アレルヤ   作:おもちぴん様

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4章 エピローグ

 やりきった後のパイプは美味い。これよこれ。

皆は町長が死んだ後の体制でアレコレ話し合っている。

 

「よーし!殴り合いで決めるぞ!」

「よっしゃあ!俺が町長になるぞ!」

 

 結局殴り合いで決めるそうだ。死んだ目で見ていると案内人が寄って来た。離れる。寄って来る。離れる。寄って来る。壁際に追い詰められた。タスケテ。

 

「この後、どうするんですかあ?」

「ヒィ!マチヲデマス。」

「着いて行きますよお。」

「イヤデス。」

「ありがとうございまあす。」

 

 話が通じない。殺意を向けてこない奴を殺すのもなあ。困った。誰かに押し付けられないものか。

 

「何やってるんすか?」

「タスケテ!」

「チッ。邪魔しないでもらえますかあ?」

「分かったッス!」

 

 役立たねえ。あっそうだ!殺しは駄目だけど半殺しなら大丈夫だ。早速やろう。

首を掴んでほいっとね。気絶した。この隙に行こう。

 

「じゃあ、私は行くよ。」

「それなら、お金渡しとくッス。後ハッパも。」

「ありがと。」

 

 袋に手を突っ込んでお金を掴む。袋をこいつに渡す。

 

「何すかこれ?」

「あいつに渡しといて。」

「了解ッス!」

 

 これで報酬五分五分でしょ。達者でね。

町長の建物を出て門へ向かう。ヴァーチャーの死体とかあったけどもう良いや。

門の近くで屯している傭兵に次の町への行き方を尋ねる。

なるほどあっちね。

 

「あんたチーム組まないのか?」

「うん。組めそうな奴はいたけど殺しちゃった。」

「そうか。ドンマイだぜ。気にしないこった。」

「気にしてないよ。」

 

 教えてくれたお礼にハッパを分けてあげた。傭兵はニコニコだ。行き先が決まれば後はその方向に走るだけだ。

 

「じゃあね。」

「おう!あばよ!」

 

 教えられた方向にひたすら走る。日が落ちても走る。

虎に狼、知らない動物が前に立ち塞がっても走る。

走っている間は温かい。寒い夜は勘弁だ。

 

 途中で集落を見つけた。十字教かと思ったけど開拓者らしい。自分達で町を作るという目標を持った人達。

町長の座を争って殴り合いをしているアホ共にも見習ってほしい。

 

 ちょっとお手伝いしてあげた。大きな岩を壊したり、どかしたり。暗くなるまで手伝ってあげた。

暗くなったらまた走り出す。方角は合っているようだ。

町の光が見えてきた。

 

「助けてくれえ!」

「ぎゃあ!熊だ!」

 

 声が聞こえてきた。見たこともない人がいる。

クマダと言うらしい。

 

「助けようか?」

「頼む!」

 

 クマダに脳天からチョップを喰らわせてやる。

真っ二つだ。こんなにデカイ人は見たことがない。

 

「ありがてえ。」

「クマダでかいね。」

「?」

 

 キョトン顔だ。次の町はすぐそこ。一体何が待っているだろう。

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