アレルヤ   作:おもちぴん様

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6章 9話

 あてもなく械人の町を歩く。何故かは知らないが皆私に道を開けてくれる。

これも私の人徳のなせる技かな。そう思いながらぶらつく。

そうだ、私は工場に行きたかったんだ。善は急げと工場を目指す。

あれだけ大きい建物だ。道には迷わないだろう。

 

 迷いました。ただいまどこかの路地裏でございます。側溝に汚水がじゃぶじゃぶ流れている。

この町は、工場から離れるほど環境が良いらしいから、一応工場には近づいていそうだ。

皆死んだ顔でパイプを吸ってる。ハッパも粗悪品みたい。高級品志向の私は吸わない。

割とまともそうな顔をしている人に道を尋ねる。無視された。金を顔にぶつける。

案内してくれる様だ。最初からそうしろ。

 

 工場の入口についた。械人以外は入れてくれないそうだ。大丈夫腕パスなので。

案内人を無視して、入口に近づく。あからさまに警戒されている。

両腕を見せて械人アピールをする。何か話している。入れてくれる様だ。ザル警備だ。

悪い奴が入ってきたらどうするんだろうか。

 

 工場の中を適当にぶらつく。ガシャガシャして、ロボットと械人が作られている。

私も作りたいな。操作室は何処だろう。道案内の看板を見よう。

見ても分からない。必殺近くにいる奴に尋ねる!案内してくれるみたいだ。親切にどうも。

 

 操作室に着いた。誰もいない。何で?基本的には自動操作らしい。

メンテナンスぐらいでしか触らないそうだ。興味深そうに見ていると案内人は何処かにいった。

この時を待っていた。お行儀よくしていたのは全てはこの時のため。

私だけのロボットを作るんだ。適当にボタンを押していく。生産がストップした。

えーと再開はこれかな。でかいアームのついたロボットが暴れて周りを破壊していく。

じゃあこれだ。ガラスの中に入ったデカい赤のボタンを叩く。

 

「自爆シーケンスに入ります。工場にいる者は速やかに脱出してください。繰り返します……」

「間違えた。」

 

 ここから逃げよう。幸い証拠は工場と共に跡形もなく消える。

案内人が唯一知ってるけど、械人の顔とか良く分からない。目についた奴は皆殺しだ。

操作室を出ると、械人が何人か集まっていた。自爆を止める様だ。

先手必勝、近くにいた械人の頭を叩きつぶす。その勢いで他の械人に飛び蹴りを喰らわした。

表情は分からないけど唖然としているな。残りも同じように殺した。

操作室に入れないように死体で入口を固める。

 

 時間を喰ってしまった。早く外に出ないと死ぬ。走れ走れ。

走りながら目についた、械人を転ばせる。お先に失礼。そうしていると入口に着いた。

外に出ると械人が集まっている。数が多いな。先制攻撃だ。

私は周りに指示を出している械人の胸を貫手で貫いた。

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