アレルヤ   作:おもちぴん様

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7章 5話

 盗賊を1人殺した。左腕は無くなったままだ。ポイッと投げ捨てる。

変態が急いで拾う。袋に入れるな。捨てろ。

付き合っててもしょうがないので、死んだ盗賊の左腕を切断する。

切断面を左腕の切断面に当てて、繋がるよう念じる……繋がった。

私の体はどうなってしまったんだ。便利だから良いけど。

 

 問題は変態だ。強いけど一緒に居たくない。視界から消えてほしい。

私の昔の左腕を使って何をする気なんだ。朝まで起きておこう。

何かあってからでは遅いからね……グウ。

 

 朝、目が覚める。身動きが取れない。私が気付かない間に拘束された?!

冷静に周りを確認する。手と足で拘束されている様だ。

分かった変態だ。変態に拘束されている。わーわー叫ぶ。

薬中くんが来て、変態の頭を蹴とばした。お目覚めの様だ。早く離せ。

 

「最高の目覚めね。」

「離せ。」

 

 素直に離してくれた。言う事は聞いてくれるから理性はあるんだよ、理性は。

本能じゃなくて理性で動く、一番厄介なタイプだ。班替えを要求する。

身支度を整え、水場にも戻ろうとする。そう言えば何で薬中くんもいたんだろう。

えっ。げろげろの匂いが酷くて薬が切れた?それで私の後を着けたと?

正気だと有能だな。でも面白くないから一生トリップしといてね。

 

「何だこれ。」

「酷いね。」

 

 水場がげろげろまみれだ。回れ右して水場から遠ざかる。変態と薬中くんも一緒だ。

3人で相談しながら走る。相談の結果、盗賊のアジトを抜け駆けで襲撃することになった。

監督がそんなので良いのか?水場を避けて野営を回り、一緒に抜け駆けするメンバーを募る。

私達を含めて10人くらいになったから作戦を開始する。

 

 盗賊のアジトに向かっていると同じ目的の奴らが何人もいた。くそが。

古代の武器は私のものだ。ボーラという狩猟武器が得意な人がいたので、

抜け駆けしている卑怯な奴らの足を狙って投げてもらった。こける、こける。

それを尻目にアジトへ急ぐ。後ろから声が聞こえるけど無視だ。

 

 アジトっぽいところについた。でぱあとめんと?と言う古代のお店らしい。

窓がいっぱいだ。窓から械人が見える。何人だ、えーと、いちにいさん……じゅう、

じゅう以上は数えられないぞ。うーん、うーんと悩んでいると薬中くんが25人と教えてくれた。

私達よりも人数多いじゃん。撤退、てったい。石投げて帰ろう。

 

 石を窓に向かって投げる。私の周りに石を集めるな。全部投げるまで帰ったら駄目らしい。

えいえい。何発か盗賊に当たった。おかわりもあるよ。

痺れを切らして、何人か出てきた。これが狙いだったんだよ。嫌がらせではない。

とにかく戦闘開始だ。袋にしてやる。

 

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