ちょっと不慣れな三人称多視点です。
私の夢は
秋も過ぎて行き、少しずつ冬の気配が見え始める10月中旬。
いよいよ肌寒くなってきたなと、堀野歩は身を震わせた。
夏になると汗が滲んで書類が纏めにくくなり、冬になると手がかじかんで文字を書いたり打ったりできなくなる。
気温の変化は往々にしてハプニングを招き、それは著しく自分磨きやトレーナー業の効率を落とすのだ。
そういう意味で、彼にとって季節というのは、生涯かけて戦うべき敵の1つなのであった。
そして、それらの問題を最も簡単に解決する手段が、暖房や冷房。
故にそういった時期は、できるだけ外に出ず、部屋に籠って書類の束とお友達になるのが通例だったのだが……。
今日ばかりは、そうもいかないらしい。
「……はぁ」
海に向かって吐き出された白いため息は、すぐに空気中に霧散する。
彼はその手の中の釣り竿を改めて握り直し、ちらりと横に置いているバケツを見た。
その中にあるのは多少の海水だけで、魚の1匹どころか貝の1つすらも入っていない。
歯に衣着せず言えば、坊主だった。
堀野歩に趣味はない。強いて言えば、仕事が趣味かつ恋人と言えるだろうか。
当然のことながら、自分の前世の愛バと決別して以来釣りを趣味にするようになった、などという人間らしい経験など持つわけもなく、彼の釣り竿はつい最近までホシノウィルムとミホノブルボンの各種グッズと共に、自室の片隅に封印されていた。
それが急に引っ張り出されたという事実には、あるいは釣り竿自身が最も驚いているかもしれない。
そして彼は、天才ではなく秀才。経験や勉強を経ることのない技能に秀でているわけもなく……。
あるいはその結果なのだろうか。
この1時間、彼の握る釣り竿は、微動だにしていなかった。
「釣れないなぁ……」
すん、と鼻を鳴らす音が寂しく響く。
前回はビギナーズラックとはいえ2匹も釣り上げたというのに、今日は微塵も反応がない。
自分の才能のなさを考えれば、これも自然な結果なのかもしれないが……何の成果もなく身を凍えさせ、時間を無駄にするのはちょっと、と。
彼が嫌になり始めた、その頃だった。
「にゃは、お待たせ~」
その背中に、声がかかる。
声の主は、眠たげな垂れ目の、芦毛の少女。
今日も今日とて呑気そうに、けれどどこか底知れない雰囲気を醸し出している、現役の競走ウマ娘だ。
彼女はやって来るな否や、許可を取ることもなく彼の隣に折り畳みイスを広げた。
勝手知ったるというよりは、予定調和とでもいうような動き。そして彼も、当然のようにそれを受け入れる。
「そんなに待っていない……と言いたいところだが、そうもいかないかな。何があった?」
「ごめんごめん、寮長に見つかっちゃってね? 誤魔化すのに時間がかかっちゃった」
「そっか、ならいいよ」
「えー、『なら』って何? セイちゃんといえど、さすがにわざと遅刻なんてしませんってぇ~」
「いや、事故か何かあったかと思ったんだよ。君が無事で良かった」
「……ふーん、まぁいいけどさー」
少しばかり唇を尖らせた彼女は、彼の隣に荷物を下ろし、釣り竿を垂らし始める。
使用感の窺える、愛用なのだろう一品。その装飾もシックでありながらも高級感を漂わせ、てきとうに買い揃えた歩のものとはとてもではないが比べられない。
弘法筆を選ばずと言うが、やはり良い筆を使えばより良い結果を生めるんだろうな、などと彼がぼんやり考えていると……その釣り針に餌を付けて海に投げ込んだ彼女が、再び口を開く。
「な~んかこれ、密会みたいだよね?」
「ん?」
「セイちゃん、今日はトレーナーさんに伝えてないし、そっちもウィルムちゃんとかブルボンちゃんには伝えてないんでしょ? 下手したら怒られるんじゃない?」
「ははっ、ホシノウィルムはそんなこと……いやどうかな、怒られるかも……」
「なに自信なくしてんのさ」
「俺も彼女のこと、何もかも知ってるわけじゃないからなぁ。
……ま、今日は怒られてでも確認しなきゃいけないことがあるし、いいんだよ」
ざぱ、と波が堤防に打ち付ける音を聞きながら、彼は少しの間口をつぐむ。
すぐにでもそれを訊かなければならないのに、なかなか口を開かない。
それはまるで、彼の言っている「確認しなきゃいけないこと」を、彼自身がどこか信じ切れていない、とでもいうような間だった。
けれど少しして、彼は一度まぶたを閉じ、改めて口を開く。
「……まず、君が有馬記念に出走する、というのは事実かな」
「うーん、ちょーっと事実とは違いますかね? なにせ有馬記念は、ファンの方々の投票次第で出走できるか決まるんですし?
