鉄十字野郎の建物を潰す、潰す、潰す。
潰す度に周りが騒がしくなっていく。
どうやら兵士が集まっているみたいだ。
建物の周りに住む人が通報らしい。当たり前だ。
私でも近くの建物で人が殺されたら通報する。
「兵士はどうする新入り!」
「流れで。」
流れで決めるか。
敵対するなら殺す。しないなら殺さない。
どうなるかな。
「お前ら何してやがる!」
そんな事を考えていると話しかけられた。
「鉄十字野郎の殲滅。」
「……クソっ、俺が非番の時に問題やれよ。」
「どんまい。」
「うるせえ!あーどうすれば良い。」
「がんばれー。」
「クソうぜえ……おい、お前はヴァーチャーの何だ?」
「うーん……戦友?」
「……ヨシ!俺達も援護する!」
「えー。」
「良いか?俺達は勝てる方に着く主義なんだ。」
「納得。」
なんと兵士が味方になった。
人が増えたから二手に別れようかな。
「効率悪いから別々にやらない?」
「分かったぞ新入り!」
「じゃあ私は右の建物から行くから、左からお願い。」
「奴らの本拠地で合流だな新入り!」
二手に別れたので効率は2倍だ。
「おらー!」
扉を蹴破る。
「何だね君は!」
「パワー!」
首を捻切りぶん投げる。歯応えが無さ過ぎて退屈だ。
討ち漏らしは兵士に任せよう。
「や、やめろ。」
「だめです。」
1人残らず殺る。禍根を残さない様に。
「容赦無いな。」
「この人もヴァーチャーみたいッス。」
「2号だな。」
2号?私はパワーだ。あんなイカれ野郎と一緒にするな。
「あいつらの建物、後どれくらいある?」
「後5、6個ってところか。」
「多くない?」
「多い。正直なところ町長も問題視してた。」
「らっきー。」
私の活動は町長のお墨付きだ。
町長が町の法律だから、お墨付きを貰った私も法律だ。
何を言っているか自分でも分からないが法律なんだ。
「あっ!生き残りッス!死ねッス!」
「死ねこら!イカれ野郎!」
兵士達も楽しそうだ。
ダラダラやるのは時間が掛かって駄目だな。
「次行こう。」
「ここの建物どうしまッス?」
「火をつけるっすっすすすす。」
「変な人ッスね。」
「は?」
覚えてろよ。コノヤロウ。後で殴ってやる。
火をつけたので次の建物に。
あれ?アイツら武装してる。
「何か武器持ってない?」
「持ってるな。」
「違法じゃないの?」
「違法じゃない。」
どうやら違法じゃないらしい。
イカれ野郎に武器を持たせるのは禁止にしろ。
目には目を歯には歯を。
必殺の石投げ攻撃を喰らえ。
パンパンパンと血の花が咲く。
「うわ、えげつないッス。」
「嬢ちゃん側に着いて正解だったわ。」
兵士達はホッとしている。
私はホット。動き過ぎて暑い。