し訳ありません!船の隅から隅まで掃除したつもりだったのですが!」
「もう一度やり直すのでどうかっ!」
「どうか……なんだい?」
「どうか金棒だけは!いやだっ!死にたくない!」
「使えないやつはいらないよ!コビー!」
「は、はいっ!」
「この世で1番美しいものはなんだい?」
「も、もちろん!レディー・アルビダさんです!えへへへ……」
「そうさ!ワタシは世界一美しい!だからね汚いものは嫌いなのさ」
「美しいワタシが乗る船は綺麗じゃなきゃならねぇ!そうだろ?お前にはなぜか人一倍”海の知識”があるからね、温情で生かしてやってるんだ」
「あ、ありがとうございます…」
「それ以外は能無しなんだからさっさとクツを磨きな!!」
「は、はいっ!ただいま!」
レディー・アルビダ、そう呼ばれる女海賊は部下たちに向かって言った
「いいかいっ!ホコリひとつも残すんじゃないよ!」
「「「「へいっ!」」」」
「もういいよ!まったく役立たずだね!」ドカッ
アルビダはコビーを蹴飛ばした
「す、すみません!えへへへ…」
「謝ってる暇あったら便所の掃除でもしてな!」
「は、はい!すぐに!……すぐに…」
コビーはトイレの掃除を終わらせたところ1つの酒樽が流れてきた
「なに?海から酒樽が流れてきただと?本当だろうな!雑用コビー!」
「は、はい…まだ中身も入ってるようなので…」
「へ〜そりゃあ良い。俺たちで飲んじまおう」
「おい、そんなことしたら殺されちまうぞ!」
「落ち着けよ、このことを知ってるのは俺たちとコビーの4人だけだ。わかってるよな?コビー」
海賊のひとりが拳をコビーの頬に当て脅す
「はい!このことは誰にも言いません!だからなぐらないで…」
「へっへっへ、それでいいんだよ」
バキンッ!!!!
「あー!よく寝たー!!」
酒樽が割れなんと、中から人が出てきたのである
「何とか助かったみたいだぞ!ウタ!」
「ほんと?良かったぁ」
「いやぁ、目が回って死ぬかと思った!」
4人がルフィのことを見つめる
「誰だお前ら?」
「「「てめぇがだれだ!!」」」
「第一どうなってんだ!?なんで酒樽から人が出てくるんだよ!」
「ねールフィ!出れないんだけどー!」
ウタが樽の中から声をかける
「「「もうひとりいるーっ!?!?!?」」」
「サボってんじゃないよっ!!」
金棒がルフィ達のいる小屋を破壊する
「うわぁぁぁぁぁ」
ルフィとウタがはいった樽が勢いよく転がっていく
「お前たち、この世で1番美しいものはなんだい?」
「もちろんレディー・アルビダ様でございます!」
「そのワタシに逆らおってのかい?」
「そ、そんな!とんでもない!」
「とぼけんじゃないよっ!船にまで聞こえる大きな声で「よく寝た」って言ったのはだれだい!!」
「そっそれは!」
「そうだ!お頭!侵入者だ!コビーが変なやつを連れてきたんだ!」
「なんだって?あのガキ……裏切りやがって、まさか噂の賞金稼ぎじゃないだろうね」
「この辺りで聞く賞金稼ぎと言えば……」
「馬鹿な!だってあいつは海軍に捕まったって!」
「本物なら逃げ出すくらいわけないさ。あの悪名高いロロノア・ゾロならね」
───森の中─────────
「大丈夫ですか?随分と吹き飛ばされましたね」
「あはははっ!ああ大丈夫だ!」
「私は大丈夫じゃない〜」
ウタは目が回っているようだ
「俺はルフィ!ここはどこだ?」
「私はウタ〜」
樽の中という少し不格好ながらも自己紹介するウタ
「ここは金棒のアルビダという海賊の休息地です。僕はその雑用のコビーって言います」
「へ〜そんなことは実はどうでもよくて」
「はぁ……?」
「ルフィ、私も起こして〜」
「自分で起きろよ!」
「で?この子誰?」
「コイツはコビーってんだ」
(へ〜…この子がエレジアで私と戦った子?ふ〜ん……)
「な、なんでしょう?顔になにか着いてますか?」
「ううん、なんでもない。」
「ところでさ小舟とかないか?俺達の大渦にのまれてなくなっちゃったからさ」
「う、渦巻き?!あれに飲まれたんですか?!」
「そうなんだよね…いやぁあれは大変だったね〜」
「ああ!死ぬかと思った!」
「普通は死んじゃうんですけどね。一応船ならありますよ」
「「ほんとう(か)?!」」
「なんだこれ?棺桶か?」
そこには木の板を釘で無理やりくっつけたような小舟があった
「一応船ですよ……僕が2年かけてコツコツ作ってきたんです」
「君は使わないの?」
