アレルヤ   作:おもちぴん様

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5章 7話

 熊を撃退した夜、熊撃退部隊皆で酒を飲むことになった。

熊肉も沢山だ。家畜に比べるとあまり美味しくないらしい。

贅沢な奴らめ。固いけど美味いぞ。

 

「熊肉美味そうに食べるやつ初めて見たぜ。」

「は?ふひほほふほ。」

「食いながら喋るなよ。何言ってるか分からねえ。」

「ゴクン、ぶち殺すぞ。」

「おー怖い怖い。おら酒だ飲め!」

「やった。酒だ。」

「馬鹿!そいつに酒飲ませるな!」

「何でだよ。仲間外れは可哀想だぜ。」

「酒癖悪いんだよ!」

 

 何か言っているが分からない。最高の気分だ。歌って踊るか。

襲い掛かってくる傭兵は関節を極めて転がす。

気付けば周りには地面をバンバンしている傭兵だらけだ。

無事な奴もいるな。お前の関節も極めてやる。私がナンバーワンだ。

運動したら眠くなってきた。寝よう。おやすみ。

 

 朝、悲鳴で目が覚める。皆店の外に集まっている。何かあったかな。

うわグロい。皮を剥がれた甲人が倒れている。生きてるかな?

 

「何これ?」

「グロい死体だ。」

「たしかに。」

 

 違う。そうじゃない。鱗で覆われた甲人の皮を剥ぐなんて凄腕だ。

おっさんがやったのかな?あっ!おっさんだ!

 

「自首しろ!」

「あ?俺じゃねえよ。熊しかやらねえ。」

「じゃあ誰だ?」

「お前じゃねえのか?」

「その馬鹿は違うだろ。グースカ寝てたし。」

「馬鹿だしな。違うか。」

 

 皆うんうん頷いている。納得いかない。私の頭脳的な作戦で熊を撃退したのだ。

私は馬鹿ではない。頭が良い人は周りに理解されないのだ。

ワイワイガヤガヤやっていると昨日の械人がやってきた。昨日と違って血の匂いがしない。

 

「後悔すると言ったでしょう。罰です。」

「ああん?何だてめえ?」

「こいつじゃねえか?昨日変な事言っていたし。」

「じゃあ捕まえるか。」

「あなた達、いきなりおかしくないですか?」

「小娘!やれ!」

「一度械人の関節を極めてみたかった。」

 

 あっ!こいつ関節極められない。腹立つ。どうすれば殺さずに捕まえられる。

 

「械人の弱点って何?」

「そういえば知らねえな。誰か分かるか?」

「頭殴れば?」

「腕折ろうぜ。」

「ヨシ、分かった。」

 

 頭を殴り破壊する。犯人なら殺した方が早い。解決解決。

 

「小娘。思い切り良いな!気に入ったぜ!」

「ぎゃはははは!本当に殺してやがる!」

「犯人は殺すべし。」

「よしっ!酒だ!飲むぞ!」

「サケダー。」

 

 犯人を殺したので宴会だ。昨日と同じ酒場に入る。

今日も酒が飲める。良い事をした後は気持ちが良い。

 

「この死体どうする?」

「研究所にでも持っていけば?」

 

 傭兵の誰かが死体を袋に入れて持って行った。

お仕事ご苦労様です。私は朝から酒を飲む。

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