ダンジョンにfateの英霊が居るのは間違っている?   作:静かなるモアイ

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ベル君…魔法を覚える!!


ベル君!!魔法を使う!!

無事にオラリオに到着し、オーディン・ファミリアの本拠に到着した我等のお母さんであるアルフィアママ。アルフィアは優雅に窓際の席に座り、優雅にキャラメルマキアートを飲んでいる。

 

「ふむ…流石は私の息子が開発したドリンクだ」

 

キャラメルマキアートを飲みながらサービスで出されたチョコレートを食べながら、優雅に読書を行う。なんというリッチな時間であろうか。窓から喫茶店の中庭を覗けばギャラハッドとベルが稽古を行っており…ダンジョンに潜って上層のモンスターを倒しまくるより、レベル8のギャーさんと戦った方が得られる経験値も多いだろう。なにせ、レベル2とレベル8の実力は語るまでもなく…世界が違う。特別な経験値が手に入る事は間違いない。

 

「うぉぉおお!!」

 

ベルは木刀でギャラハッドに襲い掛かる。しかし、その攻撃全部をギャーさんは人差し指で弾いていく。レベル2に上がればレベル1とは別格に成るので民間人やレベル1からしたら速すぎてなんだかわからないだろう。それにベルはアビリティをオールSS(魔力以外)でレベルアップ。その為か、一般的なレベル2と比べてスペックも高いのだ。

まあ、ギャーさんは全てのランクアップをオールSSでランクアップしてるので…その実力はレベル8でありながらレベル9を凌駕していた英雄マキシムに匹敵するように成るだろう。

 

「デコピン!!」

「ひでぶ!!」

 

そしてベルはデコピンで吹き飛ばされてしまう。只のデコピンと思うなかれ。その一撃は中層のモンスターより強力であり、ベルは庭の端まで吹き飛んでしまった。

 

「ぐふ…まだまだです!!」

「そうだ。かかってこい!!」

 

しかし、ベルはまだ諦めない。ここぞという時にの為の必殺技が有るのだから。そして、鈴の音が辺りに響いた。

 

「ゴスペル!!」

 

母親 アルフィアから受け継いだ音の規格外魔法 サタナスヴェーリオン。魔法の名前を言わず、ただゴスペルと言うだけ。ケラウノスと同じく速攻で使える便利な魔法。汎用性の塊であるケラウノスと異なり、身に纏ったり武器に高電圧を纏わせたり、雷降らせたりと様々な汎用性は少ない。

だが、その破壊力は凄まじく…見えない…直撃した相手の平衡感覚を狂わせる…音なので音速と言ったチートぐわいだ。まあ、ケラウノスは攻撃として使う場合…雷の速度だが。だが、見えない魔法と言うのは厄介だ。余程の勘や何度もサタナスヴェーリオンを見た物でなければ避けることが出来ない。

 

「成長したな。俺に魔力防御を使わせるとは」

 

魔力防御。魔力放出に似たスキルであり、魔力を障壁として使えるスキルだ。唯でさえ魔力お化けなギャラハッドが魔力防御を完全な防御として発動させれば…それは青色のATフィールドとして発動する。

 

「うそーん!!」

 

ゴスペルと囁くだけで発動するサタナスヴェーリオン。普通は防げない。音の衝撃なんてどうやっても普通は防げない。しかし、ギャーさんは魔力防御でATフィールドを再現し、防いでしまったのだ。だが、副次作用として三半規管がイカれたが…それは加速再生の再生力で万事解決!!

