最後の投稿からかなり時間が経ってしまって申し訳ないです
誤字報告助かります!
これからも時折更新していく予定なので見ていただけると幸いです
──晴れ渡る空────────
「愚かな海賊どもめ...このゴーイングメリー号がウソップ船長様率いる無敵艦隊と知っての攻撃かー!」
ウソップが木剣を振り回す
「ふぁ〜あ」
「ゾロくん眠そうだね」
「ん?...あぁ...」
「おい、お前たちなぁ...」
ウソップが呆れたように声を漏らす
「できた!」
「うわぁ?!」
ルフィが大声で叫んだことによってウソップが驚く
「ニーッ!みろ!海賊旗だ!ウソップが加わってオレ達も海賊らしくなってきたからな。ちゃんとオレたちのマークがなくちゃ」
ルフィは自信満々に少し崩れた麦わら帽をかぶった骸骨が書かれた旗を掲げる
「え...それが俺達のマークか?」
「ニシシ!いいだろ!」
「可愛くなーい」
ウタが不満そうに頬を膨らます
「海賊旗は死の象徴、恐怖の象徴なんだぜ?可愛さは要らないだろ」
ゾロが海賊旗の意味をウタに伝える
「ん〜」
「まぁでも恐怖は感じるわ、ルフィの才能にね」
「ふっふっふ!俺の出番が来たなーっ!」
文字通り鼻高々に宣言するウソップ
「「「?」」」
「俺は村の中では1番の絵描きだったんだぜ!さぁ芸術作品をご覧あれ!」
ウソップは見事なまでな海賊旗を完成させるただしそれは鼻の高いターバンをした骸骨の旗
「「誰がお前の旗を描けと言った」」ポカン
「あはは!ウソップくん面白〜い!」
新たに旗を描き直しこんどは麦わら帽をかぶった海賊旗だ
「ま、こんな感じだろ」
バチパチと拍手が聞こえる
「すごいなこりゃ」
「隠れた才能ってやつ?」
「絵、上手だね」
「へへへ...まぁこれくらい大したこたぁねぇよ!」
みんながウソップの描いた旗に感心していると
「なぁ、本当にこっちでいいのか?なんかやべぇのが来てるぞ?」
空が急に黒くなり雷雨が降ってくる
「うわぁやべぇ!」
「これはもしかして...噂の島かしら?」
「噂...?」
「ええ、なんでもあそこには変な噂が沢山あるのよ...」
「へぇ〜面白そうだな!!」
「げっ?!ルフィ...まさか」
「そのまさかよ!」
「行くぞー!変な島ー!」
──不気味な島──────────
「うひゃ〜...不気味な島だなぁ」
「見て見てゾロくん!変な草!」
口のような形をする植物を指さすウタ
「おい...そいつあぶねぇんじゃねぇのか?」
「なぁナミ、さっき噂の島って言ってたろ?どんな噂なんだ?」
「ん?あぁ、とある海賊がね?この島で寝ていると突然一味全員が動物の頭みたいになってたり...髭が蛇のように伸びて首を絞めたり...」
ナミはこの島に関する噂をルフィ達に説明した
「「スピースピー」」
ルフィとゾロは話を聞いているうちに眠ってしまっていた
「ねぇナミちゃん、ルフィ達寝てるよ?」
ガクーン!
「もう!そっちが先に教えてくれって言ったのに!」
ガサガサ
「うぎゃ〜!」
「「?!」」
急にウソップが叫んだことでウタ達が振り返る
「ちょっと!脅かさないでよ!」
「びっくりしちゃった〜どうしたの?ウソップくん」
「え?い、いや急に踊りたくなって...」ペロ
ウソップの指に舐められたような感覚が走る
「あぁ?や、やめろよルフィ...」
「ルフィならここだよ?」
「へ?」
そこには鶏と狐が混ざったような生物が居た
ナミの後ろにはパンダとコウモリが合わさったような...
「「ぎゃー!」」
「ル、ルフィ!起きてよ!」
「んぁ?」
「出てゆけこの森から出てゆけ」
どこからともなく声が聞こえてくる
「だ、誰?!」
「どこから聞こえてくるの?」
「わしはこの森の守り神貴様らは海賊か?」
「そうだ」
「やはり海賊かいいか貴様ら直ぐにこの森から立ち去るがいい。さもなくば神の天罰が下るだろう」
「ルフィ!いつの間にか囲まれてるよ!」
ルフィ達の周りを様々な動物が混ざり合った動物が囲んでいた
「な、なんだぁ?!コイツら!」
「変なのがいっぱいいるなぁ」
ルフィ達は動物を観察する
「立ち去らぬと言うなら!」
ルフィの頭に岩が降ってくる
ゴチン!
