アレルヤ   作:おもちぴん様

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7章 4話

 皆でまずは水場を目指す。食料は町長持ち。いよっ!太っ腹。

食料は懐かしの携行食だった。いつもと変わらぬ味。在庫処分だ。絶対許さない。

不味い飯は出たが道中は暇だから薬中の人と話す。

その人の話によると私は悪魔で世界を滅ぼすらしい。

で、本人は救世主で世界滅亡後に建国して、私を倒すそうだ。

仕方無いから世界滅ぼすかあ。

あっ隊列が止まった。今日はここで野営するらしい。

 

「この先の水場で盗賊2人倒したよ。」

「ひひひ、悪魔だ。」

「ふーん、やっぱり強いのね。柔らかい。」

「おしりさわらないで。」

 

 変態アホ女め。スキンシップが激し過ぎる。同じところで寝たら大切なものを失いそうだ。

薬中くん、一緒に寝よう。えっ?普通に嫌?普通ってなんだよ。急に正気に戻らないで欲しい。

こうして夜は更けていった。何も無くて良かった。

 

 水場を目指して歩く。2日くらい掛かるって前に械人に言われたな。今日には到着するかな。

水場か。私が盗賊なら水場に遅効性の毒を仕掛けるな。

討伐隊に械人は少ないから大ダメージだ。着いても水は飲まないでおこう。

 

 日が真上に登った頃、水場に着いた。順番で水を飲むそうだ。私達は1番最後。

私は飲まないけどね。皆は精々毒に苦しむが良い。

 

「貴方も水飲まないの?良い判断よ。」

「どうも。あと胸触らないで。」

 

 水を飲む部隊、飲まない部隊色々いた。早速お腹を壊してる人がいる。

敵地のど真ん中で水なんか飲むから悪いんだよ。

私はそれを見て、優雅にパイプを吹いている。

皆様の苦しんでいる顔が私の楽しみです。

薬中くんも楽しそうだ。いつも楽しそうだけど。

 

 盗賊のアジトはここから更に1日歩いたところにあるそうだ。

水場で野営するが、げろげろの匂いが酷い。

こんなとこにいられるか私は遠くで寝る!

水場から離れて、良さそうな岩陰を探す。先客だ。

体を仰け反らせて、攻撃を回避する。

 

「へへへ、新鮮な只人だあ!」

「2日前に攫った3人はどうなった?」

「知らねえよそんな事!」

 

 やっぱり盗賊は強い。一進一退の攻防だ。

それにしても左腕の調子が悪い。この前、盗賊の攻撃を受けたからかな?

邪魔だ。外そう。カチリと外れる音がして左腕が外れた。

必殺左腕殴打を喰らえ。右腕で左腕を振り回して叩く。

結構重いから効いてる様だ。あとひと押しかなあ。

 

 そう思っていると、盗賊に急接近してくる人影が見えた。全く気配を感じなかった。何者だろう?

そいつは盗賊の頭に棍棒を叩きつけ、言い放った。

 

「私の女に手を出すな!」

「さいあくだ。」

 

 そいつは変態アホ女だった。盗賊は倒したけど複雑な気分。

頼りになるけど頼りにしたくない。

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