歌姫に心からのアンコールを!   作:道草屋

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クラハドールって実質”剃”使ってるよね制御出来ないけど
という訳でキャプテン・クロとジャンゴの話です!どうぞ


"一番危険で変な男 ジャンゴ"

「君たち!困るよ勝手に屋敷に入られちゃ!」

メガネで執事服の男が言う

「だれ?この人」

「クラハドール……」

クラハドールという男はメガネをクイッと独特の上げ方をする

「お嬢様言ったはずです変な奴らとは関わらないようにと」

「そんな…この人たちは別に悪い人達じゃないの」

「…また君かねウソップくん」

「ギクッ」

木の裏へと隠れていたウソップが声を上げる

「ウソップくん!君には何度も言っているはずだこの屋敷に勝手に入るなと!」

「へっ!海の戦士であるこのウソップ様が他人の指図で動くと思うか!」

「海の戦士ね…君の父親の話は聞いてるよ」

「なに?!」

「クラハドール、やめなさい!」

「君は所詮薄汚い海賊の息子だ!何をしても驚かない…」

その発言にウタがすこしムスッとしたような顔でクラハドールを見る

「うちのお嬢様に近づくのはやめてくれないか!」

「う、薄汚いだと?」

「君とお嬢様では住む世界が違うんだ、目的はなんだ?金か?」

「やめなさいクラハドール!ウソップさんに謝って!」

カヤが窓から身を乗り出し叫ぶ

「何を言うのですお嬢様、私は事実を述べているだけなんですよ」

「君には同情するよ。恨んでいるだろう家族よりも財宝が大事な大バカ親父を!」

「クラハドール!!」

ウソップがワイヤーを引っ掛け木から降りる

「てめぇ!それ以上親父をバカにするんじゃねぇ!」

「何を無理に熱くなっているんだこういう時こそ得意のウソをつけばいいのに…本当は旅の商人だとか実は血が繋がってないとか……」バキィ!

「うるせぇ!」

ウソップがクラハドールに手を挙げる

「ほら見ろ…すぐ暴力だ親が親なら子も子という訳だ!」

「黙れ!おれは親父が海賊であることを誇りに思ってる!お前の言う通りおれはホラ吹きだがな、おれが海賊の血を引いてるその誇りだけは偽る訳には行かねぇんだ!」

「キャプテン……」

「フン…海賊が”勇敢な海の戦士”か、随分とねじ曲がった言い方があるんだね」

スっと立ち上がるとクラハドールは続けた

「だが否めない野蛮な血の証拠が君だ!好き勝手ホラを吹き血が上れば暴力をふるう」

「挙句の果てには財産目当てにお嬢様に近づく!」

「なんだと!おれはっ…」

「何か企みがあろうと!君の父親が海賊であるということで十分だ!!」

「てめぇまだ言うか!」

ウソップがクラハドールの胸ぐらを掴み殴ろうとする

「やめて!ウソップさん!これ以上暴力は!」

カヤの呼び声に動きが止まるウソップ

「悪い人じゃないの…ただ私のためを思って過剰になってるだけなの……」

ウソップの手を払いクラハドールは言う

「出ていきたまえ、二度とこの屋敷に近づくな!!!」

「言われなくても出てってやる!もう二度とここには来ねぇ」

肩を少し落としながらウソップは屋敷を出ていった

「ウソップさん……」

 

──屋敷内 カヤの部屋────

 

「お食事をお持ちしましたお嬢様」

「食べたくないわ……」

「そんなことを言ってはシェフが可哀想ですよ」

「クラハドールに黙ってウソップさんと話してたのは悪いと思うけど何もあそこまで……」

「お嬢様、私は数年前あなたのお父上様に拾ってもらった身。お嬢様に何かあってはお父上様に顔を向けられない」

「ても……」

「ウソップくんが悪い少年では無いのはわかっています」

「なら…!」

「ですがいい人かどうかは別問題です!」

「んもう!クラハドールのわからず屋!」

「わからず屋で結構!フッ…」

クラハドールのカヤを見つめる目は優しく微笑んでいた

 

─────────────

 

「あ!みーっけ!」

「よぉ!ここにいたのか!」

「うわっ!ってお前らか……」

ルフィとウタが海を見つめていたウソップに声をかける

「にしてもあの執事さん…なんだか憎めない人だよね。ウソップくんに対しては酷いこと言ってたけどカヤさんの事を大事にしてる思いは伝わってたから」

「でも親父をバカにしたことは許せねぇ!」

「それはそうだね!私もシャンクスをバカにされたら殴っちゃうもん」

「だよな……ってシャンクスー?!お前シャンクスが父親なのか?!」

「あれ?言ってなかったっけ?ルフィ、私言ってないっけ?」

ルフィに聞くウタ

「ああ?わかんねぇや」

「言ってねぇよ!」

大声でツッコむウソップ

「しっ!海岸に誰か来てる」

「え?」

 

──海岸下──────────

 

「いやぁ驚いたぜ…まさかあんたが海賊を辞めるなんて言い出すからよ。”キャプテン・クロ”」

「やめろ、その呼び名は3年前に捨てたところでジャンゴ…お前の方はどうなってる」

ジャンゴと呼ばれるその男、奇抜な帽子とサングラスをしており特徴的な歩き方で見るからに怪しい男であった

 

崖上からその様子を見ていたウタ達

「キャプテン・クロ?」

「聞いたことねぇな」

ルフィとウタは分からない様子だがウソップはその海賊の名を知っているようだ

「キャプテン・クロといや3年前海軍に銃殺されたっていうやつか?!?!」

「銃殺されたんでしょ?じゃああそこにいるのは?」

「どういうことだーっ?!!」

 

海岸下の会話を一通り聞いたウソップ達……

「やべぇよ…この村が危ない」

「どうしよう……なにか方法ないかな?」

「おい!執事ー!!」

2人が相談していると突然ルフィが大声を上げた

「あ?誰だあいつ」

「ルフィ!」

「おいやめろルフィ!」

「この声は…ウソップくんだな!」

「げぇーっ?!俺までバレた!」

「仕方ねぇなバレたからにはやるしかない」

「ジャンゴ…手短に済ませろ」

「まかせな……この輪っかを見ろ!お前はどんどん眠くなるワン・ツージャンゴ!!」

「ルフィ?」

「ぐがー……」ヒュードゴ!

ルフィは催眠術によって眠らされ崖下へと落ちていってしまった

「うわルフィ!あの変な人催眠術が使えるの?!」

ルフィの様子を見るウタ。崖下には頭をめり込ませながら寝ているルフィの姿があった

「おいやべぇぞ!村のやつらに知らせないと!」

「そうだね、ルフィは多分あんなのじゃ死なないと思うし村の人たちの所へ行こう!ゾロくん達にあの男のことも知らせなきゃ!」

 

ウソップとウタは急いで村の方へと走っていった

 

 

──To Be Continued──────────




めちゃくちゃ遅くなった……明日は映画に行きますので更新遅れます!

セリフの時に改行した方が良いかについてです。ぶっちゃけ自分的には見にくいんじゃないかと思っているのですが皆さんはどうでしょうか?

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