歌姫に心からのアンコールを!   作:道草屋

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こんにちわ、道草屋です
今回はバギーの過去と戦いの決着をつけようと思います
それではどうぞ!


”決着!!”

「俺は今まで生きてきてアイツほど怒りを覚えたやつはいねぇ」

バギーはウタの手を払い距離をとった

「あいつはなこの俺から莫大な財宝を奪いとったんだ!お前らがどういう関係かは知らねぇがな、シャンクスの野郎をどう言おうが俺の勝手だ!」

 

 

『北極だ!』

『いや南極だ!』

『まだ言うかコラァ!』

『あー何度でも言ってやる、俺が正しいんだ!!』

『いい度胸だ!今日こそは決着つけてやる!』

『いいだろうやってみやがれ!』

『上等だコラ!』

ゴチン!

『いい加減にせんか!どうでもいいだろう北極と南極、どちらが寒いかなんて!そんなに気になるから実際に行って確かめりゃいい!』

『北北東から敵船!!』

 

────────

 

バギーは戦いのさなか敵から奪った宝の地図を見ていた

『この宝…海に沈められてんのか?へへへっこれで俺の人生は派手に決まった!』

『おいバギー!敵船から奪った財宝がよ!何見てんだ?』

シャンクスがバギーのいる屋根へと酒を持ちながらやってくる

『あ?!いや!俺は何も知らねぇぞ!』

『なぁに行ってんだ?』

『おいシャンクス……おめぇいずれこの船を降りるって言ってたよな?降りて何するんだ?』

『自分の船をもつんだ、信頼できる仲間を集めて世界を回ってみようと思うんだ。ゆっくりとな』

『相変わらず甘いな。俺はお前の戦闘の腕だけは買ってるんだ、その甘ささえなければ俺の部下にしたんだがな』

『お前の部下だと?ふざけんな』

シャンクスは笑いながら毒を吐いた

『考え方が違うんだから別々に生きればいいんだ。それが海賊だろ?』

『お前が海賊をかたるか?まぁそしたら会う時は殺し合いだな』

『ああ、それも海賊だ』

『へっ、わかんねぇ野郎だぜ。そういやさっき財宝がなんとかって言ってたよな?』

『ああ、敵船に悪魔の実があったんだ』

『悪魔の実?』

バギーは聞き慣れない単語に聞き返す

『ああ、あれには海の悪魔の力が宿ってると聞く。強大な力と引き換えに海に嫌われるらしい』

『あぁ?そんなもん食うのは馬鹿だけだぜ』

(泳げなくなったら海の底の宝を取れなくなっちまう)

『はっはっは!そうだな、あんなのでも売れば1億はするらしい』

『ふーん……え?!?!』

 

 

『海賊見習いバギー!悪魔の実を食わせていただきます!』

『いいね、若いってのは後先考えずに』

『アーン』モシャモシャ

『おーいバギー!身体に変化はあるか?』

『いや……なにも……』

『なんだ偽物か まぁ悪魔の実自体噂みたいなもんだしな』

 

 

『へっへっへ……まさかここまで上手くいくとはよ。昨日徹夜で偽物を作ったかいがあったぜ!』

『バレねぇうちに船を降りるか!悪魔の実を売って金さえ手に入れればすぐに海賊団を結成できる!』

『おいバギー!何ニヤニヤしてんだ?』

声が聞こえたので振り向くとにそこにシャンクスが立っていた

『なんだ……お前かよ驚かしやがって……』

悪魔の実を咄嗟に口に隠すバギー

『なんて顔してんだ そういやよさっき船長が……』

『?!』ゴクン

『あ……ふがっふが!』

『?』

『てめぇシャンクス!お前……おまえぇ!』

『おいなんだあの紙切れ』

船の外へと落ちていく紙を指さすシャンクス

『あぁー!!俺の地図!』ドボン!

『おいバギー!』

(なんだ……?!身体が動かねぇ!カナヅチになるってのは本当だったのか!)

