まだまだ見落としが多いので誤字脱字等が有ったらおしえてください。
みなさんこんにちは!
私達は次の依頼人がいる場所、警察署にやってきました。
「はじめまして」
「阿部さん、はじめまして!」
で、目の前にいる人が今回の依頼人、刑事の阿部さん。
リコリコの常連さんらしいです。
どうやら警察官の身であると動きづらい事が多々あるそうで。
そういった事があると千束に依頼するそうです。
なかなか良い人ですねぇ。楠木さんも見習って欲しいです。
「まぁちょっとこっち来て」
どうやら今回もそういった類の依頼みたいです。一体何でしょう?
「阿部さん今回はどうしたんですか?」
「まぁちょっとこの写真を見て欲しんだけど・・」
阿部さんは1枚の写真を渡してきました。
写真にはえらく別嬪の女性が!!
この人が一体どうしたんでしょう?
「名前は「篠原沙保里」さん。どうやらストーカー被害にあっているらしい」
「ほぉストーカーですか。最近こういうの多いですね」
「おじさんが聞くより女子高生の千束ちゃんが聞いた方が被害女性も話しやすいと思ってね」
なんとストーカーとは!!
「阿部さん!!それは本当ですか!?」
「あっ・・ああでもおじさんも担当じゃないから詳しい話を知らないんだ」
「それは早く沙保里さんに合わないと!!」
「な・・菜月ちゃん引き受けてくれる?」
「当然です!ストーカーは女の敵。必ずボコして連れてきます!」
「ははは・・・あまり暴力沙汰になるとおじちゃんが働かないといけなくなっちゃうから」
「丁重にね・・・?」
「わかりました。さぁ二人とも行きましょう!」
「ちょ・・菜月待って!」「菜月!離してください・・・!」
後ろで千束とたきな何か暴れてますけど・・時間がありません!
早く行きましょう!!
▽
「こら!菜月、あなた何やってんの!」
あたしは今説教の最中です。
恥ずかしいから警察署の前で怒りたくないだけど
さっきのはちょっとね・・・
・
「まだ、沙保里さんの電話番号聞いてないでしょ!」
「阿部さんももっと話したいことがあっただろうし・・・」
「ごめんなさい千束。でも・・・」
「でもじゃない。これは仕事なんだからちゃんと話を聞かないとダメ!」
「楠木さんも言ってたでしょ?」
「はい・・・言ってました・・・」
「でしょ?じゃあもう一回詳しく話を聞いてきて?」
「わかりました・・・聞いてきます・・・」
菜月がトボトボと警察署の中に戻っていく。
まったくもう!でもそれにしても
「たきなぁ」
「なんですか?」
「菜月って昔からあんな感じだったの?」
「わたしはDAに転勤したのは2カ月前なので。それくらいしか彼女の事、知らないんですよね」
「そっかぁ。そういえばそうだったねぇ」
「でも・・・普段は結構だらしなかったんですけど。仕事になると真面目に命令を聞いてたみたいですよ。あの現場以外」
「へぇ・・・意外」
「あの子も早くDAに帰りたいんじゃないですか?」
「あの子も・・・ってことはたきなも?」
「はい」
「どうして?」
「わたしたちの人事が正当であったと思えません」
へぇ・・・帰りたいんだ・・・。
でもたきなはともかく菜月はどうだろう?
あたしの目にはどうにもそういうふうに見えないなぁ。
それにたきなも
「じゃあ・・なんで撃ったの?」
「・・・・・・」
「いやぁ責めてるわけじゃないよ?揉めたくないならどうして命令無視までしたの?」
「・・・あの状況において、最も合理的な行動だと思いました。」
「合理的ねぇ・・・」
「それがあんな騒動に・・・」
まぁでも
「騒動になんかなってないよ。普段は組織がもみ消しちゃう」
「事件は事故になるし、悲劇は美談になる」
「今回のもきっと・・・表向きには別のことになっているよ」
それってどうなのかなぁ・・・
あたしはずっとその答えを知らない。
「最後の大事件も、今や平和のシンボル!」
「でしたら・・・私達は何をしたんでしょうか・・・?」
たきなは今どんなにすごい事したのか忘れかけている。
でも・・・そんなのダメ!
「何いってんのぉ!仲間を救った!かっこいいって!」
「わかった!2人の復帰にあたしも協力するよ!」
決めた!
でもあたしにはまだまだ気になる事がある。
「ねぇたきな?」
「はい?何でしょう?」
「あの時たきなは銃を撃ったんだよね?」
「はい」
「じゃあ菜月は何をしたの?」
「そうですね・・言うならおとりでしょうか?」
「おとり?それってどういう状況?」
あたしがたきなに質問していると、菜月がテンションを上げて帰ってきた
「おまたせいたしましたぁ!」
「おっ菜月。電話番号聞けた?」
「はいバッチリ!今沙保里さんに繋がらなかったのでLINEをして返答待ちです!」
「そっかぁ。じゃなんかあった?」
「なんで?」
「なんかテンションが全然違うから」
「あぁ・・それはヒミツです」
秘密かぁ・・・まぁいいや。
「ふたりは何を話してるの?」
菜月はあたしとたきなが、何を話してるのか気になるみたい。
そうそうそっちのほうが気になるよ。
「例の銃取引現場の事を聞いていたんだよ」
「あぁ・・・あれかぁ」
「菜月が何をやらかしたのか気になってね」
あたしがからかう様に菜月に聞く。
でもなぜか菜月はテンションが下がった。
あれ?こういうノリ好きそうなんだけどなぁ・・・
「それは・・あっ沙保里さんから返答が来たよ!カフェで話がしたいみたい!」
菜月は話を誤魔化した。
ふぅん・・どうやらあんまり話したくないみたい。
「カフェ?場所は?」
「ここだよ」
菜月はスマホの地図をあたしに見せてくる。
ちょっと遠い、時間がかかるな。早く行った方がよさそう。
「じゃあ・・・行くか。二人とも」
「うん!」「はい」
気になるなぁ・・・菜月は何をしたんだろう?
あとでたきなにもっと詳しく聞こう。
でもこれだけは気になる。今聞いておきたい。
あたしは囁くように菜月に聞く。
「菜月?」
「なに?」
「DAに戻りたい?」
菜月は躊躇することなく応えた。
「それはどうでしょうか?」
▽
「阿部さんすいません!」
新人のなつきちゃんが急いで戻ってきた。
まぁそうだよな。連絡先教えてないし。
「なつきちゃん。電話番号でしょ?」
「そうです。うっかりしてました・・」
さっきのテンションと打って変わってすごく低い。
千束ちゃんに怒られたんかなぁ。
「大丈夫だよ。まだ新人なんだから。今度から気を付ければいいんだよ」
「はい・・・そうですね!」
おっテンションが戻った!
元気でいいねぇ!
「じゃあこれ電話番号」
「ありがとうございます。他に言っていない事はありますか?」
「特にないよ。詳しくは沙保里さんに聞いてくれる?」
「はい!沙保里さんに聞いてみます。では・・・」
なつきちゃんは急いで戻っていく。
いいなぁ若い子は・・・
「あっ・・・すいません阿部さん」
なつきちゃんはまだ何かあるようで、急いでこちらに戻って来る。
「どうしたのなつきちゃん?」
「すいません阿部さん・・・」
「阿部さんの携帯番号教えてもらっていいですか?」