歌姫に心からのアンコールを!   作:道草屋

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ということでクラハドールの本性が見える回です!
クラハドールのメガネの直し方かっこいいよね...真似したくなる。


”激突!クロネコ海賊団 坂道の大攻防”

「いいか!奴らは夜明けと共にこの海岸から攻めてくる」

「だとしたらここさえ守ればいいってこと?」

「その通りここは崖に囲まれてるからここさえ死守出来れば村が襲われることは無い」

ウソップがこの村へ入口の地形について説明する

「なるほど簡単だな」

「口で言うのはな、後は戦力しだいだ!お前ら何が出来る?」

「斬る」

「伸びる」

「歌う」

「盗む」

それぞれ得意なことを述べる

「おれは隠れる」

「「「おめぇは戦え!!」」」

「冗談だよ...おっかねぇな」

「でも頼りになるでしょ?」

ウタがニコリと笑う

「ああ、頼もしいぜ」

 

 

──カヤの屋敷─────────

 

「あ、クラハドールさんおかえりなさい」

「お嬢様は?」

「もうお休みになられています。だいぶお疲れのようで」

もう1人の執事が今日起こったことを話す

「私が隣町に行っている間にそんなことが...ウソップくんには困ったものだ」

「ええ、よりにもよってあなたが海賊だと言い出すんですから」

「フッフッフッフ...そうですねぇ。ん?これは」

クラハドールはテーブルに置いてある小さな箱を手に取る

「ああ、それはお嬢様からのプレゼントだそうです。あなたがここに務めて3年目だそうですので記念日というやつです」

「なるほどな...たしかに明日は記念日だ」バキィ!

クラハドールはプレゼントを踏み潰すと刃の着いた手袋を付けた

「あ、あんた何を!」

「3年間は実に長かったよ!でもそれも今日でここまでだ!」

「お嬢様逃げて!」 ズバッ

クラハドールは執事を斬り伏せると静かに屋敷を去っていった

 

 

その頃ウタ達はウソップの提案により坂道に油を敷いていた

 

「よし、これであいつらは滑ってこの坂道は登って来れない」

「へぇ〜!お前よくこんなちょこざいなことするよな」

「伊達にイタズラしてきたわけじゃねぇからな」

「油ねぇ...私達まで滑り落ちなきゃいいけれど」

ナミが不安そうにつぶやく

「バカか?そんなことするのは余程の阿呆だけだ」

「え〜?案外ゾロくんとかなってそうだけどね」

「なるか!」

ウタ達はその場で敵を警戒していたが...明朝になっても海賊共が現れることは無かった

「どういうことだ?やつら寝坊でもしてんのか?」

「でも海賊船のひとつも見当たらないよ?」

崖上で海の様子を見ていたウタが皆に伝える

「ん?」

「どうした?」

「いや...さっきからおーって聞こえてくるの」

「え!?やっぱり?私も聞こえてたんだけど気の所為かと」

「は!まさか...北にもこことおんなじ海岸があるんだ!」

ウソップが言うにはここから北に進むとこことほぼ同じ地形があるらしい

「なにぃ?!じゃあ海岸間違えたのか?」

「だってあいつらこっちの海岸で密会をしてたからてっきり...」

「そんなこと言ってる場合じゃねぇぞ」

「そうだよ!早く村の方へ行かないと!」

「あーっ!北の海岸?!それって私たちの船もあるじゃない!お宝盗られちゃう!」

「よし!20秒で行くぞ!!」ダダダッ

「うん!」タッ!

「ちくしょー!せっかくの油作戦が台無しだ!」ダダッ!

ウタ達は猛スピードで坂道を登って言った

「おい何してる早く行くぞ」

「ええ...きゃっ!」ガシッ!

「は?うわぁ!」ドサ!