 

「今度は俺の番だな」

 

ギャラハッドはそう告げると…ATフィールドを消す。すると、ギャラハッドの周囲に数多の魔力で出来た剣が出現し…その剣は空中に浮遊しては矛先をベルに向けている。

 

これは幻影剣。スタイリッシュゲーム デビルメイクライに出てくるバージル御兄ちゃん…いや鬼いちゃんの得意技の1つであり、魔力防御と魔力放出を同時使用して攻撃に転用したら出来んじゃね?とギャーさんが長年(3年)の練習で体得した再現技である。

因みに、幻影剣が刺さった場所にルーンを刻む事も可能。刺さった場所にルーンを刻み飛雷神でワープすることも可能だし、相手に幻影剣を突き刺してそのままルーン魔術で相手を燃やしたり凍らしたりも出来るのだ。

 

そして…今度、ギャラハッドは魔力放出を用いて空中浮遊したのだ。

 

「うそーん!!」

「ベル。お前も魔力放出が出来たら出来るぞ?」

「出来ませーん!!」

 

いけ…幻影剣よ!!

 

その瞬間…数多の幻影剣がベルに襲い掛かった。数多の遠距離魔術と魔法に襲われるソロモンとの修行を思いだし、ベルは涙目に成るのであった。

 

「しかし、ギャラハッドは甘いな。ヘラ・ファミリアでの訓練はあの3倍は酷かったぞ」

「あれの3倍!?」

 

なんという事でしょう。アルフィアママ曰くですが、ヘラ・ファミリアでの訓練はギャーさんがベルに行っている訓練の3倍は厳しいのであった。そりゃあ、レベル7が何人も現れてレベル9という女帝が降臨するだけは有るだろう。

 

 

 

 

「まあ、レベル2に成ったら中層を主に探索する事に成るだろう。しかし、2人だけでは最悪の事態に対応出来ない可能性が高い。私ならパーティーを1人…出来れば2人増やすことをお勧めする」

 

ベルの扱きが終わり、ベルはお客様が居ないことを良いことにアルフィアママからアドバイスを受けていた。中層は上層と比べて難易度が上がり、レベル2の冒険者と言えど油断すれば死んでしまう危険性が有るのだ。18階層付近ならば…万全な準備を行えばレベル2のパーティーでもトラブルが無ければ問題ない。だが、トラブルが起きれば即死してしまう事もある。

 

「だがな、ベル。別のファミリア同士でパーティーを増やせばトラブルが起きる場合がある。金銭の取り合い、魔石のちょろまかし…等々が起きる場合もある。

実際にヘラ・ファミリアは私の知る限りトラブルを起こした派閥の主神にトラウマを植え付けた事が多々ある」

「トラブル!?」

 

そう。ベルとマシュは問題なかったが、他の派閥の冒険者とパーティーを組めばトラブルも起きやすくなるのだ。収益の取り分を奪い合ったり、こっそり裏切られて闇討ちさせられたり、様々だ。

 

「因みに俺は闇派閥を幾つか潰したし、喧嘩を売ってきたアポロン・ファミリアを文字通りに潰した」

「潰した!?」

 

因みにギャラハッドは闇派閥を含めて幾つかのファミリアを潰した。闇派閥以外ではアポロン・ファミリアに喧嘩を売られ…戦争遊戯(ギャーさんVSアポロン・ファミリア)で潰したらしい。なお、その時…神アポロンはこう語る「レベル3だっただろ!?なんでもうレベル6!?このインチキがぁぁぁあ!!」とアポロン・ファミリアがフルボッコにされたらしい。

 

「まさか…ジョセフさんも何処かの派閥を潰した事はないですよね!?」

 

ベルはまさかと思い、ジョセフに問う。すると…

 

「ああ。1つだけある」

「えぇぇぇ!?」

「ヤーナム・ファミリア。俺が前に所属していたファミリアだ」

「しかも自分が所属していたファミリア!?」

 

なんという事でしょう。ジョセフは自分が所属していたヤーナム・ファミリアを自分の手で潰したのだった。

 

「因みに俺はレベル7に何時でもランクアップ出来るが、ランクアップの試練が外宇宙の神の力を解き放った上位者…ヤーナム・ファミリアの主神 月の魔物を倒したという理由だからな。気持ちの整理が出来るまではランクアップしないさ」

 

更に何と言う事でしょう。ジョセフは外宇宙の神の力を解き放ったヤーナム・ファミリアの主神…上位者を倒し、何時でもレベル7にランクアップ出来る状態だったのだ。

 

「えっ…ヤーナム・ファミリアの人達は?」

「安心しろ。生きてるよ。人として生きてるのはガスコイン一家、アビー、北斎、位か?

