【コミカライズ連載開始】迷宮狂走曲~RPG要素があるエロゲのRPG部分にドはまりしてエロそっちのけでハクスラするタイプの転生者~ 作:宮迫宗一郎
《表》
「ところで、【アントクイーン】はどこが怪しいんだ?」
「見た目」
「いや、そうだけどそうじゃねぇよ」
ダンジョン41階層の攻略中、俺たちはモンスターどもをしばき倒しながら雑談をしていた。
「質問の仕方が悪かったな。奴はご隠居とやらからどういう疑惑を持たれてんだ?」
「兄貴、ご隠居さんが説明してたの聞いてなかったの?」
「仕方ねぇだろ。あんなふざけたビジュアルで真面目な話をされると脳がバグって話が頭に入ってこねぇんだよ」
まあ、ここらで【安徳院】について情報を整理しておくのも悪くないかもしれないな。そう思った俺は、カルロスにご隠居から聞いた話を説明しつつ、原作知識を思い返すことにした。
「【安徳院】のいる寺の周辺で行方不明者が出ているらしくてな。奴の正体は人攫いなんじゃないかとご隠居は疑ってるみたいだ」
【安徳院】……いや、もういいか。【アントクイーン】は蟻をモチーフとしたモンスターであり、今回のサブストーリーにおける真の黒幕として暗躍するボスモンスターだ。
【アヘ声】には【クイーン】の名を冠するモンスターがいくつか存在していて、サブストーリーの進め方次第で戦える隠しボスのような扱いをされていた。【アントクイーン】はその1体であり、他には【フェアリークイーン】もそうだ。
こいつらは同族のモンスターを従える最高位のモンスターとして描写されており、設定上は一国の軍隊にも匹敵する戦力を有する。まさに【クイーン】の名に相応しいモンスターだ。
また、【クイーン】自体も非常に強力であり、真正面から挑もうものなら【アヘ声】に登場する全モンスターの中でもトップクラスの強さを誇る。そのため、基本的には1周目は【クイーン】をスルーして1度ゲームをクリアし、2周目以降に戦うことが推奨されていた。
余談だが、たとえ2周目以降であっても【クイーン】に真正面から挑むのは推奨されていない。【フェアリークイーン】の時もそうだったが、こいつらはサブストーリーの進め方次第で弱体化するからだ。弱体化なしの【クイーン】はプレイヤーから【真・クイーン】と呼ばれ、エンドコンテンツ扱いされている。まともに戦って勝てる相手じゃない。
まあ俺は今のところ【クイーン】に真正面から挑むつもりはないので、それに関してはおいておくとして。
【アントクイーン】は蟻の中でも「サムライアリ」をモチーフとしており、【クイーン】として同族のモンスターを従える以外にも、「他の生物を洗脳して奴隷として使役する」とかいう、わりとシャレにならない凶悪な能力を持っている。
【安徳院】を名乗って尼僧の真似事をしているのもそれが理由だ。奴はこの国全体に微弱な洗脳能力を放って信者とし、その信者を寺におびき寄せてゆっくりと完全に洗脳。最終的に信者を完全に奴隷化して勢力を拡大している。尼僧のコスプレとかいうギャグとしか思えない見た目でプレイヤーを笑わせにきたかと思いきや、その実態は冗談では済まないようなガチなカルト教祖だっていうんだからタチが悪い。
その洗脳能力は人間にも効果を発揮し、【アヘ声】では選択肢を間違えるとパーティメンバーが洗脳されてしまう。主人公は拘束されて寺の地下に隠されている座敷へと連行され、パーティメンバーが他の信者とともに乱○パーティをさせられているのを目の前で見せつけられる。そのうち原作主人公自身も洗脳されて乱○パーティに加わっていき……というバッドエンドだな。
