ダンジョンにfateの英霊が居るのは間違っている? 作:静かなるモアイ
フレイヤ・ファミリア、ロキ・ファミリア、円卓ファミリア、イエス&仏陀ファミリア。この4つはオラリオにおいて最強派閥として知られており、都市外にもその異名や所属する冒険者達の名声は響いている。確かに総合戦力から考えればこの4つが最強であり、次点で言えばオラリオでも数少ないレベル7が所属しているガネーシャ・ファミリアが最強だと言うオラリオ市民も居るだろう。
だが、冒険者単独という事に関してはどうだろうか?少なくともそうなればレベル7が所属していないロキ・ファミリアとイエス&仏陀ファミリアは除外されるだろう。ではそうなった場合、最強の冒険者が所属してるのは何処と言えるだろうか?フレイヤ・ファミリアか?それとも円卓ファミリアなのか?はたまたガネーシャ・ファミリアだろうか?いや違う。約2ヶ月前に誰もが認める偉業を成し遂げ、更なる高みに登り詰めた冒険者が1人居るのだ。
オーディン・ファミリア所属 レベル8 二つ名は冠位ノ剣。英傑マキシム以来となるレベル8の到達者であるその人物の名前はギャラハッド。彼のレベル8へのランクアップがギルドから公表された時、オラリオは1つの大きな転換期を迎えたのだった。
円卓ファミリア 本拠 キャメロット。
白亜に聳える城 キャメロット。そこは異世界からやって来た女神 ロンゴミニアドが経営するファミリア…円卓ファミリアの本拠地であり多くの有数な冒険者が暮らしている。
「うぉぉおお!!」
「はぁぁぁあ!!」
当然、円卓ファミリアはオラリオの中でも最強派閥の1つに名前が挙げられる。結成してから約25年程の時が流れたそこそこ年期の入ったファミリアだ。当然、所属している冒険者も有力揃いでありフレイヤ・ファミリアに匹敵する戦力を持っている。
レベル7 二つ名 騎士王。アーサー・ペンドラゴンを団長としたその冒険者達は誰もが強者であり、幹部の団員達は自分の事を騎士と自称している。
レベル6 二つ名 太陽騎士。ガウェイン。聖剣ガラティーンの担い手であり、レアスキルのお陰か日中はなんと力と耐久に3倍補正が掛かるのだ。うん、チートである。
レベル6 二つ名 湖の騎士。ランスロット・キリエライト。ご存知、マシュの父親でありギャラハッドを捨てた張本人。だが、その実力は円卓ファミリアでも最強クラスであり、圧倒的な実力を誇る。
レベル6 二つ名 音超えの騎士。トリスタン。円卓ファミリアでも珍しい剣や槍以外の武器も担う人物。本人は弓だと言っているが、それは誰がどう見ても弦楽器であり…音を飛ばして相手を攻撃する弓とのこと。因みに剣も問題なく使える。
レベル6 二つ名 白光の騎士。パーシヴァル。円卓ファミリアきっての槍の名手であり、もう1つのロンギヌス カシウスの担い手。余談だが、ガウェインと共に厨房を担当した時は……馬鈴薯とニンジンの擂り潰した物と肉の溢れた料理に成るとか。
レベル6 二つ名 花の魔術師。マーリン(男)。非公認での二つ名は冠位ノ屑(グランド・糞やろう)。円卓ファミリア唯一の魔法や魔術で戦う人物であるが、一応剣も普通に使える。
レベル5 二つ名 鉄の男。アグラヴェイン。女神ロンゴミニアドと共にオラリオに初めてやって来た眷属。円卓ファミリアの創設者であり、女神ロンゴミニアドと共にアーサーをスカウトした人物である。噂によると異世界出身だとか。
レベル5 二つ名 叛逆騎士。モードレッド。まだ未成年ながらレベル5に到達した才能溢れる少女。何処からかアーサーが拾ってきたようで、アーサーの事を父上と呼んでいる。
レベル5 二つ名 銀腕。ベディヴィエール。円卓の良心であり、癒し。なお、ギャラハッドから「その銀色の腕からサイコガン出ない?」と何度も聞かれたとか。
レベル5 二つ名 黒騎士。パロミデス。円卓でも珍しい黒人の男。しかし、肌が黒いためか当初は奇跡的に男で産まれたアマゾネスだと勘違いされた過去がある。
レベル5 非公認の二つ名はハーレム王。パーシヴァルの父親であり、嫁が4人もいるけしからん人物であるぺリノア。なお、アストレア・ファミリアやアストレア様に手を出そうとしたらしいが…ヤヴェーお隣に半殺しにされてアイアム・ガネーシャの鼻に吊るされた過去あり。
レベル5 二つ名
幹部やレベル5以上の団員だけでこれであり、後はガウェインの弟であるガヘリス(レベル4)、ガウェインの妹であるガレスちゃん(レベル3)、そしてマシュ(レベル1)が所属している。人数こそはフレイヤ・ファミリアやロキ・ファミリアに劣るが…それでも圧倒的な力を誇るだろう。
そんな円卓ファミリアの本拠であるキャメロット。キャメロットの中庭ではガウェインとパーシヴァルが模擬戦を行っており、激しく火花を散らしている。
「はっ!!」
「ふん!!」
当然だ、冒険者として滾らねばどうする?レベル8が現れた。頂を見せられては自分達も高めたいと思うだろう。
