アレルヤ   作:おもちぴん様

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7章 6話

 戦闘は私の叫びから始まった。

 

「ちょっと待って。」

 

 何だあと両陣営戦いをやめる。何でこっちは10人いるのに私が2人相手にしないといけないんだ。

変態も2人相手。他の8人は1人。

盗賊、お前らもお前らだ。何で2人掛かりで1人と戦おうとする。1人で8人相手させるのもおかしいだろ。

 

 一旦、話し合う事に。話し合いの結果、私の相手が3人になった。くそが。

しちゅーにかつ。死地でこそ私は輝く。

思い付いた技を早速使おう。左腕を振り回す。飛べ左腕!

ボコリと盗賊の体に当たり跳ね返る。場を沈黙が支配する。

左腕を返してもらう。腕に着ける。今のナシだから。

 

 仕切り直し。得意の接近戦で勝負だ。3対1のタイマンだ。タイマン。

1番近くの盗賊に足払いを掛ける。下段と上段の同時攻撃だ。頭から飛び込んで避ける。

やばい楽しい。盗賊も笑っている様に見えた。

強い奴の相手は久々だ。

 

「楽しいなあ、只人。」

「そうだね。」

「良いマスクになりそうだ。」

「最悪だ。」

 

 4人で話していると、1人頭をカチ割られた。とうぞくー!誰だやったのは?

変態だ。1人殺ったから助けに来てくれたのか。余計なことを。

2対2になった。いや1対1が2つだ。こいつと一緒に戦うのは御免だ。

 

「初めての共同作業だね。」

「ソウデスネー。」

 

 癪だが変態と一緒だと戦いやすい。次に何をすれば良いか分かる。あっという間に盗賊を2人殺した。

これで後1人。まあ8対1だし勝てるだろ。見ると薬中くん以外殺られてた。

薬中くんはフラフラして今にも死にそうだ。今、助けに行くぞ。

横から飛び蹴りを喰らわせた。倒れたところに変態が止めを刺す。

勝った!今度こそ撤収!

 

 撤収する途中、行く時に転ばした人達がゾロゾロとアジトに向かっていた。頑張ってね。睨まれた。

水場に近づくと討伐隊の本体が体制を立て直したところだった。

抜け駆けしたのがバレなくて良かった。

幸い私達の部隊は脱落者ゼロだ。優秀、優秀。

 

「あっ!オファニム様、どこに行っていたんですか?」

「お散歩だよ。」

「なんで様付けなの?」

「強いから。」

「なっとく。」

 

 強いは正義。つまり私にも様付けするべき。

 

「私も様付けで呼んで。」

「え、何でですか?」

「強いから。」

 

 そんなやり取りをした後に隊列に加わる。様付けはしてもらえなかった。

私達の部隊は1番最後。変人奇人部隊って陰で言われてるのを聞いた。絶対あいつのせいだ。

許さねえ。この仕事が終わったら文句言ってやる。

 

「何人生き残ると思うかい?」

「私とお前と薬中くんの3人。」

「生き残ったら結婚してね。」

「嫌です。」

 

 絶対死なないだろうけど死なないかな。死なないだろうなあ。

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