なので【アントクイーン】の調査をするのは相応の危険を伴うので、安定を取るなら寺に近寄るべきではないんだが……かといって透さん・隠さんに調査を任せると、あの2人は調査から帰ってくるなり「あの寺に異常はなかった」とか言い出すからな。もちろん以後【アントクイーン】は一切登場せず、後で寺に行っても誰もいない。
公式で明言されたわけではないが、おそらく透さん・隠さんも【アントクイーン】に洗脳されたと思われる。透さん・隠さんは決して無能ではないが、さすがに【クイーン】を相手にたった2人で挑むのは無理があったんだろう。
なので【世直しエンド】は実はグッドエンドではなく、行方を眩ませた【アントクイーン】によってジワジワ国民が洗脳されていくというバッドエンドなのでは? とプレイヤーの間で囁かれていたりする。
もしそれが本当ならさすがに後味が悪いので、やはり目指すは【世直しエンド】ではなく【食いしん坊大将軍エンド】だな。そのためには、【アントクイーン】の所在が分かっているうちに俺たちの手で奴の悪事を暴き、原作と同じように話を進めて【アントクイーン】の能力を弱体化させ、確実に【アントクイーン】を始末する必要がある。
まあ、そうでなくともレアアイテムのために頑張るけどな!
「ふーん……人攫い疑惑に加え、大将の見立てでは洗脳能力持ち、ねぇ……。まっ、大将が言うなら事実なんだろうが」
「なんであの見た目で『テメェのような聖職者がいるわけあるか!』って突っ込まれなかったんだろうって思ってたけど、洗脳能力があるなら納得かも」
「分かりました、あの寺院付近では絶対に単独行動しないようにしますね」
“まっ、もともとボクらは単独行動なんてしないけどね。主がいないところで戦闘になったらワンパンで死んじゃうし”
いちおうカルロスたちに原作知識に関してはボカしつつ情報共有し、警戒を促しておく。もっとも、【アントクイーン】が他の生物を完全に洗脳して奴隷化するためには自身の巣穴に連れ込む必要があるため、そもそも洗脳されるような状況に陥った時点で「詰み」ではあるんだが。
「おっ、あれが今回の目的地か?」
そんな話をしているうちに、俺たちは海辺に扉があるのを発見した。「どこ○もドア」みたいに扉だけがポツンと突っ立ってるのはよく考えたらシュールな光景だな。
「よし、これでいつでもダンジョン入口からここへワープできるな」
俺たちは扉へと手を触れてショートカットを開通すると、いったん冒険者ギルドまで帰還した。
「思ったより早く攻略が終わったな」
「そりゃあマップ埋めとかはせずに最短距離で駆け抜けたしな」
“いつも最短距離で駆け抜ければいいのに”
まあ今回はショートカット開通が目的だったのでマップ埋めは後回しにしたとはいえ、それでも想定より早く攻略が終わったのも事実。とはいえ、もう1度ダンジョンに潜るっていう雰囲気でもないな。今日はもうダンジョン攻略を終了して半休ってことでいいだろう。
「じゃ、皆お疲れ様。明日もよろしく頼むぜ!」
「……そう言う大将はどこへ行く気だ?」
「えっ? ダンジョンだけど」
「半休っつったんじゃねえのかよ」
「こっからは趣味でダンジョンに潜るんだよ」
とはいえ、いくら俺でもたった1人(と1匹)でダンジョン下層に潜るのは厳しいので、中層でちょっとしたレベリングをするくらいのもんだが。
“えっ? もしかしてボクも一緒に行く流れなの? 『もう1度ダンジョンに潜るっていう雰囲気でもない』のはボクも同じなんだけど???”
「実はこの前、アーロンからいい肥料や鉢植えを売っている店を紹介してもらってな」
“しょうがないなぁ主は! ボクがいないとダメなんだから!”