『おいバギー何やってんだ?泳ぎは得意だろ?おいバギー!』

(助けてくれぇ……!)

『今助ける!バギー!!』

 

 

─────────

 

「ぐぬぅ……」

「へぇ〜シャンクスが助けてくれたのか〜」

「やっぱシャンクスってすごいよ!」

「俺が言いてぇのはそこじゃねぇ!」

2人の的はずれな発言に思わずツッコむバギー

「あいつのせいで俺の人生計画は10年も遅れをとることになった!そして俺は吹っ切れ決めた!海中がだめなら地上の全ての宝を俺のものにするとよぉ!」

「……」

「このバラバラの力でなぁ……だからこの俺の宝に手を出すやつはどんなやつだろうと生かしては置かん!」

上半身を切り離し宝を持っているナミへと襲いかかる

「俺の財宝を離さねぇか!!!」

「うわ見つかった!」

「そう何度も出し抜けると思うなよナミィ!切り刻んでやる!」

ゴーン

「うがっ……」

ウタが咄嗟に残った下半身の中心を蹴りあげたのである

「俺の……こっ股間……!」

「あんたの相手は私たちでしょ!」

 

 

──町民の避難所────────

 

「おかしい……こんなに長く町長が帰ってこないなんて」

「やっぱり何かあったのよ!いつもより大砲の音が多いし」

「俺が見に行こう」

「馬鹿者…あそこにいるのは卑劣な海賊、バギー一味だぞ?」

「だからですよ!町長1人守れず何が町民か!止めても無駄ですよ」

「はぁ……良いだろう好きにしろ」

 

────────────────

 

「おい、その宝置いて逃げろまた狙われるぞ」

「はぁ?!宝を置いてけ?!何言ってんの!これは私の宝よ!」

「てめぇの……宝だとぉ?!!!!」

「ええそうよ!私がこいつの船から奪ったんだからこの宝はもう私のモノよ!!!」

「あ〜!確かに!」

めちゃくちゃながらも少し納得するウタ

「たわけがァ!!!!俺の宝だ!!盗んだら全部自分のものになると思ってんのか!全く……どんな教育受けてきたんだ…」

「あら……悪党が悪党に説教する気?私はね、海賊に間違いを正されるほど落ちぶれてないわよ!」

「覚悟はいいかぁ〜?ナミ」

また宙に浮くバギー

「バ〜ラ〜バ〜ラ〜フェスティバル!!!!」

今までよりもさらに細かくなるパーツ

「あいつ!もっとバラバラになれんのか!ん?……なんだこれ」

「お宝返せ〜!」

ルフィは残っていた足を掴み

「こちょこちょこちょ」

「だぁははは!」

次にルフィは足を引っ張る

「ぐぃぃ!!!」

「あいつしぶといね〜」

その粘り強さにウタも感心する

「おいてめぇ!いい加減にしやがれ!」

「いい加減にするのは……あんたの方よ!!」

宝の入った袋をぶつけるナミ

「へへへへ…宝は返してもらうぞ」

「あっ!しまった!」

「死ねぇ!ナミィ!!」

「こ〜ら〜!あんたの相手は私たちでしょ!!!」ドガ!

ナイフをナミに刺そうとした瞬間、ウタの見事なジャンプキックが入る

「ぎぃやぁぁ!!」ドガガガガ!

地面へと吹っ飛んでいくバギー

「今の蹴りはゾロくんと町長さんの蹴りだと思いなさい!!」

「あ……ありがと助かったわ」

「ううん、平気だよ」

「あ!そういや海図!」

思い出したかのように声を上げるルフィ

「私の宝……あ!」

 

「まだ終わってねぇぞゴムゴム〜!そして小娘!!」

「集まれ!バラバラパーツ!!」ダーン!