「はい、いりません。この船はここから逃げ出したくて作った船なんです。結局僕にはそんな勇気がなくてここで一生雑用なんです……」
「ふーん、嫌なら逃げりゃいいじゃん」
「そそそ!そんなの出来ませんよ!見つかったら殺されちゃいます!」
「ふーん、俺お前みたいな根性なさそうなのは嫌いだな」
ルフィは悪気なく言ったようだがコビーには深く刺さったようだ。
「でもルフィさんの言う通りですよ。僕も樽で海を流れる勇気や根性があれば……ルフィさんやウタさんはそこまでして何をしたいんですか?」
「俺は、海賊王になりたいんだ!」
「私は世界一の歌姫に!」
「えぇ?!海賊王?!あの海の全てを手に入れたものの称号ですよっ?!つまりひとつなぎの大秘宝!ワンピースを、見つけるということなんですよ!」
「死んじゃいますよ!そんなことしたら!」
「良いんだよ」
「えぇ?!」
「私もルフィも半端な覚悟で夢を追ってるわけじゃない」
「俺は死んでもいいんだ。俺がなるって決めたからその為に死ぬんなら別にいい」
「ルフィ、今のちょっとかっこいい!」
「そうか?へへへ!」
ルフィは嬉しそうにニシシと笑った
「し、死んでもいい…僕にもやれるでしょうか」
「ん?」
「僕も!死ぬ気で頑張れば海軍に入れるでしょうか!ルフィさんとは敵になってしまうけど海軍に入ってアルビダみたいな悪い人たちを捕まえたいんです!僕の子供の頃からの夢なんです!」
「ん〜それはわかんないよ」
「そうだぞコビー、夢を叶えるかなんて自分じゃなきゃわかんねぇよ」
「やります…!やってやる!海軍に入ってアルビダみたいなやつらを捕まえてやるんだ!」
「誰を捕まえるって?」バキィ!
大きな金棒がルフィ達の足元の小舟に振り下ろされる
「ワタシから逃げられると思ってるのかい?」
「そいつらがコビーが雇ったっていう賞金稼ぎかい……ロロノア・ゾロではなさそうだね」
「「ぞろ?」」
「コビー!!この世で1番美しいものはなんだいっ?」
「それはもちろん……っ」
「ねぇコビーくん」
「誰だ(誰?)このイカついおばさん」
「「「な、なんてことをーっ!」」」
「ルフィさん!この人は世界で1番の!」
(俺がなるって決めたんだそれ為に死ぬならそれでいい)
「この人は世界で1番イカついおばさんです!」
「「あははははっ!」」
「このガキぃぃぃぃぃぃぃ!」
「うわぁぁぁぁぁ!」
(いいんだ!僕は夢のために戦った!後悔はない!)
「コビー!(コビーくん!)よく言った!」そう言うとルフィがコビーと前へウタはルフィの後ろへと回る
「ルフィさん!」
「ふん!そんなの関係なしに3人まとめて潰してやる!」
ガコンッ!
「効かないねぇ!ゴムだから!」
「馬鹿なっ!」
「どういうことですか?!」
「ルフィはねゴムゴムの実を食べたゴム人間なの。だから打撃は効かない」
「ゴムゴムの〜ピストルっ!!」
「「アルビダ様がぶっ飛ばさたー?」」
「あいつ腕が伸びたぞ!」
「コビーに小舟を一隻やれっ!こいつは海軍に入るんだ!黙って行かせてやれ」
「ルフィさん……!」
「優しいよね、海賊王になるって言ってるのに」
「そうですね…」
──────────────────
「あのゴムゴムの実を食べたなんて驚きました。でもルフィさん達は海賊王になるんですよね?」
「私は世界一の歌姫だけどね」
「そ、そうでしたね!てことは2人とも偉大なる航路に行くんですよね?」
「ああ(うん!)」
「でもあそこは海賊の墓場と呼ばれるところですよ?」
「ああ、だから強い仲間がいるんだ。あいつらが言ってたあの……海軍に捕まってるやつ」
「ロロノア・ゾロでしょ?」
「えぇ?!ロロノア・ゾロですか?!」
「ああ、良い奴だったら仲間にしようとしてるんだ」
「あれは猛獣ですよ?!」
「まぁルフィなら何とかなるよね」
「ウタさんもそんなに軽そうに!」
(ロロノア・ゾロ……どっかで聞いたような……)
───To Be Continued───────
というわけでコビーとの出会いでした!
いやぁ長い!もう大変で大変で……
評価や感想、お待ちしてます!
セリフの時に改行した方が良いかについてです。ぶっちゃけ自分的には見にくいんじゃないかと思っているのですが皆さんはどうでしょうか?
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このままでいい
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1行か2行開けた方が良い