俺はカルロスに「ほどほどにしとけよ」と呆れたような顔で見送られつつ、やる気十分なルカと共にダンジョンへと潜っていったのだった。
──────────────────────
《裏》
「――今だ! アリシア! カイン!」
「合わせろ、アリシア!」
「ええ、任せて!」
【騎士】の少年、【魔術士】の少年、【狩人】の少女改め、レオン、カイン、アリシアの3人は今日もダンジョン中層にてレベリングを行っていた。
彼らの間に余計な言葉は不要であり、言葉数は少なくとも意思の疎通に問題はない。幼い頃から共に暮らしてきたがゆえの抜群のチームワークをもってして、モンスターどもをなぎ倒していく。
「やったな! この調子でいこうぜ!」
「あまり調子に乗りすぎるんじゃないぞ、リーダー。こういう時こそ気を引き締めろ」
「そういうカインこそ、嬉しそうにしてるじゃない」
「……ふん。攻略が順調であること自体は歓迎すべきことだからな」
彼らはこの団結力と……そして、最近
その戦術とは、レオンが敵からの攻撃を全て引き受け、カインが魔術による攻撃と補助、アリシアが罠の解除と武器による攻撃を担う、といった「スペシャリストによる完全なる役割分担」だ。
この「完全なる役割分担」という概念は、彼らにとって目から鱗であった。自分の身は自分で守るというのがこの世界の常識だからだ。冒険者パーティとは極論「身の丈に合った階層であれば単独でもダンジョン攻略していけるような冒険者が、より高難度の階層を攻略できるよう徒党を組んでいるだけ」であり、オンラインゲームで例えるなら「ソロプレイヤーの集団」なのである。
「(……しかし、皮肉なものだな。【正道】を貫き通す【英雄】殿よりも、我が道を
カインはそう心の中で独りごちた。それはそうだろう。HPが0になれば尊厳を破壊し尽くされるダンジョンにおいて、自分の身を守る手段を手放し、あまつさえそれら全てを他人に委ねるなど、正気の沙汰ではない。
もちろん、役割分担という考え方自体はこの世界にも存在しているが、それでも防御を捨ててまで自分の役割に専念しようなどと考える冒険者は存在しないのである。
まぁ冒険者の中にはパーティメンバー同士で恋仲になり、「恋人が助かるのであればなんだってする」と考える者もいるにはいるが、そういう冒険者であっても「恋人の命>自分の命>他人の命」である場合が大半である。
自分の身を犠牲にするよりもまずは「他のパーティメンバーを犠牲にしてでも恋人を助ける」などと考えるのが普通であり、パーティメンバー全員に対して自己犠牲の精神を発揮する冒険者は稀……というより、そういう冒険者はダンジョン上層でさっさと死んでいくのがこの世界の常であった。
「へへっ、これならカインが2度と『僕を囮にして逃げろ』なーんて言わなくて済むな!」
「まったく、あの時はホントに肝が冷えたんだからね?」
「ちっ、終わったことをグチグチと……。というか、お前たちも人のことを言えた義理か」
彼らがこの戦術を採用できたのも、3人が3人とも「もし絶体絶命の危機に陥ってしまった場合、他の2人が助かるなら自分はどうなっても構わない」と一切の躊躇なく言ってのけるほどの人間関係を冒険者になる前から構築していたからに他ならない。
逆に言えば、それができたからこそ、彼らと同期の冒険者たちとは比べものにならないほどの力を得たとも言える。他のパーティだとこんなにも上手くはいかないだろう。
「――ほう。これはこれは……」
だが、いくら中層でも十分通用する力を持っていたとしても、彼らはまだまだ経験が浅い。ゆえに、彼らは自分たちのことを見つめる人影に気づけなかった。迫り来る災厄を察知することができなかったのである。
「なんて……なんて素晴らしい……!!!」
“ボク知ってるよ。今の主みたいな気持ち悪い奴のことを『不審者』って言うんでしょ?”