「オレも混ぜやがれ!!」
「ポロロン、私も加勢しましょう」
そこにトリスタンとモードレッドも参戦する。
「息子よ……君は私より遥か高みに行ってしまった」
なお、マダオことランスロットはこの有り様であった。ちょっとした不倫の事故で出来てしまった子供。その子供を棄て、棄てた筈の子供がゼウス・ヘラの生き残りに育てられオラリオで再会した。だが、その息子は自分を否定し…史上最速の速度でレベル7に到達し、さっき7さえも置き去りにした高みに登ったのだ。
そんなマダオを見てマシュは拳を強く握る。
「兄さん…」
自分からは兄さんと呼べない。だが、それでも背中を追う事は問題ない筈だ。
「私も必ず!!」
マシュ・キリエライトはその憧憬を追い続ける。
一方のオーディン・ファミリアの本拠。
ベルとシエルが接客、オーディンが飲料、ギャーさんが調理&接客、ジョセフが会計を行って店を回していた。
「はぁ~本当に資料を作る私の身に成ってよ。エイナ~」
「ごめんねベル君。私の友達が」
「いえいえ…」
喫茶店にはエイナや立香が遊びに来ており、エイナは紅茶、立香はオーディン特性のカフェオレを飲んでいる。
「立香さん…資料って何を作るんですか?」
「ベル君は知らなかったわね。冒険者がランクアップしたらね、どんな偉業でランクアップしたのか資料に纏めるの。今後の冒険者の育成の為にね!」
冒険者の記録は担当の受付嬢やアドバイザーの手で記録される。最高到達階層やどのような偉業でランクアップしたのか記録されるのだ。特にランクアップは後の冒険者の参考に成るためにされるので、余程の秘匿義務が無い限りされるのだ。
「また、今…厨房でパンケーキ焼いてるバカの記録だけどこんな感じね。ベル君はぜーたいに!!真似しないでね!!」
ギャラハッドのランクアップ記録。
レベル2へのランクアップ。所要期間2週間 ミノタウロスの強化種の討伐。世界記録。
レベル3へのランクアップ。階層主ゴライアスのソロ討伐。所要期間1ヶ月。
レベル4へのランクアップ。神でも治せなかった神ヘファイストスの傷痕を完全に癒す。所要期間1ヶ月半。
レベル5へのランクアップ。階層主アンフィス・バエナの実質ソロ討伐。所要期間2ヶ月。
レベル6へのランクアップ。イレギュラーモンスター ジャガーノートをアストレア・ファミリアの生き残りを護りながらソロ討伐。所要期間1ヶ月。
レベル7へのランクアップ。アストレア・ファミリア+オーディン・ファミリアの遠征でバロールを討伐(ほぼ単独)。
レベル8へのランクアップ。ベヒーモス・オルタナティブの単独討伐。
「ベル君…ぜーたいに!!このバカみたいな事はしないでね!!」
「あっはい…」
なお、暫くしてベルも怒号の勢いでランクアップを繰り返し、立香は「ベル君!!バカの真似しないでって言ったじゃん!!」と嘆くのだった。
「奇遇だな、騎士王」
「そちらこそ猛者」
「3人とも考えは同じか…」
本当に偶然だが、レベル7の冒険者が3人同じタイミングでダンジョンに潜り込んだ。
「「「待っていろ…俺達も頂へ!!」」」
最年少のレベル7は先に頂に向かった。ならば年長の3人も頂に至らねばなるまい。
騎士王アーサー、猛者オッタル、聖者カルナ。3人は何時ぶりかの心からの冒険に踏み込んだ。
「ゴライアスが居たら俺に譲れ。俺もお前達みたいにスッゴい武器が欲しい」
「良いぞ」
「良いだろう」
あとオッタルさん。カルナやアーサーが宝具と呼ぶに相応しい武器を持っているためか自分も欲しいようだ。勿論、材料はウダイオスが落とす剣である。
次回!!遂にアストレア・ファミリアの登場である。
番外編書くとしたら?
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オラリオ野球大会!?
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ギャーさんレコード(5年前)
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アルフィアママの襲来
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バイト女神ヘスティア様
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ザルドパパの来訪
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ギャーさんVS円卓VS保護者
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オラリオ女子会
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将軍かよぉぉおお!!