アレルヤ   作:おもちぴん様

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7章 8話

 変態の力で盗賊のアジトの入口に着く。アジトの周りは凄惨だった。

私がどっかの町で大暴れした時よりも死んでるかも。何人かは顔が剥がされてる。

それは置いといてアジトの探索だ。効率を考えて別行動だ。

驚くくらい何もない。そう言えばおっさん2人と何とか君は無事だろうか。

3人のマスクが飾ってあったら腰ぬかしそう。

 

「ばあ!」

「ほぎゃあ!」

 

 おっさんに似た顔のマスクをつけた奴が出てきた。心臓がバクバクいってる。

被ってる奴を殺すのがおっさんの供養になる。闘志を漲らせて相手をにらむ。

背格好は変態に似ている。

 

「待って待って、私だよ。」

「やって良い事と悪いことがある。」

「驚いた君も、怒った君も可愛いね。」

「……」

 

 くそ。何て野郎だ。何すれば凹ませることが出来る?

というよりも別行動しようと言ったのに何で合流するんだ。

何?2人ともフロアを一周したから合流したって?そうなんだ。

仮面が他にもあったか聞く……山ほどあるそうだ。うげえ見なくて良いや。

 

 そんなことを7回繰り返して、アジトの1番上の階に着いた。

この階は壁が無いな。柱はあるけど。全体が見渡せる。奥の方に誰かいる。

椅子に座っている。語り部から聞いたことのあるしちゅえーしょんだ。

絶対親玉だよ。親玉じゃなかったら、この階から飛び降りる。

変態がずんずん進む。ちょっと待って!私が先に行く!

 

 椅子に座っているのは、虫人の仮面を被って、全身に甲人の皮を張った械人だった。

今まで会った中で圧倒的に気持ちが悪い。頼む、死んでてくれ。

オブジェクト的なものであって欲しい。その願いはすぐに壊された。

 

「活きの良い人間が来たな。」

「もう帰るところ。」

「そう言うな。初めに仮面を作ったのは……」

 

 長々と語りだしそうだったので2人で殺しに行く。

あれ?あんまり強くないぞ。私のチョップが脳天に、変態の棍棒が胴体に刺さる。

そのまま死んだ。えっ?こいつの死体持って帰るの。面倒だなあ。

 

 アジトを出て2人で死体を引き摺りながら来た道を戻る。

行きはあんなに沢山人がいたのに、今では2人だ。

報酬ガッポリ。私はニッコリ。変態もニッコリ。

貰えるもの貰ったらさっさと町を出よう。

さっきからお尻を触られて嫌な気分だ。

 

「何で死体持って帰るの?」

「討伐証明ですね。」

「頭だけで良いじゃん。」

「械人の見た目は区別がつかないので。」

「なるほど。」

 

 今度から死体持って帰ろうかな。でも重いからなあ。

話していると水場に着いた。

そうだった、げろげろ組が生きてたな。

おーいと手を振る。まだげろげろしてる。今日寝る時は別のところで寝よう。

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