そう、彼らはストーカー被害に遭っていたのだ。
【
普段の【狂人】であれば「推し」への配慮を優先して黙って立ち去っているところであるが……この男、「推し」からしか摂取できない栄養を突然過剰に供給されたがゆえに、思考回路がショートしていた。
「特化型スキル構成……戦闘中の役割分担……! 原作知識もないのに、彼らだけで考えたってのか……! 素晴らしい……素晴らしいぞ!!!」
その結果が「感動のあまり小刻みに震えながら満面の笑みで称賛の言葉を垂れ流す」という不審者ムーブであった。*2
“いい加減にしてよね。ほら、さっさとレベル上げに戻るよ。ボクらにとってはそっちの方が重要なんだから”
「うぐ……わ、分かってるよ……」
ルカに服の裾をぐいぐい引っ張られてようやく我に返った【狂人】であったが……ふと、男の視界の端を何かが過った。
『クソが……! 許さねぇぞ豚どもが……!』
それは、【キラービー】の巣から逃げ出してきた、生き残りのフェアリーだった。ただ、生きているとは言っても見るも無惨な姿であり、ほとんど魔術と執念で無理やり動いているような状態だ。
『このまま終われるか……! 豚どもにとびきりの「礼」をしてやらなきゃ気が済まねぇ……!』
すでに死に体の羽虫を突き動かしていたのは、人間への怨念であった。せめて一矢報いてからでないと死にきれないという、言ってみれば死に場所を求めているようなものである。
羽虫どもが今まで人間にしてきた所業を考えると逆恨みもいいところであるし、しかも人間全体を恨むのは八つ当たりでしかないのだが、人間を「家畜」としか見ていないフェアリーにとってはこれが当たり前の思考なのだ。
『へっ……ちょうど油断しくさった豚どもが3匹……!』
そして、この羽虫が目をつけたのがレオンたちであった。死にかけであるがゆえに気配が微弱だったせいか、索敵を担うアリシアがこの羽虫のことを全く感知できていない。
とはいえ、この羽虫に大それた力などない。【フェアリークイーン】であればともかく、しょせんは【アヘ声】で雑魚敵として登場していたようなモンスターである。
【マジックゴーレム】はおろか、羽虫どもが運営していた魔術研究所すらも徹底的に破壊し尽くされている今、こいつにできることといえば、せいぜい不意討ちでちょっとした手傷を負わせることくらいだろう。それが終われば勝手にくたばる程度の力しか残っていないのだ。
「この死に損ないがあああああああ!!!
「えっ、なに!?」
「この声……まさか?」
「あっちの方からだ!」
……が、そんなことは【狂人】には関係なかった。男にとって、「フェアリーが」「【先輩】に襲いかかる」などというのは許されざる大罪である。
【アヘ声】をプレイしていた頃のトラウマがフラッシュバックしたことで瞬時に頭を沸騰させた男は、雄叫びをあげながらフェアリーに突貫。【
『ミ゛ッ゛』
背後からの攻撃は
「無事か……ッ!?」
「えっ!? は、はい! なんともないです!」
「そうか、よかった……本当に……」
そして、駆けつけてきた3人の無事を確認すると、男は心の底から安堵したようにため息をつき――ようやく自分のしでかしたことを自覚して顔面蒼白になった。
「(や、やっちまったああああああ!?)」
男からしてみれば、自身の行動は「ストーカーがいきなり訳の分からないことを叫びながら目の前でスプラッタな死体を生産した」である。「やっちまった」どころの話ではない。
そんなもの、通報されて憲兵に突き出されても文句は言えない完璧な不審者ムーブである。アリシアたちにバッチリ顔を見られているので、シラを切ることも不可能だろう。完全に詰みである。
そんな感じで頭の中が真っ白になっている【狂人】であるが……アリシアたちから見れば、また違った風に見えていた。
「(この人……こんなにHPを減らしてまで俺たちのことを助けてくれたのか……?)」
