アレルヤ   作:おもちぴん様

30 / 82
3章 8話

 鉄十字野郎の建物を潰す、潰す、潰す。

潰す度に周りが騒がしくなっていく。

どうやら兵士が集まっているみたいだ。

建物の周りに住む人が通報らしい。当たり前だ。

私でも近くの建物で人が殺されたら通報する。

 

「兵士はどうする新入り!」

「流れで。」

 

 流れで決めるか。

敵対するなら殺す。しないなら殺さない。

どうなるかな。

 

「お前ら何してやがる!」

 

 そんな事を考えていると話しかけられた。

 

「鉄十字野郎の殲滅。」

「……クソっ、俺が非番の時に問題やれよ。」

「どんまい。」

「うるせえ!あーどうすれば良い。」

「がんばれー。」

「クソうぜえ……おい、お前はヴァーチャーの何だ?」

「うーん……戦友?」

「……ヨシ!俺達も援護する!」

「えー。」

「良いか?俺達は勝てる方に着く主義なんだ。」

「納得。」

 

 なんと兵士が味方になった。

人が増えたから二手に別れようかな。

 

「効率悪いから別々にやらない?」

「分かったぞ新入り!」

「じゃあ私は右の建物から行くから、左からお願い。」

「奴らの本拠地で合流だな新入り!」

 

 二手に別れたので効率は2倍だ。

 

「おらー!」

 扉を蹴破る。

「何だね君は!」

「パワー!」

 

 首を捻切りぶん投げる。歯応えが無さ過ぎて退屈だ。

討ち漏らしは兵士に任せよう。

 

「や、やめろ。」

「だめです。」

 

 1人残らず殺る。禍根を残さない様に。

 

「容赦無いな。」

「この人もヴァーチャーみたいッス。」

「2号だな。」

 

 2号?私はパワーだ。あんなイカれ野郎と一緒にするな。

 

「あいつらの建物、後どれくらいある?」

「後5、6個ってところか。」

「多くない?」

「多い。正直なところ町長も問題視してた。」

「らっきー。」

 

 私の活動は町長のお墨付きだ。

町長が町の法律だから、お墨付きを貰った私も法律だ。

何を言っているか自分でも分からないが法律なんだ。

 

「あっ!生き残りッス!死ねッス!」

「死ねこら!イカれ野郎!」

 

 兵士達も楽しそうだ。

ダラダラやるのは時間が掛かって駄目だな。

 

「次行こう。」

「ここの建物どうしまッス?」

「火をつけるっすっすすすす。」

「変な人ッスね。」

「は?」

 

 覚えてろよ。コノヤロウ。後で殴ってやる。

火をつけたので次の建物に。

あれ?アイツら武装してる。

 

「何か武器持ってない?」

「持ってるな。」

「違法じゃないの?」

「違法じゃない。」

 

 どうやら違法じゃないらしい。

イカれ野郎に武器を持たせるのは禁止にしろ。

 

 目には目を歯には歯を。

必殺の石投げ攻撃を喰らえ。

パンパンパンと血の花が咲く。

 

「うわ、えげつないッス。」

「嬢ちゃん側に着いて正解だったわ。」

 

 兵士達はホッとしている。

私はホット。動き過ぎて暑い。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。