いくらセイちゃんが『出走したいよ~』って言っても、落とされちゃう可能性はあるしね~」
「君が出たいと言って出られないわけないだろうに」
「あはは、まぁね~。出走予定ではある、って言った方がいいかな?」
芦毛の彼女の自信ありげな笑みに、彼は少しだけ口端を緩めた。
彼にしては朗らかな笑み。どうやらその遠まわしでわかりにくい、こちらをかく乱してくるような言い回しを懐かしんでいるらしい。
だが、すぐに強く唇を結ぶ。
……彼にとって確認せねばならないことは、決してそれだけではなかった。
むしろ、ここからが本番と言っていい。
彼の担当ウマ娘は、セイウンスカイと相性が良い。
領域に目覚めた今ならば、彼が正しい育成と作戦の考案さえできれば、あるいは大きな脅威ではないとすら言える程に。
だが、彼が聞きつけた、有馬記念に関する「噂」が正しいとすれば……。
それは彼の担当を以てしても、大きすぎる脅威になるかもしれないのだから。
「次に、君が有馬記念に出走しようと思った理由を聞いていいか」
「……ま、セイちゃんもそろそろ次に進む頃かなー、って。いつまでもトゥインクルシリーズに留まってないで、ドリームトロフィーリーグに行かないと。
だから年末の大一番で皆をビックリさせて、最後に大きな花火を上げましょうか、ってね?」
「ラストラン、ということか」
「えぇ、そーいうことです」
彼はチラリと、横にいるウマ娘を覗き見た。
人らしい情緒に疎い彼では、彼女の普段通りに見える表情の奥に見えるものは窺えないが……。
時には、それを気にしているというポーズ自体が有効になることもある。
殊に、権謀術数に秀でる、芦毛の彼女のような子には。
「本当に、それだけ?」
「……何が言いたいのかな?」
彼は懐からスマホを取り出し、彼女に見せた。
そこにはいくつか、ブックマークされたニュースが表示されている。
それぞれを見れば、もはやゴシップに近いような、正確性に欠ける情報群。
……けれど、火のない煙と言うには、あまりにも数が多い。
芦毛の彼女はそれを見て、ピクリと眉を動かし……盛大にため息を吐いた。
「はぁ~……。もうちょっと待てないんですか?」
「待てないとは言わないが、待ちたくはないな。可能な限り早く正確な情報を手に入れ、自分にできることを精一杯する。それがトレーナーとしての仕事だから」
「あと1か月もすれば、正式に発表されるんだよ? それに菊花賞が終わるまでは、お兄さんの担当の子たちにも言えないんじゃない? 下手すれば集中力が切れちゃうだろうし」
「それはそうだな。……でも、彼女たちに言えなくても、俺ができることはあるから」
「……ふーん、そうですか」
芦毛の彼女は少しばかり不満げに、自分が投げ入れたウキを眺める。
策士を自負する彼女は、自分が策にハメられることを好まない。こうして理詰めで追い詰められ、情報を吐き出すことを快くは思わないのだろう。
……けれど。
今日の海は少し荒れて、魚が少ない。釣りで時間を潰すにしても、少しばかり手持無沙汰だ。
それこそ何かを話していないと、退屈に過ぎるかもしれない。
それに、もう1つ。
あの天皇賞の時、力をもらったっていうのも事実だからなぁ、と。
彼女は彼に気付かれないよう、小さくため息を吐いた。
芦毛の彼女は、決して口に出さずとも、受けた恩を忘れない……そんな善性のウマ娘の1人なのだ。
故に、彼女自身の誇りを守るために、口を開く。
「本当だよ」
「っ……どこから、どこまで」
「あの2人が出走する、ってとこ。ついでに言うと、私が出走する理由も、そっちの予想で合ってます」
