ダンジョンにfateの英霊が居るのは間違っている?   作:静かなるモアイ

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アストレア・ファミリアの登場。


正義の眷属

5年前…

 

アストレア・ファミリア。本編の時間軸では所属構成員が僅か5人という少数しか残っていないファミリアだ。無理もない、アストレア・ファミリアは主神の方針によりガネーシャ・ファミリアと同じくオラリオの治安維持に貢献しており、対人の関係上死者が出ることもある。只でさえ冒険者は危険なダンジョンを冒険して生計を立てているために、それに加えて犯罪者や闇派閥(ギャーさん曰くテロリスト)との死闘が加わる。無理もないだろう。

 

「ギャラハッド!!命令に背くな!!撤退しろ!!」

 

フィンの言葉がダンジョンに響く。当時のオラリオは物騒なテロリストの関係上、治安は今より悪く日夜…ザルドやアルフィアがオラリオに居た時はビビって自粛していた闇派閥の皆様が活発に動いていたのだ。そんな闇派閥との戦いの最中、ギャラハッドは全体の指揮を取っていたフィンの命令を無視し奥に進んでしまう。ギャラハッドの魔法はケラウノス…早い話、電気を操る。そして電気は探知にも使える…それ故に理解したのだ。奥で戦っているアストレア・ファミリアの危機を。

 

「聞こえないのか!!」

 

フィンの言葉が轟くが、既にギャラハッドの耳には入らない。

 

探知したアストレア・ファミリアの所に着くと…そこには満身創痍と成ってしまったアストレア・ファミリアの主要メンバーが倒れていたのだ。だが、辛うじて息はある。仮に手足が欠損していても神秘と回復魔術を組み合わせれば治すことも出来る。しかし、死んでいる者は助けることが出来ない。闇派閥の連中、アストレア・ファミリアの仲間も何人かが醜い肉片に変わっていた。

 

「お前がやったのか?骨クッパみたいだな」

 

そんなギャラハッドの視線の先には巨大な骨の竜…ギャラハッド曰く骨クッパが威嚇行動を行っていた。この骨クッパは後にギルドの祭神 ウラノスの手でジャガーノートと名付けられる事になる。

 

「ギャラハッド…リオンを連れて逃げて」

 

赤いポニーテールの少女が必死に声を出して嘆いた。彼女はアリーゼ・ローヴェル。アストレア・ファミリアの団長であり、本拠が隣同士という事もあってかギャラハッドとは直ぐに仲良くなった。まあ、最初は冒険者として先輩お姉さん面してたが…一瞬で並ばれて抜かされたのはお察しである。

 

「それは出来ない相談だ」

 

クリストファー・ヴァルゼライド閣下ロールプレイスイッチON!!

 

「冒険者とは言え、友を見捨てることなど俺は出来ん。そこの骨クッパ、お前は悪だな?良いだろう…俺は悪の敵と成ってやろう!!」

 

「天来せよ、我が守護星。邪悪を一掃し此の世に平和をもたらすために」

 

始まる詠唱…だが、ギャラハッドは剣モードのグングニルを構え隙を見せずに歩きながら詠唱を紡ぐ。並行詠唱、行動を起こしながら魔法の詠唱を紡ぐ高等テクニックである。

 

「雷霆(当時のギャーさんの二つ名)が詠唱だと!?」

 

なにやらテロリストがほざいているが…ルーン魔術が書かれたクナイをギャラハッドは投擲して…テロリストの息の根を停める。

 

「巨神が担う覇者の王冠。太古の秩序が暴虐ならば、その圧政を我等は認めず是正しよう!!

勝利の光で天地を照らせ。清浄たる王位と共に新たなる希望が訪れる!!

百の腕持つ番人よ、汝の鎖を解き放とう。鍛治司る独眼よ、我が手に炎を宿すがよい!!

大地を、宇宙を、混沌を偉大な雷火で焼き尽くさん!!