「いってぇ!やったな神様!」
「な、なんで平気なんだ?!」
「ん!そこか!」
「うわっ!」バキュン
ピストルが火を噴く
「うわっ!」ビョーン
「神様?ルフィにピストルは効かないわよ?」
「ば、化け物〜!」
ガサガサと茂みをかけていく神様?
「ん?どこいった?」
ガサ
「そこか!」
そこにはマリモのようなものが入った宝箱があった
「これが神様?」
ルフィ達がまじまじと見ていると宝箱から足が生え木にぶつかった
「ぐわっ?!」
陽も出始め神様の正体が顕になる
それは宝箱に入った男だった、マリモのように見えたのは髪の毛だったのだ
「なーにが神様だ」
「な、何見てんだ!起こせ!」
「「よっこいしょ」」
「今だ!」
逃げようとする男しかしルフィの腕が伸び元の位置に戻る
「な、なんじゃこりゃあ!?」
「オレはゴムゴムの身を食ったゴム人間だ!」
男は観念しいつからこうなのかを話し始めた
「この箱には20年前くらいに入っちまったんだ、だから人と話すのも20年振り。20年も経ったせいで髭も眉毛もこんなんになっちまった...」
「切ないね...」
ウタは男の気持ちが多少なりともわかったのだ
エレジアでゴードンと2人っきりで暮らして寂しさを紛らわすために配信をやり始めたのだ。しかしこの男は誰もいないずっと孤独だったのだ 。ウタが感傷に浸っていると
「ふぁ〜あ」
間の抜けた声が響いた
「よく寝た」
「あんたこの騒ぎだってのによく寝てられるわね」
「おはよ、ゾロくん」
ゾロはウソップが注いだ飲み物を手に取り座る
「うわっ!なんだコイツ」
「早く気づけ」
そう、ゾロは男の存在に気づかなかったのだ
「宝箱に詰まった人間だ!」
ルフィが軽く紹介する
「お前...箱入り息子なのか?」
「あぁ...小さい頃から大切なお坊ちゃんで...なわけあるか!こんなギャグをさせるな!」
「ゾロ!手伝ってくれ」
ルフィとゾロが男の頭を思いっきり引っ張る
「グガガガ...やめてくれ...首がもげる...」
「ヒー...ほんとに抜けねぇな」
「無茶するんじゃない!長年の運動不足も相まってこの箱は俺の身体にミラクルフィットして抜け出そうとするとこっちの身体がイカれちまう!」
「妙にうるせぇやつだな」
ゾロが毒を吐く
「にしてもお前たちは今まで見てきた海賊たちとは何から何までちがう...なんなんだお前たちは...」
「オレはルフィ!海賊王になる男だ!」
「な、何っ?!」
「オレは海賊王になってワンピースを手に入れる!」
「ってことはお前まさかあのグランドラインに入るつもりか?!」
「あぁ!グランドラインの海図も持ってる!」
「甘く見るんじゃねぇ!俺はグランドラインから逃げ帰ってきた海賊を見たことあるがまるで死人みてぇだった...あそこは墓場か地獄だ!それにワンピースも噂が噂を呼んで何が真実かどうかもわからねぇ」
男は諭すようにルフィ達に語る
「大海賊時代が始まって20年余、すでにワンピースは伝説の彼方...夢のまた夢ってことさ」
ルフィが海図を広げていると男が覗き込んでくる
「で、どれがグランドラインなんだ?」
「わかんねぇ、タワシのおっさんは知らねぇか?」
「さぁな?海図の読み方はさっぱりだ」
「なら俺と同じだな、にしし!」
「海賊の会話じゃないわね」
ナミが呆れた様子で2人を見る
「私も読めなーい!」
ウタも声を上げる
「はぁ...ともかくねもしグランドラインに入っても稼ぐだけ稼いで逃げ帰るのが利口なのよ」
「ワンピースは見つかる、オレ運がいいんだ」
「どこからその自信が出てくるのか...」
「オレは必ず手に入れてみせるさ」
「呆れた」
ナミはやれやれと首を振る
「似てる...」
男が呟く
「ん?」
「お前は俺と同じ...顔も双子のようにそっくりだ」
「どこがそっくりなのよ」
「分かるんだよ、いつかこの手に夢を掴むんだ!俺たちはそう思ってた」
「俺たち?」
「宝探しのためなら命を掛けても惜しくねぇ!その情熱が俺の人生を変えちまったのさ、20年前海賊だった俺はこの島に上陸した」
──20年前──────────
海賊団全員でひと月もの間この島に眠るとされる宝を探したがあったのは空箱ひとつのみ
『野郎ども引き上げるぞ』
『『『おう!』』』
『どうした?ガイモン』
『い、いや...』
(あの上は探したんだろうか...下には船長たちはひと月ずっといたけど...もう一度だけ確かめよう)
ガイモンは岩山をのぼり頂上に手がかかった
その瞬間ガイモンは己の目を疑った
あったのだ!岩山の上に沢山の宝箱が!
