アレルヤ   作:おもちぴん様

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6章 10話

 リーダーと思われる械人を先制攻撃で倒した。幸先が良い。

他の械人は吃驚して動けないみたいだ。近くにいた械人の頭を掴んで振り回す。

これがパワーさんの械人アタックだ。周りにいた械人が将棋倒しで倒れる。

これだけすれば動けまい。後はドカンよ。工場さん、後は頼みます。

 

 掴んでいた械人をポイッと投げ捨てて、町の方に向かう。

工場が爆発することを教えてあげないと。叫びながら町の中を走る。

変な目で皆見てくる。一部の会った事がある人は私を信じて逃げ出した。

親しくならないと誰も信じてくれないなんて、なんと悲しい町なんだろう。

工場と一緒に消えてなくなれ。

 

 大分離れたかな。工場の方を見る。明らかに工場からの熱量が増えている様に見える。

町の人も逃げ始めてるみたいだ。間に合わないと思うけど頑張れ。

パイプを吹いて、逃げ惑う人を見るのは気分が良い。毎週やりたい。

そろそろ限界かな。工場が光りだした。さん、にい、いち。

 

 ドカン、ドカンと工場が爆発した。余波で町も吹き飛んでいる。

私と私を信じて逃げた人は無事みたいだ。良かったね。

これからどうするかって?知らないよそんなこと。

近くにいたジャンク屋の店長を掴まえて、近くに町が無いか聞く。

 

「町ですか?あっちの方角にありますよ。着いて行っても?」

「あっちかー。着いて来て良いよ。」

「良かった。1人じゃ絶対途中で死ぬ自身がありますよ。」

「誇ってどうするの。」

 

 他にも着いて来たそうな人がいる。旅は道連れって言うしなあ。

みんな連れてってやるかあ。工場爆発させたの私だしなあ。

コロシアムからも人が出てきた。警備兵と一緒の牢屋にいたおっさん2人、

虎、何とか君。結構大所帯だな。

 

「うわっ!お前生きてたのかよ!」

「うわってなんだ。うわって。」

 

 おっさんは相変わらずだ。酒場で大根って言われてたことを話す。

怒ってる。怒ってる。傑作だ。何か私も指さされてる。は?大根じゃないが。

何とか君も相変わらずだ。私を尊敬しているのか、下手にでてくる。

虎は……虎だ。完全に野生を忘れている様だけど、野生の勘が少し残っているのか、

私にすり寄ってくる。強い奴には巻かれるタイプらしい。

 

 結局、店長、兵士3人、警備兵5人、おっさん2人、虎、何とか君、そして私で

新天地を目指すことになった。食料はない。道中、動物を狩るしかないな。

動物がいなかったら、非常食(虎)もいる。

危険を察知したのかニャーンとお腹を見せる虎。腹パンするぞ。シュッと腹を隠した。

こいつやっぱり頭良いな。非常食にするのは最後にしてやる。

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