ガスコインとその家族にアビーはイエス&仏陀ファミリアに改宗。北斎はタケミカヅチ・ファミリアだったな。まあ…後はどうだろうな」

 

だが、ヤーナム・ファミリアの生き残りは別のファミリアに居るのは居るようだ。

 

ふと、何かを思い出したのか…アルフィアは鞄から一冊の分厚い本を取り出した。

 

「ベル。ソロモンからプレゼントだ。ソロモンが作った代物だ」

「えっ!?ソロモンおじさんから!?」

 

それは故郷でザルド、イスカンダル、そしてゼウスと共にベルの活躍を心待ちにするソロモンからであった。

 

「これは魔導書。読めば魔法が強制的に発現する書物だ」

 

魔導書…グリモアとも呼ばれる物で、読めば誰でも魔法を習得できる便利な代物だ。しかし、使い捨てであり読まれた魔導書を他の誰かが読んでも魔法は発現しない。他の誰かに読まれたら落書きノートに使うしかない代物である。因みにお値段はヘファイストス・ファミリアのロゴ入り武器と同じ値段である。

 

そしてベルはソロモンが作ってくれた魔導書を読み、新たな魔法を発現した。それは【ファイアボルト】火属性の速攻魔法であり、詠唱を必要としない。ファイアボルトと言えば発動するのだ。しかも、サタナスヴェーリオンと比べて低燃費!!牽制にも使えるし、使い馴れていない自分でも見ることが出来ないサタナスヴェーリオンと違って前衛の仲間を巻き込む事も少ないだろう。

 

しかし…

 

「ファイアボルト!!」

「野球漫画はミスターフルスイング!!」

 

試し撃ちをした結果、ギャーさんの手で弾きかえされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日。豊穣の女主人。

 

「ハリキリ過ぎたか」

 

奥の予約席。その1つに陣取ったオッタルは…共に座るウェイトレスの少女で半神 シル・フローヴァ(原作ではフレイヤがピーを押さえたピーorピーが魔法でピーしたピーである)(この作品では天文学的確率で神様も子供が出来るので、フレイヤ様の娘。なお、父親不明)と共に本日の主役を待っていた。

 

「ベルとギャラハッドはまだか」

 

オッタルさん。ベル君のランクアップの宴を行う為に、少々ハリキリ過ぎた模様。

 

「オッタル!!忙しくなったら、シルの代わりに働きな!!」

「イエスマム!!ミア!!何時でも問題ない!!」

 

なお、忙しく成った瞬間に…シルお嬢様の代わりに豊穣の女主人のウェイターという臨時スタッフとして入る模様。




冒険者A「パーティーをお探しかい?俺もレベル2だぜ?但し、このお嬢ちゃんや美女を貸して「ゴスペル」ほんげー!!」
冒険者B「俺もパーティーを探してるんだ!!だけどよ、この可愛いウェイトレスを俺に「シルお嬢様とアーニャに手を出すか」猛者ぁぁぁあ!?」
冒険者C「パーティーに入らないか?但し、お前が一緒に組んでいた女の子を一晩「ケラウノス+千年殺し!!」ギャァァァ」

ミア母ちゃん「オッタル、ギャラハッド、そしてアルフィア。他のお客様の迷惑に成らないようにやりな!!」

その日…荒くれ者な一限様は思い知った。豊穣の女主人の恐ろしい常連客を……

冒険者ABC「にっ逃げろ!!」
ミア「食い逃げなんて上等だね」←レベル6

if展開。もしもギャーさんとベルが彼処に入ったら

  • 復活のゼウス・ファミリア
  • バイト神 ヘスティア・ファミリア
  • 安定のロキ・ファミリア
  • 我等のガネーシャ・ファミリア
  • 文明革命 ヘファイストス・ファミリア
  • 犯人はタヒんだ!アストレア・ファミリア
  • まさかの円卓ファミリア!さらばマダオ
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