しかしバギーの元へは手首と足首しか集まらなかった

「あ?あれ?」

「探してるのはこれ?」

「あー!俺のパーツたち!!」

そこにはロープでぐるぐる巻きにされたパーツをナミが持っていた

「あっははは!さすが泥棒!!ゴムゴムの〜!」

「まっ待て!」

「バズーカ!!!!」

「うぎゃぁぁぁぁああああ!」

どこかへと吹き飛んでしまったバギー

「わはははは!勝った!」

「やったねルフィ!」

麦わら帽の所へと歩いていくルフィ

「……」

「ボロボロになっちゃったね……シャンクスの帽子」

「まぁいいさ、まだ被れる」

「……後で私が直してあげるわ」ボソッ

「ん?何か言った?」

「ううん!なんでもない!それより2つに分けたからさ!お宝片方持ってよ!」

「うわおっも!結構あるんだね!」

「ええ、さすがお宝にこだわるだけあって質がいいの!これなら1000万ベリーはくだらないわ!」

「そう、良かったね!」

「……はいこれ偉大なる航路の海図」

ルフィに渡すナミ

「え、くれんのか!?」

「助けてもらったしね」

「やったー!偉大なる航路の海図だー!!」

「やったねルフィ!これで偉大なる航路に行ける!」

「てことは仲間になるんだろ?ナミ!」

「海賊にはならないって言ったでしょ?まぁいいわアンダラといると儲かりそうだし」

 

「ゾロくん!起きてー!ゾーロくん!」

「あっああ?片はついたのか?」

「ああ!海図も手に入れたし航海士も見っけた!」

「あァ?」

「……」ゴクリ

「だめだ!血が足りねぇ歩けそうにない……」

「あったりまえよ!それで歩けたら人とは思わないわ!」

「それって俺も入ってんのか?」

「ルフィ……ルフィが一番怪しいんじゃない?」

「そうだ町長さん!」

 

「おいあんたら!よそ者か?ここで何があったか教えてくれ!」

「おい町長が倒れてるぞ!」

「ん?それは俺がやった」

「「「なにぃ?」」」

「あっ!ちょっと!なにもそんな」

「許さーん!まてぇ!」

「にっげろー!」

町民達は必死にルフィ達を追いかける

「はははっ!きっとあいつら何言っても怒るぞ!」

路地裏へと逃げ込む

「あ!ワンちゃん!」

「犬!!!」

「ワン!ワンワン!!」

「おいシュシュ!吠える相手が違うだろ?そこを通せ!」

「ありがと!犬!」

 

 

「おい大丈夫か?町長!」

「くっそ……なんて酷いことを許せねぇ!」

「ん……?おいあいつらは!小童どもはどうした!?」

「え?港に……」

「まっておれ!小童共!」

 

─町の港──────

 

「これお前の船か?いいなー!」

「私はそう思わないけど?馬鹿な海賊から奪ったのよ」

「馬鹿とは言ってくれるな嬢ちゃん」

船の中から3人組が出てくる

「あ!この人達!」

「げ!!ウタの姉御!」

「知り合いか?」

「ここに案内してくれた人達」

「「「ひ、ひぇ〜!」」」

 

「おーい!小童共ー!」

「あー町長さん!」

「恩に着るぞ〜!」

「あははっそんなのいいのに!」

 

「ええ?!宝袋を1つ置いてきたー?!!」

「ああ!町を直すのに金がいるだろ?」

「だからってね!あれには500万ベリーがあったのよ!?このぉ!」

「ブグブグブグ!俺は泳げねぇんだ!」

「だからやってんのよ!」

「あはははは!」

 

幸か不幸か私たちの旅に航海士が1人加わったってことかな!

 

 

──To Be Continued────────




ということでバギー編終了!最後だからって詰めすぎちゃった
じゃあ次回ウソップの話ですね!今日中にはあげるのでよろしくお願いします!
評価や感想待ってます!

セリフの時に改行した方が良いかについてです。ぶっちゃけ自分的には見にくいんじゃないかと思っているのですが皆さんはどうでしょうか?

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