アレルヤ   作:おもちぴん様

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3章 7話

 鉄十字教から奪っておいた金目のものをジャンク屋に持って行く。

武器が少数と十字のオブジェが沢山。デザインは良いから売れそうだ。

ジャンク屋のおっさんは大量の品物を前に嬉しそうだった。だった。

 

「おお、大量だな。」

「査定お願い。」

「十字、十字、十字。はぁ、十字ばっかりだな。」

「色々あってね。」

 

 難しい顔でジャンク屋の店主は査定している。

十字はあまり欲しくないらしい。鋳潰してみれば?

 

「そうしたいのは山々何だが……」

 

 何やら出来ない事情があるらしい。聞いてみると十字を鋳潰そうとすると

鉄十字教が現れて邪魔してくるらしい。でも集落を潰したからな。

もう大丈夫じゃないのかな。おっさんに集落を全滅させた事を話してみた。

 

「集落?いや、それは奴らの別グループだな。頭じゃない。」

「流行ってるの?」

「奴らの施設が町に建ってるぜ。建物の上に十字があるとこな。無料で飯をくれるから人気だ。」

「つまり?」

「お前ら結構ヤバい状況にあるって事だ。」

 

 鉄十字教は町にも蔓延っていた。教祖と言っていたが派閥争いで追い出された奴だったのか。

2号が居て追い出されるって鉄十字教本体は化け物か。

いや2号馬鹿だからな。戦わずに追い出されたな。

そんなことを考えているとジャンク屋のおっさんが残念そうに話し掛けてきた。

 

「と言う訳ですまんな、十字は引き取れねえ。」

「何でも買い取るジャンク屋なのに……」

「残念そうだな新入り!」

 

 しかし不味いな。私達の事は筒抜けだろう。今夜の内に襲撃があるかもしれない。

勝負の鉄則は殺られる前に殺れだけど、町で暴れたら捕まりそうだな。

その時は2号に罪を擦り付けるか。悩んでいると2号がハッパを掛けてきた。

 

「何を悩んでいる新入り!殺るぞ!」

「うん。悩むのはらしくないね。」

 

 2人でカチコミだ。仲間を募る?足手まといが増えるだけだ。

一応これからの計画を2号に確認する。

 

「どうする?十字着けてる人を片っ端から殺る?」

「新入りに任せる!」

「あんたら物騒な相談なら他所でしてくれ。仲間と思われる。」

「ごめん。」

 

 怒られたので、道すがら作戦を考えた。作戦はこうだ。

私と2号でそれぞれクソ野郎の建物に突っ込む。

皆殺しにしたら、次の建物へ。ゴールは敵の本拠地。

町中だから碌な装備も無いだろう。

私達の強靭な肉体に蹂躙されるが良い。2号も納得してくれた。

 

「早いもの勝ちだよ。ズルは無し。」

「応!行くか新入り!」

 

 まずはあそこの建物からだ。扉を蹴破り挨拶をする。

 

「たのもう。」

「皆殺しだ新入り!」

「な、何ですか貴方達は?」

 

 近くに居た信者の頭を潰して返事をする。

私達はこう言う者です。よろしくお願いします。

それを見た別の信者が叫ぶ。

 

「に、逃げろ!」

「兵士呼んでこい!」

 

 逃さないし、呼ばせないよ。羽虫を潰すみたいに信者を殺す、殺す。

終わったら殺した人数の確認だ。

 

「何人殺った?」

「分からんぞ新入り!」

 

 1つ目の建物の殲滅が完了した。

床は血の海、壁には血の花。私は血の芸術家だ。

残りの信者も待っていろ。お前達の終わりが来るぞ。

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