【本編完結】お菓子作りが得意なトレーナーと、無慈悲するマヤノトップガン   作:出遅れ系トレーナー

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健全です


ねんがんのタルトをてにいれたマヤノトップガン

「ふふ、トレーナーちゃん。こんなにおっきくしちゃって…」

「まあマヤノが頑張ったからね、これぐらい大きくしなきゃ割に合わないでしょう」

「これ、マヤに入るかなあ」

「大丈夫。マヤノならいけるさ」

「わかった。うん…マヤ頑張るから」

「じゃあ行くぞ…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「こら~~~!!!トレーナーさん!!!いくら仲がいいからって担当ウマ娘との不純異性交遊は禁止で…あら?」

 

 

ちょっと大きく切りすぎたタルトをマヤノにあ~んして食べさせようとしていたら、何やら慌てたたづなさんがノックもなしに私室に駆けこんできた。そんなに慌ててどうしたんだろう。

 

 

「どうしたんですか、たづなさん。そんなに慌てて?」

「え?あれ?わ、私ったらとんだ勘違いを…し、失礼しましたっ!」

 

 

バタン!と入口の扉を閉め、そのままたづなさんは帰っていた。いやホント何しに来たんだろう。

 

 

「トレーナーちゃん、タルトまだ~~~?」

「あ、ごめんマヤノ。はい、あ~ん」

「あ~ん…ん~~~~~~~おいひい!」

 

 

突然のたづなさん襲来のせいで、マヤノが待ちぼうけを食らってほっぺたを膨らまし始めたので、タルトを口に入れてあげる。途端に笑顔になるマヤノ。うーんかわいい。この笑顔が見たかったんだよ。

 

 

「そういえば」

「ん~?どしたのトレーナーちゃん」

「今年の有馬記念の投票でマヤノが1位だとか。それとジャパンカップへの出走はどうするんだとか言われてるけど、マヤノはどうしたいの?」

 

 

あのシンボリルドルフと同じように無敗で3冠ウマ娘になったマヤノには、ルドルフと同じようにジャパンカップの出走依頼が来ているのだ。日本総大将として海外のウマ娘に負けない強いウマ娘が欲しいらしい。

 

 

「私としてはマヤノが出たいなら反対しないし、出たくないならたづなさんを通してうまい具合に断っておくけど」

「有馬記念は出るよ。せっかく投票してもらったみたいだし、トレーナーちゃんにマヤのかっこいいとこ見せたいからね。でもジャパンカップか~。そっちは別に出なくてもいいんだよな~。来年は出る予定だけど、今年はどうしようかな」

「有馬記念は出るんだね。ジャパンカップに関しても、さっき言ったけどどっちでもいいよ。確か出走する有名なウマ娘はナリタブライアンだとかヒシアマゾンだとか聞いてる…ってマヤノ?」

「トレーナーちゃん、今年のジャパンカップにはナリタブライアンさんが出るんだね?」

「そ、そうらしいけど」

「ふむ…」

 

 

ナリタブライアンの名前を聞いたマヤノが食い気味に聞いてきた。どうした急に。

 

 

「ならやっぱりマヤも出る。あっちは覚えてないだろうけど、負け越してるのは何となく嫌だし」

「え?負け越すも何も、マヤノはナリタブライアンとまだレースしたことなかったんじゃない?あっちはデビューしたの去年だし、マヤノはホープフルとクラシック3冠しかまだ出走してないよね」

「えっ、あっ…今のなし!忘れて!とにかくトレーナーちゃん!マヤはジャパンカップに出ることに決めたから!だからいつも通りあま~いお菓子、用意してね!」

「お、おおう…」

 

 

私の手からフォークを取りあげて残っていたタルトを頬張るマヤノ。ニコニコしやがって。かわいいなあ、もう!

 

 

 

 

 

 

 

 

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