主に仕事の休憩時間や休みの日にのんびり製作している為、亀更新になります。
宜しくお願い致します!
4月1日・・・
それは人にとって新しい人生の始まりである。
俺、神谷雄(かみやゆう)もその1人であり、今日から高校生となる。
なるのだが・・・
雄「ハァー・・・行きたくねえ・・・」
普通は緊張するなり、テンションが上がるなりするのだろうがこれには訳がある。
~遡る事1ヶ月前~
卒業式を数日後に控え春休みの中、自宅の硝子工務店で硝子切断を手伝っていた時である。
幸二「雄、少しええか?」
雄「なんや~?」
俺の親父こと神谷幸二(かみやこうじ)が硝子の切台までやってきた。
幸二「来月から通う学校のことなんやけどな・・・試験受けて通った所とは別の学校行くことになったから覚えとけよ」
雄「あいよ、分かっ・・・は?」
親父のいつも通りの会話からの爆弾発言。
一瞬のことで思わず返事を返しかけるも何とか踏みとどまった。
雄「ちょい待ち親父!どういうことやねん!?」
幸二「いやぁ、俺の知り合いが女子校の理事長しとってな。共学化のテスト生を探しとるからお前を推薦したらあら不思議!一発で通ってもうたんやわ」
開いた口が塞がらないとはこの事である。
この糞親父は息子の人生を何だと・・・
幸二「お前の人生を何だと思っていやがる!って思っただろ?」
エスパーかよ!?
こっちの思考を読まないで欲しいわ!!
幸二「言わなくても分かると思うが、周囲は9割9分女子だからな。やったね!ハーレムじゃねぇか」
雄「アホ言うな!こちとら仕事の手伝いしつつ必死こいて受験勉強したのになしてそんな状況にしてくれとんじゃワレェ!!」
幸二「仕方ないやろ!こっちも最初は断ろうと思っとったんや。けど、向こうにいくつか借りがあることをすっかり忘れとってやな・・・」
逆ギレしたかと思えば、ドンドン声が小さくなっていった。
どんな弱みを握られとんや・・・?
幸二「まぁ、ということでやな~大人しく頑張ってきてくれ」
雄「面倒くさいから投げやがったな!?」
~回想終了~
とまぁ、色々あって(主に親父のせい)花咲川女学園に晴れて入学となったわけだ。
一応、花咲川の制服(男子用)を着ているから問題ないと思うがいざ校門前まで来ると足がすくみ中々次の1歩が出ず立ち往生していた。
また、仕事の手伝いをしていた時、不注意で硝子を頭から丸被りしてしまい左目を切ってしまったのだ。
怪我を隠す為、眼帯しているのだが思った以上に見た目が悪い。
下手するとヤ○ザの一派に間違われてもおかしくないのでは?
ドンドン不安が増長し更に動けなくなっていたそんな時である。
?「あの、花咲川学園に何か?」
不意に声を掛けられ肩をびくつかせ声がした方に向くと水色の若干ウェーブがかった髪の女子高生が立っていた。
右腕には風紀委員と書かれた腕章を付けて・・・風紀委員!?
雄「あ・・・えと・・・その・・・」
分かりやすく動揺してもうた!!
これでは自分は不審者です!って言っているものじゃないか!?
?「見かけない顔ですね?それに制服も花咲川に似ているような・・・」
あれ?分析されてる?不審者扱いされてないのか?
ってことはワンチャン学校の案内とか頼めたり・・・
?「もしや最近、噂の不審者?」
あっ、詰んだ・・・どないしよう!?
?「その子は共学化のテスト生よ、氷川さん」
思わぬ助け船で助かったけど、どちら様で?
?「どちら様って顔ね。私は花咲川学園の理事長よ」
人の思考を読まんといてください。って理事長!?
これで勝つる!!
雄「そ、そうなんです!今日からこの学園でお世話になる神谷雄です!男子が1人しかいないとのことでちょっと尻込みしちゃって・・・」
?「そういうことですか。私は氷川紗夜、花咲川学園の2年生です」
理事長「軽い自己紹介も終わったところで神谷君はそのまま私と一緒に理事長室へお願いね。氷川さんも他の子に引き継ぎして一緒に来てもらえるかしら」
紗夜「分かりました。変に疑ってごめんなさい神谷君」
雄「いえ、こちらも対応が悪いところもありましたので気にしないでください。それに見た目もアレなんで・・・」
理事長「その辺りの事情も理事長室で聞きましょうか」
こうして、俺『神谷雄』は無事?に花咲川学園に入学出来たのであった。
文章の作成って中々難しいですね( ;´・ω・`)
投稿後も見直して、変と思ったらちょこちょこ修正していくと思いますのでご了承願います。