アレルヤ   作:おもちぴん様

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3章 10話

 この建物の奴らも皆殺し完了だ。

残すは本拠地、一等地。

流石に本拠地の奴らは手強くあってほしい。

 

「本拠地に腕の立つ奴はいるの?」

「どうだったかな。でも、お前とヴァーチャーより強いのはいないと思うぜ。」

「ふーん。」

 

 どうやら大した事無いらしい。

ヴァーチャーと決着をつけるチャンスだ。

新しい腕もフィットしてきたし、動きも最適化されてきた。

今なら勝てそうだ。いや、勝つんだ。

 

「私が2号……ヴァーチャー殺したらどうする?」

「見なかった事にする。」

「俺もッス。」

「よしよし。」

 

 殺しても問題無さそうだ。

コノ腕ノ恨ミ、晴ラサデオクベキカ。

 

「本拠地着いたッス。」

「行け!血塗れ女!」

「ウオオオオオ!」

 

 さっさと片付けよう。ホイホイホイッと門番片付けて。

グチャボキドロっと中の奴らを殺す。

所要時間は何と数分。町の掃除屋、パワーで御座います。

 

「終わったよ。」

「よくやった。」

「掃除が大変ッスね。」

「じゃあ俺達は行くぜ。生きてたら会おう。」

「ばいばい。」

 

 兵士達は戦いに巻き込まれたく無いのか立ち去った。

準備運動は十分やってきた。十全の状態で2号を待つ。

 

「先越されたな新入り!」

「遅いよ。さっさと始めよう。」

「そうだな……パワー!」

 

 私とヴァーチャーはその場で構えた。

腹立つがコイツは私より上だった。今では私の方が上だ。

実戦経験が足りなかったから遅れをとっていただけ。

 

 先に動いたのは私。

スタスタと歩いて自然に前蹴りを放つ。

奴は反応出来ない。鳩尾に入る。

硬い。硬いけれどクリーンヒットだ。

 

「クソが。やるようになったな。」

「それが素?すぐに口がきけない様にしてあげる。」

 

 次は相手の番……いや、まだ私の番だ。

正拳突きを喰らえ。奴は避けない。止めて反撃する気だ。

 

「痛え!コノヤロウ!」

「3日前の私じゃない。」

 

 残念。力の出し方を学んだから前より痛いよ。

息つく暇を与えない様に攻撃を続ける。

 

 正拳突き、肘鉄、回し蹴り、踵落とし、入る、入る、入る、打てば入る。

奴はもうボロボロだ。

 

「ハァハァ……や、やるな。」

「次で決めるよ。」

 

 止めは決めてある。チョップで脳天から唐竹割にする。

渾身の一撃を喰らえ。

奴は両腕で頭を守る。

ボキリ、グシャリ。両腕を折れ、頭は潰れた。

唐竹割に出来なかった。私の負けだ。

 

「楽しかったよ。ヴァーチャー。」

 

 ヴァーチャーだった肉塊に話しかける。

コイツの体は高く売れそうだ。

後で研究所に持って行こう。

その前に、この建物にある金目のものを集めないと。

武器に十字、服に装飾品色々あって大変だ。

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