「そうか……」
その時、彼が握っていた竿がピクリと震える。
けれど、彼がそれに反応することはなかった。
……反応するだけの、余裕がなかった。
それはあまりにも夢想じみて、あるいはあまりにも理想じみていた。
自分の関与しない部分で起こった奇跡。その実在を知って、彼は少なからず衝撃を感じていたのだ。
誰かが抱いた夢が、願いが、あるいは1つの未来を変えたのかもしれない、と。
「今年の有馬記念は……まさに、夢みたいなレースになりそうだな」
「あの宝塚記念も、結構豪華だったんだけどねぇ」
2人は奇しくも同時に、それぞれの想いと共にため息を吐き出したのだった。
そうして、それからしばらくの間、釣り人たちは釣り糸を垂らしていたが……。
彼も、そして芦毛のウマ娘も……結局、1匹も釣果を得ることはなかった。
* * *
秋も過ぎて行き、少しずつ冬の気配が見え始める10月中旬。
ちょっとだけ肌寒くなってきたなぁと、黒鹿毛のウマ娘は白い息を吐いた。
「うぅ……今年は寒いなぁ。地元に比べると、ずっと暖かいはずなんだけど」
トレセン学園に入ってから長いし、こっちに慣れちゃったのかもなぁ……などとぼんやり考えながら、彼女は階段を登っていた。
それはトレセン学園近くにある山の、小さなお寺に続くもの。その段は数百とも言われる、とんでもなく長い地獄の階段である。
運動に秀でた人間でも一気に駆け上がるのは厳しいだろうそれを、彼女は一段一段丁寧に、けれど非常に素早く駆け上がっていく。
もはや慣れたことだと言わんばかりに、妄想に浸りながら。
「こう寒くなってくると、やっぱりあれだよね。人参スープ。温かいスープと、大きなハンバーグ、それとやっぱり大盛りのご飯をがーっと……!」
彼女がぼんやりと呟いている内、視界から一気に階段が消えて……。
「わっ、ととと!」
ざざーっとブレーキをかける彼女の横で、階段の終点で待っていた彼女のトレーナーが、ストップウォッチのボタンを押し込んだ。
「36秒6。……今何か余計なこと考えてただろ」
「うっ……! いや、ちょっと寒いなぁ、って……」
「その後は?」
「えーっとぉ……温かいスープと、ハンバーグと、それからご飯のことを……」
えへへ、と笑う自分の担当ウマ娘に、トレーナーはため息を吐く。
今朝もあれだけ食べたのにまだ食べるつもりか、と。
あるいは、お前の細い体のどこにあの量の食事が収まるのか、と。
ウマ娘の体の神秘はともかくとして、彼は今のタイムをバインダーに載せたプリントに書き込み、自分の担当に檄を飛ばす。
今は妄想力を鍛える時間ではなく、ウマ娘の神秘を考える時間でもなく、彼女の脚を鍛えるトレーニングの時間なのだ。
「帰ったら好きなだけ……いや、おかわり4杯までは食べていいから、今はトレーニングに集中!」
「はっ、はい!」
「ほらもう1本!」
「わかりましたーっ!」
「ひえーっ」と、彼女は冗談めかした悲鳴を上げながら、階段を下って行った。
そうしてしばらく待つと、再びだだだだだっと勢い良く階段を登って来る音。
トレーナーはその前を彼女が通過した瞬間、再びストップウォッチを止める。
結果は……どうやら芳しくなかったらしい。彼の眉間にしわが寄る。
「36秒8。乗らなくなってきたし、一旦休憩するか」
ここまで何本もこの階段ダッシュを繰り返している。そろそろ疲労が溜まって来る頃だろう。
そう思い、出した案だったが……。
「いえ、まだまだっ! もう1本お願いします!」
「やる気だなぁ。ま、こっちとしちゃ嬉しい限りだが」