「(この御仁、『また俺から奪うつもりか』と言っていたな……)」
「(この人、やっぱり……)」
アリシアたちは【狂人】からストーカー被害を受けていたことなど全く気づいていないし、羽虫の存在にも気づいていなかった。男が【死中活】を発動させるために自傷したことなど知らないし、羽虫が最初から死にかけだったことも知らない。
彼女らが見たのは、「HPをすり減らしたモンスターに、同じくHPをすり減らした男がトドメを刺した」という光景のみである。なので、彼女たちにはまるで男が死闘の末にモンスターを討ち果たしたようにしか見えなかった。
また、彼女たちにとってこの男は「死んだ姉(および実の姉のように慕っていた女性)の教えを受けていたかもしれない人」である。
そんな男が「また俺から奪うつもりか!」などと叫びながらモンスターと死闘を繰り広げ、自分の治療そっちのけで真っ先に3人の無事を確認して安堵のため息をついたのだ。
つまり、3人から見た男の行動は、「
もちろん全方位勘違いである。
「………………」
「あっ、ちょっと……!?」
男は3人に背を向けると、【脱出結晶】を取り出した。ギルドに帰還して潔く自首するつもりである。
男は前世の記憶から「ストーカー被害に遭った」と通報するのは勇気が必要な行為だと思っているので、「こんなことで3人の手をわずらわせる訳にはいかない」と明後日の方向に気を回したがゆえの行動であった。
これに慌てたのは3人の方だ。この男は大半の時間をダンジョン内で過ごしているため、会おうと思ってもなかなか会えない人物である。*3
無言で去ろうとしているあたり、この男はお礼を受けとるつもりはないのだろう。ここで逃がしてしまえば、きっと一生お礼を言わせてもらえないのではないか。そう考えたアリシアは、とっさにいつもの口調で男を呼び止めた。
「待ちなさい! 話はまだ終わってないわよ! あなたには伝えたいことがたくさんあるんだから!」
「(…………ッ!? そ、それは【先輩】の説教に対して主人公が『選択肢:逃げる』を選んだ時に聞ける台詞!? 2周目で改めて聞くと『私が生きてる間に色んなことを教えておきたい』という【先輩】の真意に気づけるという名台詞じゃないか! まさか生で聞ける日が来るなんて!?)」
「えっ……?」
こんなことで呼び止められるとは思っていなかったアリシアであるが、この男には効果覿面である。【アヘ声】における【先輩】の名言を生で聞いたことで、男は全身を硬直させてしまい、【脱出結晶】を取り落とした。
「……ふっ。なるほど、この御仁にもヤンチャな時期があったということか」
「あー……うん。アリシアの声って、姉さんそっくりだもんな。俺もよくああして怒られたよ……」
そんな男の様子も、3人の勘違いを助長した。この男も自分たちと同じ様に『姉』に叱責されていたから、『姉』とそっくりな声で同じ様に叱責されると、条件反射で硬直してしまうのだろう、と。
これにより、3人は男に対して一気に親近感を持ってしまった。何を考えているのか分からないこの男が、実は過去に自分たちと同じ様に叱責されてシュンとしていたのかと思うと、なんだかおかしくて仕方がなかったのだ。
「ふふ……【
「えっ」
「一緒にメシでも食いに行きましょう、『センパイ』! 俺たちが奢りますから!」
「えっ、えっ?」
「遠慮しないでください、『先輩』。僕らは貴方に色々と助けられましたから。さぁ、お供の方もご一緒にどうぞ」
「ええ……???」
結果、推しから断罪されるどころかフレンドリーに話しかけられて混乱した男は、思考回路が完全に停止して流されるままに彼らと一緒に食事することを約束していた。
“はぁ……なにやってるんだか……”
唯一、ルカだけが「どうせ主のいつもの奇行が変な勘違いを生んだんだろうな」と、正解にたどり着いていたのだった……。