聖戦は此処にあり。さあ人々よ、この足跡に続くのだ!!約束された繁栄を新世界にもたらそう!!」

 

迫り来るジャガーノートの攻撃をグングニルだけで弾き、詠唱が完成した。

 

天霆の轟く地に、闇はなく(ガンマレイ・ケラウノス)!!」

 

魔法であり、同時に真名解放である。その十秒後…ジャガーノートは塵に変わり、ダンジョンが激しく揺れた。

 

 

と言うのが…この世界でのアストレア・ファミリアがご存命の訳である。む?では宿敵のルドラ・ファミリアはどうしたって?

 

パン1亀甲縛りにされてアイアム・ガネーシャの鼻に吊るされてました。しかも主神共々…なお、主神ルドラには額に肉と書かれていたとか。

 

 

 

そして本編時空。5年前に起きた骨クッパVSガンマ☆レイ事件、骨クッパことジャガーノートに襲われた為か構成員の半分以上を失ってしまったアストレア・ファミリア。だが、正義は絶対に諦めない。幸いにも主要メンバーはギャーさんが駆け付けたお陰で無事であり、あれから新メンバーも入ってくれた。

 

「うう…久し振りの単独遠征…ジョセフさんもそしてギャラハッドも居ない中で良くやったよ私達!!」

「でも結果的には大赤字ですわ。突如として現れた溶解液の芋虫のお陰で大赤字、大赤字!!お陰様で暫くは雑草の塩茹だわ」

「うわぁぁ…私達の黒歴史が……」

「しかし、生きてるだけで丸儲けだとオーディン様もギャラハッドも言っていた」

「このヴァァァカエルフ!!真っ先に溶解液芋虫に武器を溶かされていたではないか!!」

 

因みにアストレア・ファミリアはメンバー全員が女性で構成されており、ギャラハッドは当初面接を受けた際は

 

『女の子だけだと!?』

『ごめんなさい』

 

と言われたとか。なお、それでもアストレア様は優しく…何処にも居場所が無かったら来ても良いと優しく告げてくれたが…結果的にギャーさんはオーディン・ファミリアに入ったので、アストレア・ファミリアに入ることは無かった。

 

ではそんなアストレア・ファミリアのメンバーを紹介しよう。

 

団長は勿論のことアリーゼ・ローヴェル。レベル5であり、二つ名は紅の正火。稀有なスキルを所有しているらしく、炎属性の魔法も習得している魔法剣士。

 

副団長は姫様カットな髪型をした大和撫子(外見)の美女 ゴジョウノ・輝夜。レベル5であり、二つ名は大和竜胆。小太刀と打刀の二本を使う人物で、対人戦闘に関してはアストレア・ファミリアで最強のこと。

 

アストレア・ファミリア唯一のエルフ リュー・リオン。アストレア・ファミリアの幹部達はどういう訳か、彼女を名字で呼んでいる。なお、史実と違って髪の毛は染めておらず綺麗な金髪ロングヘアーである。レベル5であり、二つ名は疾風。

 

自称、アストレア・ファミリアの中でもトップレベルにハードな人生を送ってきた小人の女性ライラ。ライラという名前も自分で着けたそうだ。得物はモンハンで言えばの双剣を使っており、実はロキ・ファミリアの団長に告白して玉の輿を狙っている。レベルは4、二つ名は狡鼠。

 

「皆さん…私は参加出来ずにすいません」

 

と言うのは何処から見ても10歳位の明らかに子供。彼女は美遊。どういう訳かボロボロな状態でダンジョンに現れており…ギャーさんとアストレア・ファミリアが保護してアストレア・ファミリアに入ったのだ。

 

『居場所を下さい、食べ物を下さい、寝床を下さい』

『OK!!お姉さんの所に来なさい!!』

 

とアリーゼの案内でアストレア・ファミリアに入ったのである。だが、この世界の常識であるモンスターを知らず、更には神々が実在している事を知らないなど怪しい点が多々ある。何でも日本と呼ばれる国から来たそうで、それを聞いたギャラハッドは吹き出し…ギャーさんの真実を知るヘファイストス様も唖然とした。

 