「当然ですよ! 私の約束で……夢なんですから!」
黒鹿毛のウマ娘は、キラキラと両目を輝かせる。
それを見た彼女のトレーナーは、どこか切なくなるような懐かしさが胸をよぎるのを感じた。
彼女の瞳がこんなにも輝くのは、いつぶりだろうか。
この中央トレセンに来てすぐ、偶然出会ったトレーナーである彼に、自身の夢を語ってくれた……あるいは、その時以来かもしれない。
子供のように幼気に、けれど本気で、彼女は壮大な……殆ど不可能とも言えるような、大きすぎる夢を見ていた。
その時の彼女の瞳は、特別な明日を夢見て、眩しく思える程に煌めいていたのだ。
そしてその光に、彼は目と脳を焼かれてしまった。思わずその場で「俺と契約してくれ」と切り出すくらいには。
それが、今もなお続く彼らの関係の始まりだった。
けれど、それから。
多くの期待を背負い込む内、彼女は徐々に子供らしい表情をなくしていった。
幼なかった表情は戦士のそれになり、そしていつかは総大将と呼んで申し分のないものへ。
彼女は多くのものを背負って戦った。それは必ずしも全戦全勝とは行かない、波乱に満ちた戦いだったが……あるいはだからこそ、その苦難と歓喜が彼女を育てたのかもしれない。
それらを経てここに在るのは、もはやただのウマ娘ではない。
「日本」という大きすぎるものを背負って立つ、最強の……いや、日本一のウマ娘。
……だからこそ。
彼が、彼女のそんな表情を見るのは、本当に久々だったのだ。
夢を語る子供のように……いいや、文字通り、今から叶う夢に浮足立つ子供が、そこにいる。
久しぶりに彼女の年相応の表情を見ることができたのは……トレーナーからすると、この上なく喜ばしいことだった。
だからこそ、彼はその大はしゃぎに付き合うという決断を下す。
「よし……それじゃ頑張るか、スペ。
目指すは……今度こそ、有馬記念1着だ!」
「はい、行きます!」
子供がすぐそこに迫った遠足を想うように、彼女は待っている。
果たすべき約束の時を。
そして、それを叶えてくれるウマ娘を。
* * *
秋も過ぎて行き、少しずつ冬の気配が見え始める10月中旬。
こちらの方が少しだけ暖かいなと、栗毛のウマ娘は微笑んだ。
コトリコトリと綺麗な足音を鳴らしながら、空港の中を歩く。
その姿はすぐさま取材陣に取り囲まれる……ようなこともなく、いくつか訝し気な視線こそ向けられるものの、あくまで疑惑程度で収まっている。
それは彼女なりの──あくまで「彼女なり」の、伊達メガネをかけて髪を後ろで結んだだけという客観的に見れば非常に控えめな──変装が功を奏したというより、それを見る人々の正常性バイアスによるものだったのかもしれない。
まさか彼女が、ここにいるわけがない。
もしいるんだとすれば、もっと大々的にニュースにでもなるはずだ、と。
その無意識下の思い込みが、彼女の正体の露見をかろうじて、本当にかろうじて防いでいた。
そして、そんな奇跡的に成り立ったような静寂の中、栗毛の彼女は口を開く。
「……本当に、久々ですね」
「ええ。久々に故郷の土を踏んだ気がするわ」
彼女の感慨深げな呟きに、隣を歩く彼女のトレーナーが応じる。
それは彼女の感傷を打ち消すような、酷くさっぱりと乾いた言葉だったが……。
彼女は気分を害することもなく、むしろ自分のトレーナーらしい不器用な気遣いに、小さく笑った。
「トレーナーさん、時々日本に帰ってたじゃないですか」
「ほんの一瞬ね。誰かさんのおかげでこの数年間は本当に忙しかったんだから」
