【完結】フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く2 作:タラバ554
おじさんは掃除をしています
清掃活動中です
なので刀剣類を投げるのはおやめください
「やめろって言ってるでしょうが! リヴェリアちゃん‼‼‼‼」
「誰がちゃん付けして良いと言った!!」
ダイレクトアタックは止めて! lv差で殴ってくるのは卑怯よ!
◆◆◆◆◆
記憶を引き継いで分かった事は、別のおじさんは割とコミュ症気味だった
でも人の心の隙間に入り込むのが割と得意……処世術だったのだろう
そして初めのうちは良かったが文明レベルの低さと生活の質のギャップ
帰れる見込みが全く見当たらず……女に逃げた
分からないでもない
おじさんだってそういう面はある
でも死後の後始末を別のおじさん……つまりおじさんに押し付けるのは違うと思うな!
おじさんは女性であれば綺麗という感性だが、こっちのおじさんは顔が良いor肉付きが良い女性が好きだったっぽい
つまりエルフスキー
そしておじさんだから分かる共通点があった
別おじもスキルとして持ってたのだ「強制幸福」
結果、別おじは女泣かせになった
今まで幸福脂肪は使っても強制幸福部分は意図して使わなかったが別おじの経験を得たおじさんも同じことが出来てる様になってしまった
若干……若干ワクワクしてる自分が居る事は否定出来ないが、おじさんはハッピーエンドが好きなのでNTRとかハーレムは好きじゃないのよ!
ハーレムとかおじさん絶対対応しきれない!
なのでお願いです。おじさんを磔にするのはやめてくださいリヴェリアちゃん
◆◆◆◆◆
逆さに吊るされて20分
おじさんはもうダメかもしれません
あっ、鼻血出てきた
「相変わらずリヴェリア様を怒らせているんですか?」
あー…………誰だっけ?
「んなぁ?! レフィーヤ! レフィーヤ・ウィリディスですよ! 忘れたんですか!?」
「………レフィーヤちゃん! 思い出した!」
「忘れてるじゃないですかぁ!」
◆◆◆◆◆
レフィーヤちゃんに下ろしてもらって町の掃除を再開する
「あの……」
「どしたの?」
「何時もと反応が違うな……って、何時もなら動けるようになった瞬間に飛び掛かってくるので」
目をつぶり思い返せば、まるでルパ〇ダイブをする様に飛び掛かる自分
触れた瞬間に強制幸福発動させて一切の抵抗を許さない
止めに来た奴にも強制幸福で大惨事
……思い出せば出すほど頭がいてぇ……
「ふはは、はぁ……きっとおじさんもココロヲイレカエタノサ」
「そうですか……きっと町の平和的にはソレが良いでしょう」
ところでレフィーヤちゃんは何でこんな所に?
言葉に詰まって顔赤くしとる。そんな口をパクパク金魚みたいにしてどうした?
「あ、アルクス・レイ!!!!」
おじさんは爆発した
◆◆◆◆◆
ただいま……
「おう……めっちゃ汚れてるやん。食事の前に先に風呂行ってきぃ」
そうする……
「何で町の清掃であんなに疲れてボロボロになるんや?」
「ロキ……」
「アイズたん! どないした?」
「お風呂って今女湯だよ」
「……ア”」
「「「「「「「キャーーーーーーーー!!!」」」」」」」
「お”わ”あああああーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼‼‼‼‼‼」
◆◆◆◆◆
「つまりアレは態とではなくロキのミスと?」
「何でおじさんが態々覗かなきゃならんのよ」
「だってしょっちゅう覗いてたろ? お風呂」
「の……覗いてたー! コンチクショー! 別おじーーー!!!」
「うーん、ロキ。実際の所どうなの?」
「あ~、まぁウチが風呂行ってこいとは言うたな」
「はぁ、じゃぁコレは不問とするか」
おじさんは癒されたくて来たのに……なんでこんな苦労ばかりするんだ……
「前世での徳が足りてなかったとちゃうんか?」
ぷっちーん、原因のロキちゃんがそんな事言っちゃうんだ?
ほー? ずいぶんと余裕ですこと!
「なっ、何や急に」
なぁフィン。明日暇?
「明日かい? 夜なら時間空けれるけど」
よーし! 明日おじさんとフィンで晩酌な! ロキは参加しても酒は絶対やらん!
「なんや、ソレくらい別に構わんで。ウチは最近手に入れたソーマがあるしな」
じゃあおじさんはこの後直ぐに地元戻るから。戻るのは明日の晩ね!
◆◆◆◆◆
ロキ……吐いた唾は飲ませんぞぉ
おじさんとおじさんが交わり新たなるおじさんが生まれる
次回、おじさん新生
人は言葉という暴力を使う