『おーい!みんな!宝箱がっ...!』ガラッ
仲間をを呼ぼうと来た瞬間ガイモンは岩山から落ち空箱の中にはまってしまったのだ
───────────────
「それからの歳月俺の脳裏からあの時たった一瞬見た財宝が離れることは無かっただから俺はこいつらを使い海賊を追い払ってきた...あの財宝は俺のものだ!」
「うん、間違いないそれはおっさんのだ」
「ガイモンさん分かったわその宝箱あなたの代わりに取ってきてあげるわ」
「え」
「おまえ海賊専門の泥棒だよな?」
「あんた失礼ね!私だって場をわきまえてるわ」
「そうだよ?ルフィ、ナミちゃんはそんな事しないよ」
「あ、あぁ...」
ルフィたちは岩山の近くまで来る
「ここに来るのもいつぶりだろうか...今日は本当にいい日だ」
「ルフィ!私も連れてって!」
「いいぞ!ゴムゴムの〜ロケット!」
頂上まで飛んで行ったルフィとウタ
「どうだ!あったか?」
「なにやってんだ?あいつら」
───頂上────────
「ねぇ...ルフィこれって...」
「あぁ...間違いねぇ...」
「でもこんな...報われないよ...」
「でもなウタ...こういうことはよくあることさ...海賊の世界じゃな」
「ルフィ...」
「こうなったらやることはひとつだ」
─────────────
「うう...あったぞ宝箱5個」
「おお!ついに手に入れた、宝だ!宝だ!よし、ここに落としてくれ」
「イヤだ」
「なに?!」
「イヤだ、渡したくねぇ!」
「何言ってんだルフィ!その他からはガイモンさんのものなんだろ?!」
「...ん?」
「あんたいい加減にしなさいよ!」
「もういい...もういいんだ...」
「だめよ!ガイモンさん!」
「そうだぜ!あの宝はあんたが20年間ずっと守ってきたものなんだろ?!」
「麦わらぁお前は...良い奴だなぁ」
「どういうこと...?」
「薄々考えてたんだ...なるべく考えないようにしてたんだが...」
ドサリとルフィが座る
「ないんだろう...中身が...!」
「うん...ガイモンさん5つとも空っぽ」
ウタが言う
「はなは...宝の地図があるものにはよくあることさ...行ってみると宝はもう盗まれたあと...どれだけ手を伸ばしても宝に届かねぇ海賊は沢山いる...これが宝を手に入れるための試練なのさ」
「あっははははは!まぁクヨクヨすんなよおっさん!20年で済んで良かったじゃねぇか!30年遅かったら死んでたかもしんねぇぞ!」
ルフィは高らかに笑う
「ルフィ」
「あいつ...」
「これだけ馬鹿みちまったんだ!あとはワンピースしかねぇだろ!オレたちともう1回海賊やろうぜ!」
「歓迎するよ!」
「お前たち...俺を誘ってくれるのか...うぅ...俺のこの姿を見て俺と話そうとするやつなんていなかったのに...人を信じたのは何年ぶりだろう...」
「ありがとうよ」
「ほんとにこの島に残るのか?おっさん」
「あぁ麦わら宝がなくなっても俺には守りたいものが増えた」
「守りたいもの?」
「あぁ、こいつらさ」
様々な動物がガイモンに寄り添う
「こいつらとは20年間辛いことも嬉しいことも分け合った。離れる訳には行かねぇさ」
動物たちがガイモンをペロペロと舐める
「宝がないと分かって俺は初めて自由になれた気がするよ!実は俺箱入りがちょっぴり気に入ってるし」
「そっか、残念だなおっさんおもしれぇのに」
「珍獣が本当の仲間か」
「おっさんが1番の珍獣だけどな」
「なんだと?!」
「「「「「あっははは!」」」」」
ひとしきり笑い終わったあとルフィ達は船に乗る
「さようならー!」
「ああ!元気でな!夢に向かって頑張ってくれよ!俺の代わりに、お前らならワンピースを手に入れられる!そして世界を買っちまえーっ!」
帰りの船のなかウタはルフィに言う
「ほんと...ルフィって優しいよね」
「そうか?」
「そうだよ、ガイモンさんの時も...昔も...それにあの時も...」
ウタはやり直し前の記憶を思い出す
シャンクスとルフィに救われたあの時を...
「ルフィ...」
「なんだ?」
「ありがと!」
「なにがだ?」
「日頃の感謝!」
──To Be Continued────────────
やっぱ書き置きなしだどきついですね。
ほかの投稿者さんは結構書き置きをやっているらしいんですけど...自分はどうも面倒くさがりで...まだまだ続くのでお楽しみに!
セリフの時に改行した方が良いかについてです。ぶっちゃけ自分的には見にくいんじゃないかと思っているのですが皆さんはどうでしょうか?
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このままでいい
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1行か2行開けた方が良い