【完結】フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く2 作:タラバ554
やって来ましたヘスティアファミリアホーム!
やぁヘスティアちゃん!
「げぇ! おじさん!!」
げぇ?
「そっ、その……君は何と言うかボクの主義に反するというか……というか何だいロキまで一緒に」
「おう、ドチビ」
「ロキー?」
「わっ、わかっとるわ……ヘスティア……一回しか言わんぞ」
「なっ、何だよ」
「おじさんのステイタス更新を手伝ってくれ。お願いします」
「……は?」
◆◆◆◆◆
「つまりおじさんは異世界の住人で、オラリオに迷い込んだ末にロキファミリアに入った。何だかんだでlv3になったけどダンジョン、又は何処かで亡くなったけどスキルの影響でおじさんとは別のおじさんが呼び込まれた」
「そうやな」
うんうん
「そして呼ばれた別のおじさんはロキの所じゃなくてボクのファミリアに所属していたと……」
全くもってその通り
「そいう訳や、ステイタスの更新頼むで」
「頼むで。じゃなーーーい! ムチャクチャ過ぎるだろう! 何か証拠でもあるのか!?」
はい、背中の恩恵。ヘスティアファミリアの奴。
「ぴょ!?」
ついでにヘスティアちゃんの指示でノーパソに作ったベル君フォトライブラリ
「うぬっひゃぁ!!!」
でもってベル君と一夜を共に過ごそうとした時の写真がコレ
「「ちょっとまてぇ!」」
「何!? 君の所のボクはベル君と、いっ、一夜! 一夜を過ごしたのかい!?」
「いやソコやないやろ! なんでこのドチビの背が伸びとんねん!」
スキルで
「「そんな訳あるかぁ!!!!!!」」
◆◆◆◆◆
めんどくさいので二人に幸福脂肪を施術
ロキはGカップ
ヘスティアは身長160cm
「ゆっ、夢やない……ウチに山脈がある」
「おぉお……床が遠い。慣れないとちょっと怖いかも」
泣くほどか?
「おじさん! これの有効期限は!?」
いや……前のオラリオじゃおじさんが再度弄らない限り戻らなかったけど
「勝った! ウチは人生の勝利者になったんやーーーー!」
んで、ヘスティアちゃん。おじさんのステイタス
「するする! 更新位いくらでもするよ!」
「ホンマはコンバージョンしたかったんやけど……恩恵刻んで微妙に一年経ってないらしいからな」
「そうなんだ……というかおじさん君が良ければウチに来てくれて良いんだぜ!」
「んなぁ! ドチビ! 何言っとるんや! おじさんはウチん所の所属やぞ!」
「でも背中の恩恵はボクの所じゃないか」
「じゃかしぃ! ドチビ、調子に乗ったら潰すぞ!」
「ほ~、なら主神命令だ! おじさん君! ロキの胸を元に戻したまえ!」
「ちょぉ!?」
いやっ、うーん。確かにヘスティアちゃんが主神だけど従う義理は今の所無いかなーって。
「んなぁ~!?」
「っは! おじさん! ドチビの身長を元より小さくしてまえ!」
ロキに対しても特に従う気は無いんだけど……
「「じゃあどうやったら言う事聞くんだ!!」」
……戻そうか?
「「ごめんなさい」」
◆◆◆◆◆
「それじゃ、更新するよ……OK。更新完了だ」
「ちゃんとロック掛けろよドチビ」
「うるさいな。解ってるよ」
「絶対解ってへんやろ! おじさん見つけた時、フルオープンやったぞ!」
「それは別のボクだろ! ボクじゃないやい!」
頼むからおじさんの背中の上で騒ぐのは止めて
「じゃぁおじさん君、コレが君のステータスだよ」
全員で確認する
◆◆◆◆◆
異世界おじさん
Lv.2
《基本アビリティ》
力:I0 → B771
耐久:I0 → A806
器用:I0 → H151
敏捷:I0 → F380
魔力:I0 → H90
《発展アビリティ》
激運:S+++
魔導:I
狩人:E
対人:D
耐異常:B
《魔法》
【テレポート】
・対象を唱える
・対象へ跳ぶ
・派生詠唱【ワールドテレポート】
・世界を超える
・日に一度のみ
【トラベラー】New
・荷物を格納
・貯蔵量により魔力消費量増加
《スキル》
【幸運脂肪】
・シボウを操る
・あらゆる害悪から体を守る
・害悪に対する自動カウンター(相手のステータス依存)
・同意がある場合に限り他者のシボウを操れる
・強制幸福
【庇護脂肪】
・シボウ操作した者のステータスを上昇(任意)
・最大10段階
・体質操作可能
・シボウ消費でサイセイ → シボウ消費で超サイセイ New
・庇護対象カンチ
└庇護対象に関する行動時にステータス補正
・スキル使用時に魔力消費
【引継ぎ】New
・シボウ時に同存在を呼ぶ
・スキル/アビリティ/ステイタス/記憶の継承
・トリガー【ロキ】
◆◆◆◆◆
なんか色々増えてる
「なぁロキ、これ普通?」
「んな訳あるか! おじさんが持ってたスキルなんてこの幸福脂肪に取り込まれた「強制幸福」っちゅースキルと引継ぎだけやったんやぞ。何やねんこの規格外のレアスキルと魔法のオンパレード」
いや、ちょいまち。2個目の魔法はおじさんも知らんが?
◆◆◆◆◆
色々とすり合わせしてみた結果、どうやら元の世界で追いかけまわされた事が原因で生えた魔法っぽい
凄く複雑な気分
「というか耐異常:Bって中々聞かないんだけど」
「あぁ、そりゃおじさんが毎食毒食わされてたからや」
「はぁ!?」
「そりゃそうやろ、女とっかえひっかえ。人の女だろうが関係なし。酒は飲むし外食もする。歓楽街行けば毎回殺傷傷こさえて帰ってくる。耐異常と対人が伸びもするわ」
クズやってるな別おじ……今や他人事じゃないけど
◆◆◆◆◆
「じゃぁおじさんは偶にボクの所に来てステイタスの更新」
「普段はウチん所で活動や、正式なコンバージョンに関しては一旦保留でええな」
うぃ~~~
「よし! 帰ったらまたNewソーマとおじさんの酒飲むで!」
◆◆◆◆◆
帰った時には酒は全部ガレスが飲み終えてました
強請られても嫌~
だって買いに行くのに往復2日かかるんだぞ!
◆◆◆◆◆
翌日、渋々買い出しに行ったらおじさん指名手配されてた
ワロスwwww
何で!?
逃げ道は閉ざされ、闇が覆うだろう
それでも光を求めて足掻くのは愚者なのか
次回、おじさんの道
障害が道を塞ぐ時、勇気が試される