【完結】フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く2 作:タラバ554
おっぱいで繋がった同志の絆は強い
おじさんはソレを時に支え、繋ぎ、必要であれば手を加える
悩めるものに導きを
今日も子羊を導くお仕事です
ただし1日10名まで
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「そんで? 肝心の探してる子は見つかったんか?」
「それが全然」
「何や、あれだけ色々と手を打って成果無しかいな」
「ん-、無駄って訳じゃないけど色々と分からんことが増えた」
「例えば?」
三大クエスト
残り1体というのは同じだが対象が光竜
ダンジョンの内容が違う、なんなら出てくるモンスターも違う
「おじさんが知っとる三大クエストは?」
「黒竜」
「まるっきり反対やな……」
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ロキファミリアの遠征におじさんも参加することになった
後発のサポーター役らしい
ミアハファミリアに頼んでおいた新薬、高濃度のマナポーションを受け取ってベルトとトラベラー内部に収める
目指すは18階層、迷宮の楽園
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確かに迷宮の楽園に到着したが……豊かな資源は無く、冒険者の町も当然無い
目の前に広がるのは枯れた森に淀んだ水……
セーフティゾーンには違いないが補給出来るものは特に無い
どうやら此処まで得た魔石等は引き返す第3班に持たせて1・2班が先に進むらしい
おじさんは2班……前なら2班で前衛だったが、lvが下がったのとトラベラーの取得でサポーターになった
念のためにおじさん棒と丸盾を腰に下げ、別おじの獲物であるタワーシールドとブロードソードも持っている
18階層を念のため調べたけど、黒いゴライアスが出た等の情報/痕跡共に無い
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50層に到着した
道中では隊の後ろに位置取って敵との交戦を避けていたおじさんだが、何度かデーモンに絡まれて手足を切られた
まぁ斬られたおかげで後衛守れた。ただおじさんストライクはダメだ。少なくともヘファイストスさんから貰った盾じゃないとおじさんストライクに耐えれなかった。
おかげでタワーシールドは50階層に到着する前に潰れてしまった。
庇護脂肪で手足を再生してるんだけど……そのせいでおじさんのお腹が大分凹んでしまった
正直お腹が減ってしょうがない
「フィン、おじさん地上に補給しにいって良いかな」
「補給って事は50階層へもテレポートが出来るって事で良いかな」
「大丈夫そう、起点はラウルで良い?」
「あぁ、武具の整備もあるから、そうだな……2日、その間に追加の物資を宜しく」
「あいよ~、んじゃ行ってくる対象:『ロキ』【テレポート】」
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1日後
「ただいま~って……何この惨状」
「おじさん、お帰り。補給物資は?」
「メモ書き通りポーション類と追加の魔剣、それと食料」
「ありがとう、それと申し訳ないけどもう一度補給お願いできるかな」
「ほ?」
「ちょっと新種の魔物が出てね……武器の損害が大きい、予備の武器を頼めるかい」
周りを見回してみればキャンプの半分以上がつぶれていたり、焼け焦げてしまっている。
「……メモに書いてもらっても良いか? おじさん覚えきれそうにない」
「あぁ、と言っても持ってくるのはそんなに多くない。ちょっと厄介なモンスターでね。デュランダル付きの予備具を持ってきて欲しいんだ」
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翌日
「フィン、持ってきたぞ」
「よし、最低限……51階層だけでも様子を見る。全員に武器を配って通路を開けろ! おじさんは手筈通り50階層で待機。いざという時の回復は頼むよ」
「? ようわからんが欠損なら治す」
「頼んだ」
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2日後
探索PTが帰って来た
全員が四肢を少なからず失っている
庇護脂肪で最低限直していくが脂肪という名のエネルギーが足りない
おじさん側の脂肪も使って直すが自分の欠損を治すときに使ったせいでもうおじさんもガリガリに近い
「おじさん……再生は最低限動けるだけで良い……本格的な治療は地上に上がってからだ」
挑むは迷宮最下層
待つのは悪意か、それとも……
次回、おじさんの補給
満たされぬ飢えは争いを呼ぶ