と、この5人が今の所のアストレア・ファミリアのメンバーである。いざ、5人はオーディン・ファミリアの喫茶店の門を潜った。

 

「こんにちわーー!!正義の使途!!アストレア・ファミリアのご来店よ!!ギャラハッド居るかしら?」

 

アリーゼが元気良く来店の挨拶を行い、続くようにアストレア・ファミリアの面々がはいってくる。

 

「アリーゼさん。団長なら厨房に居ますよ」

「よっし!!徳盛パフェ!!ただしツケで……」

 

そんなアストレア・ファミリアの面々と親しげに話すシエル。しかし、ベルは初対面のお姉さん方を見て首を傾げるのだった。

 

「シエル先輩。このお姉さん達は」

「この方々はアストレア・ファミリアの方々ですね。本拠が隣同士なのでお隣さんですよ。ガネーシャ・ファミリアの方々と共にオラリオの治安維持を行ってくれてます」

 

すると、厨房から数人係で食べれそうな徳盛のパフェをギャラハッドは運んできた。

 

「そらよ。所で…なんでツケ?」

「はい……」

 

アストレア・ファミリアはそこそこお金があるファミリアだ。しかし、どうしてツケ払いなのか?それはアストレア・ファミリアが久し振りに行った単独遠征が関わってくる。アストレア・ファミリアはその遠征で謎の芋虫のモンスターと交戦し、その芋虫の溶解液で装備が溶けてしまったのだという。

 

「実は攻撃すると溶解液を出すモンスターと戦闘してしまい、全員無事だったのですが…私達の武器が溶けてしまって」

「あーね…それって…こんな魔石を出してきたか?まあ、基本的には溶解液の関係で残らないが」

 

しかし、ギャラハッドもその芋虫を知っているのか…ポケットから極彩色の魔石を取り出した。

 

「朝帰りした時。ロキ・ファミリアの遠征組と遭遇した。

まあ、予備の武器なら貸してやろうか?そっちに無かったらの話だが」

「壊れたら…弁償金が怖いので最終手段で」

 

ライラが力無くそう言った。そう、ギャーさんとヘファイストス姉御がサブカル武器を量産し…億単位で取引している為か感覚がバグってきたが、冒険者で億単位の武器をホイホイと出す人物は極僅かである。

不壊属性や特殊効果の着いた武器なら一億を越すことは有るが、そんな代物をポンポンと使えるのは極僅か。一定水準以上で強い冒険者は高くても数百万ヴァリス…質素堅実であるゴブニュ・ファミリアの工房でも四千万ヴァリス程だ。

 

 

 

 

 

その頃のレベル7トリオ。

 

「「「えっさ、ほいさ、えっさ、ほいさ」」」

 

オッタル。ソロでウダイオスを討伐し…武器素材であるウダイオスの剣をゲット。そしてその巨大な素材をカルナ、アーサーと共に地上に運ぶのであった。

 

因みにオッタルの宝具が完成次第、3人で深層の果てまで向かうとか。




アリーゼ「こちら…野草の味噌スープ、雑草のおひたしです。前回と違って醤油や味噌も使えるからましだと思います…」
アストレア様「良いのよ」
ギャーさん「良いだろう…俺が雑草の美味しい食べ方を教えてやる!!」

次回?材料費0現代でやればYouTubeで人気?笑い者?ギャーさんが教えるスーパー節約レシピ!!

節約の為に美少女が泥んこになり、ガサガサを行う!?

ベル「こんなの…酷いです!!女の子がやる物じゃない!!」
ギャーさん「追い詰められたら…美女だろうとイケメンだろうと何でも出来る!!イクゾぉぉぉお!!ザリガニが…ザリガニが俺達を待っている!!」

番外編書くとしたら?

  • オラリオ野球大会!?
  • ギャーさんレコード(5年前)
  • アルフィアママの襲来
  • バイト女神ヘスティア様
  • ザルドパパの来訪
  • ギャーさんVS円卓VS保護者
  • オラリオ女子会
  • 将軍かよぉぉおお!!
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