ダンジョンにfateの英霊が居るのは間違っている? 作:静かなるモアイ
「これですよ!!ええ、これが冒険でありサポーターの仕事なのですよ!!」
先日に起きた3日前の悪夢 アルフィアママによる将来の義娘×2+アストレア・ファミリアによるブートキャンプと比べたら、実に平和な冒険をリリルカは行ってきた。頭のヤヴェー長男とヤヴェーおっかあではなく、至って普通…うん、ランクアップ速度はヤヴァイがあの2人と比べたら普通の冒険者と共にリリルカは上層を冒険していたのだから。
「マシュ?そっちは片付いた?」
「はい。ベル君、此方も終りましたよ」
リリルカは現在、円卓ファミリア所属のマシュ(レベル2)とオーディン・ファミリア所属のベル(レベル2)と共に上層を探索している。
魔法剣士であり遊撃に特化したベルが中衛よりの前衛、大楯とレイピアを持ったマシュが前衛を張り、リリルカが何処からか調達したボウガンで後衛を張りながら魔石やドロップアイテムの回収を行っている。
「ベル様、マシュ様。魔石とドロップアイテムの回収は終わりました」
「ありがとう、リリ」
「ありがとうございますリリルカさん。円卓ファミリアにはサポーターは居ないので、本当に助かりますね!!」
一騎当千の集まり(ギャーさん、リアル神殺し、不死身)が居るオーディン・ファミリアとマシュが所属する円卓ファミリアにはサポーターは居ない。オーディン・ファミリアはギャーさんの開発した四次元ポケットのお陰か、荷物には困らない。しかし、円卓ファミリアには荷物の関係か…サポーターを雇わねばならず、遠征等に向かう際は臨時のサポーターを雇って潜っているのだ。
「しかし…ドロップアイテムが自棄に多くないですか?リリは昔からサポーターを生業としてましたが、こんなに多いのは初めてです」
リリルカはサポーター歴が長い。両親がダンジョンで死んでからは自分の生きるためのお金を稼ぐために、サポーターとしてダンジョンに潜っては冒険者と共にダンジョンを探索した。だが、どういう訳か…今日は普段よりもモンスターが残すドロップアイテムの数が多いのだ。
「さあ…なんでだろう…」
ベルは首を傾げたが、苦笑いを浮かべていた。と言うのもベルには心当たりが1つだけ有ったのだ。それは幸運という発展アビリティであり、この発展アビリティは冒険者の歴史が長いとは言え…2人しか発現していない。幸運の発展アビリティが発現したのはベル…そしてベルの叔父の1人であるゼウス・ファミリア最高幹部であるイスカンダルだけなのだ。
効果は多くは分からないが、少なくとも運が上がるのは間違いない。事実、イスカンダルは過去…イシュタル・ファミリアのカジノで莫大な富を当ててしまい出禁にされた過去を持っているのだから。
『イスカンダルとベル君の幸運が合わされば…僕がコピーした蘇生魔法でマキシムを蘇生出来る!?』
『いや、イスカンダルの幸運でも無理だったから…流石にな』
と…ベルからの手紙を受け取ったソロモンとゼウスお爺ちゃんはそう言ったとか。
一方の地上。
「さてと…パックンフラワーを地上に招いた愚か者は誰だ?」
ギャラハッドは個人的に調査を行っていた。彼が調べているのは新種のモンスターであり、怪物祭の為に捕えたモンスターを解き放ったパックンフラワー…序でにリリルカが所属しているソーマ・ファミリアに付いてである。
パックンフラワーは間違いなく知性を備えていた。それに、ギャラハッドが美女2人とデートした時は…アーディやアイズ…ましてや周囲に居たギルド職員と民間人ではなく自分を狙ってきたのだ。それに、オッタルとアルフィアから聞いたが…アルフィアが魔法を唱えた瞬間…パックンフラワーはアルフィアの方を向いたのと…魔石を好んで食した事である。この事から、パックンフラワーは魔石を好んで食べる強化種であり…強さは個体によってマチマチ…あと魔法に反応し、魔法を唱えた者…或いは唱えようとした者を優先的に狙うようだ。
「まあ、間違いなく誰かがパックンフラワーをダンジョンか…何処かの秘境から持ってきたのは間違いない」
とギャラハッドは結論付ける。モンスターは原則的にダンジョンで誕生しており、パックンフラワーもダンジョンで産まれた筈だ。だが、ギャラハッドは気になる事が1つだけ存在している。
「パックンフラワーと溶解液芋虫は間違いなく、接点がある」
かつてロキ・ファミリアとアストレア・ファミリアに猛威を振るった…不壊属性の武具以外を溶かす芋虫モンスター。その芋虫モンスターが持つ魔石は極彩色の魔石であり、パックンフラワーの魔石も極彩色なのだ。間違いなく、この二種は共通点が有るのだ。
「だが…俺が5年前にテロリストどもを半殺しにし、ヘファイストスの姉御の後ろ楯を得てオラリオの様々な処に仕掛けた監視カメラに怪しい人影は無いな」
現在、ギャラハッドが居るのはオーディン・ファミリアの喫茶店の地下室であるギャーさん専用秘密基地という研究部。此処ではどっから見てもファンタジー要素皆無の科学の空間であり、ギャーさんが神秘と前世知識で作り上げた高性能パソコン、複数のモニター、キーボード、マウス、と言った感じで近代化が限界まで進んでいる。
「怪しいのは祭の前後だな…」
キーボードを操作し、モニターに様々な映像が映し出される。この映像は5年前に闇派閥を粉砕し、闇派閥に後手後手に回らないようにギャラハッドとヘファイストス…そしてアストレア・ファミリアとガネーシャ・ファミリアがギルドに告げて設置した監視カメラの映像である。なお、ギルドのロイマンというメタボなエルフは
『認められるわけないだろ!!』
と告げたが…
『税金を上手く使わず、テロリスト相手に後手後手と回る!!治安維持のノウハウが有り…充分以上の戦力を持つ養父や叔父達ゼウス・ファミリアを追い出した無能が良く吠える。
掌を返し、ギルドは自分だけの身の安全を考えれば良い処か。もしかして闇派閥と繋がってる?親父とソロモン、イスカンダルが健在だったのにゼウス・ファミリアを追い出すよう指示したしな』
とギャーさんが告げ、監視カメラは認められた。なお、監視カメラの事を知っているのはギャーさん、ヘファイストスの姉御、アストレア・ファミリアとガネーシャ・ファミリアの幹部だけである。
なお、このお陰で闇派閥と繋がってたギルドの職員も発覚し、オラリオの町に潜んでいたテロリストはギャーさんの面白発明の犠牲と成ったのだ。
「む?」
ふと、ギャーさんは何やら映像に気が付く。その映像では何処かの派閥の冒険者がヒソヒソと話を行っていた。
『やはり…ディオニュソス様は…』
『ああ…間違いない…我々は神酒で魅了を…』
その刹那…仮面を着けた人物が現れ、その2人の首を一瞬で握り潰した。
その仮面の人物はワザとらしく、極彩色の魔石を落とし…カメラでは追えない程の速度で消えた。
「ディオニュソスってお酒の神様だっけ?それに神酒ね…ソーマ・ファミリアと関係が有るのか?」
ギャーさんは階段を上がり、地下室を後にした。
「やあ、小娘。また会ったな」
「でたぁぁぁあ!!」
リリルカ・アーデ。ベルの後をコッソリと着いてきたアルフィアママと出会う。
次回!!リリルカ、ソーマ・ファミリアの冒険者に狙われる。そしてギャーさん、調べる。
ロキたん、ディオニュソスと話す。
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