「でも、楽しかったでしょう?」
「……誰かさんのおかげで、ね」
思わず漏れたようなトレーナーの苦笑に、栗毛の彼女は心から嬉しそうに笑う。
自らのトレーナーと共に、どこまでも歩んで行くこと。
それが今の彼女の一番の望みであり……そしてそれは、現在進行形で叶っているのだから。
……しかし、あと2つ。
彼女の望みがあるとすれば。
それは、反故にしてしまった1つの約束を、今度こそ果たすことと。
そして、彼女の抱く夢の景色を、再びこの国の人々に見せることだ。
その2つが同時に叶う日は……そう遠くない。
「楽しみですね、有馬記念。私の後継者って言われてた子も出るみたいですし」
「……ま、やるだけやったから、あとはあなたを信じるだけよ」
「不安ですか?」
「あなたに2500メートルはちょっと長いからね。……まぁ、新世代のあの子を見ちゃうと、ちょっと自分の感覚が信じられなくなるけど」
「でも、私の方が速いですよ?」
「それをこれから決めるんでしょうが」
わざと面倒くさく絡んでくる彼女を軽くいなし、トレーナーは改めて歩き出す。まずは送られているはずの、彼女と自分の分の荷物を回収しなければならない。
そしてそういう雑事に関して、彼女の担当ウマ娘には何1つとして期待できないのだ。きちんと見張っておかないと、荷物も放置して走り出しかねない。
まるで手のかかる子を見守る母親のようだと、トレーナーは何度目になるかもわからないため息を吐く。
走ることを第一とし、それに関する自制心が欠片程度にしか存在しないウマ娘と長年付き合っていれば、どうしたって母親のような接し方になってしまう。
子供もいなければ結婚したこともない、なんなら適齢期を全て栗毛のウマ娘のサポートに費やして来たトレーナーは、少しだけ人生を儚んだ。
……けれど、それはある側面において、仕方のないことでもあるだろう。
一番最初に、彼女の圧倒的な脚に魅せられてしまったのは、他ならぬトレーナー自身なのだから。
「それじゃ、荷物を受け取ったらショップに行くよ」
「シューズですか?」
「いくつ持ち込んでると思ってんの? アパレルに決まってるでしょ。そんなバレバレな服で出歩いたらURAの人たちに怒られるってば。なんでよりにもよって緑なのよ」
「えぇー……」
トレーナーは面倒くさそうにする彼女の腕を引っ張って、空港を歩いていく。
彼女も無理に抵抗する気はない。ウマ娘が本気で嫌がれば、トレーナーの、つまり人間の力程度で動かせるわけがないのだから。
つまるところ、これは彼女たちの日常的なコミュニケーション。ただのじゃれあいだった。
……とはいえ、モチベーションのない状態を続けられても困る、と。
トレーナーはため息1つ、彼女のやる気を叩き起こす必殺の言葉を口にする。
「ほら、しっかりする。……ここでも、見に行くんでしょ?」
ガバリと、彼女が身を起こす。
その瞳はいつも通り、子供のように煌めいていた。
「はいっ、久々の
そうして、実に静かに。
異次元は再び、日本という国に現れた。
有馬記念(現状)出走予定ネームド一覧
メジロマックイーン、メジロライアン、ダイタクヘリオス、ツインターボ、ナイスネイチャ、トウカイテイオー、ホシノウィルム、芦毛のウマ娘、黒鹿毛のウマ娘、栗毛のウマ娘。
計(ホシノウィルム含め)10人。
夢の11R、またの名をバ鹿が取って来たバイキング有馬記念、開催──ッ!!
次回は3、4日後。トレーナー視点で、お祝いとサブトレーナーの話。
(追記)
誤字報告をいただき、訂正させていただきました。ありがとうございました!