ナミが油に足を取られゾロの刀を思わず掴んだ

「おいバカ離せ!」

「そんな事言わないでよ!あ!占めたありがとゾロ!」

ゾロを足場にしてナミは坂道登ることに成功する

「おい!」

「ごめーん!自分で登ってきて!」

ヌルヌルと下へと滑っていくゾロ

「あの女...許さねぇ」

 

 

──北の坂道────────

 

「おい野郎ども!さっさと行くぞ!」

「「「はい!ジャンゴさん!」」」

ジャンゴは仲間を連れて北の海岸へと集まっていた

「時間より少々遅れてるか?まぁいい。さっさと村を襲ってこい!」

「待てーっ!!!」

坂道の上から声が聞こえる

「お前ら!この村を襲うのはやめろ襲うと言うならば俺の部下8000万が相手になるぞ!!」

「なにーっ?!そんなのに勝てねぇぞ!」

「ジャンゴ船長、あれは嘘ですよ」

「嘘なのか!?」

「信じやすい人だな...」

「げ...バレた」

「あいつも騙せると思ってたらしい」

ジャンゴは舌打ちをしながら帽子を直すと

「この俺を騙そうなんてよ...命知らずにも程があるぞ」

スチャリと輪っかを取り出すジャンゴ

「くっ...なんだ...?何をする気だ?」

「ウソップくん!見ちゃダメ!」パッ

ウタがウソップの目を塞ぐ

「あの輪っかを使って催眠術を使うの!」

「なにぃ?ありがとよ助かったぜ」

「はぁ...はぁ...見つけた」

ナミもウタ達に合流した

「ルフィは?先に行ったんじゃないの?」

「怖気付いたか迷ったか...」

「多分迷ってるよ、ルフィ方向わかんないもん」

「嘘...一番の戦力なのに」

「今更言っても仕方ねぇ俺たちで何とかするぞ」

「「うん!(ええ!)」」

「お前ら...何やってんだ?さっさと行っちまうぞ!あんなガキ共に手こずってたら俺たち全員殺されちまうぞ!」

「「「おーっ!」」」

海賊たちがものすごい勢いで坂道を登る

「くっ...!くらえ!マキビシ!」

「マキビシなんてもってたの?」

「油の作戦の時にこれも使えないかって持ってたんだ」

「ぐぁぁ!いてえ!」

「ちくしょう...ガキ共が!気にせず進め!」

「全然効いてないじゃない!」

「そもそも油と一緒に使うもんだ!単体じゃあ役に立たねぇ!」

「邪魔だって言ってんだろうが!」ドガ!

海賊が持つハンマーがウソップの側頭部を打つ

「ぐぁぁ...」

「ウソップくん!」

「俺たちの邪魔するからそうなるのさ、さぁてめぇらもどけ!」

「ダメだ...」ガシッ!

海賊の足を必死に掴むウソップ

「村には行かせない...!」

「どけ!邪魔なんだよ!」

「お前ら行くぞ!」ダダダッ

(だめだ...村に行かせたら...俺はあの村が大好きなんだ!俺は...!!)

ドガガガガ!

「「「ぐぁぁぁ!!」」」

「あん?なんだあいつらは」

煙の中から刀を持った緑髪の男と麦わら帽を被った男が立っていた

「なんだぁ?今の手応えがないやつは」

「さぁな...でもあんなんじゃあ俺の気は貼れねぇ!」

「おいナミ!てめぇよくも油に俺を落としてくれたな!」

「ウタも!ウソップも!北ってどこか教えてけ!!!」

「ごめーんルフィ!伝える前にどっか行っちゃうんだもん!」

「なんだぁ?あいつらは」

ジャンゴは帽子を直しながらルフィ達を見つめていた

 

 

──カヤの屋敷玄関──────────

 

「おせぇぞ...あいつら...」

時間を確認するクラハドール

「あれほど時間は守れと言ってたのによ...そんなのもわかんねぇなら全員皆殺しだ!!!」

クラハドールは長めのバックをもち玄関を離れ北の海岸へと向かった。

その光景をたまねぎが見ているとクラハドールは気づいていない

 

──To Be Continued─────────




今回のシロップ村の話でウタは覚醒させるつもりです!その時までの投票数で能力を決めていきますのでよろしくお願いします!
評価や感想お待ちしてます

セリフの時に改行した方が良いかについてです。ぶっちゃけ自分的には見にくいんじゃないかと思っているのですが皆さんはどうでしょうか?

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