アレルヤ   作:おもちぴん様

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7章 エピローグ

 話を聞いてあげる事にしたけど何言ってるか分かんないや。

さっきのお店で鉈を借りてきて左腕を切り落とす。

まだ笑ってやがる。こわ。

オファニムの左腕を私の左腕の切断面につける。

継ぎ足し、継ぎ足し、秘伝の腕です。

 

 腕がくっついたのを見て、また何か言っている様だったけど、苦しそうだから止めを刺してあげた。

死体は共同墓地に。何とか料もたんまり払った。

せめて大きい墓に入れて上げてね。

 

 町では町長選挙が行われるようだ。早速だな。

行動力があって偉い。そんなことよりも私は顔を冷やしたいから水が欲しいです。

適当な人を捕まえて案内してもらった。顔パスだね。

 

 井戸から水を汲み上げて全身に浴びる。

血と涙と汗が流れ落ちる。涙はやっぱ無しで。

いっぱい殴られて泣いたとか恥ずかしい。

口もすすぐ。口の中もズタボロだ。

吐き出した水は血なのか水なのか分からない。

緊張がとけたら痛くなってきちゃった。泣きそう。

 

 井戸汲みの人が話し掛けてきた。

こんなにズタボロの人を見るのは初めてらしい。

血沸き肉踊る戦いの話を聞かせてあげた。

いつの間にか井戸の周りは人だらけだ。

歌にしても良いかと聞かれたので2つ返事で了承する。

出来たら聞かせてね。

 

 こんな感じで町をフラフラしていたら夜になったので宿屋に行って寝た。

ズタボロだったけど一晩寝たら元通りだ。鼻曲がってないよね?

まだ顔は腫れてるけど無傷と同じだ。

 

 町長選挙の様子を見に行く。結局腕比べにしたそうだ。

私が勝ったら私が町長?!……この町で生まれないと駄目らしい。

あっ!思い出した!古代の武器貰ってない。

腕比べに乱入して、古代の武器をくれないと暴れると説得する。

納得してくれたので前町長のコレクションを見せてもらう。

 

 コレクションはゴミだらけだった。どれが武器か分からない。みんな町長になったらまずはこれを捨てるそうだ。

せめて殴りやすいものは無いかな。

この棒良いな。これにしよう。試しに振ってみる。

気分は4番バッター。4番バッターて何だ?まあ良いや。

 

 満足したのでそろそろ次の町に行くか。

いつも通り酒場に屯している傭兵に近くの町の事を聞こうと思ったらいない。

あっそうだ。討伐隊でほとんど殺られてた。

どうしよう。手当たり次第話を聞く。

みんな地元民。町の外に出たことすらない。困ったな。

 

 最終手段だ。川沿いに進もう。初めに教えて貰った事だ。

町を出て、川沿いをひたすら歩く。

この川の水は塩っぱい。川の果ても見えない。

一体何処まで続いているんだろう。そう思った旅の空。

次の町はまだ見えない。

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