ダンジョンにfateの英霊が居るのは間違っている?   作:静かなるモアイ

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リリルカどうする?


サポーター、絡まれる。

フジマル・立香はいつも通り、ギルドで業務を行っていた。彼女はギャラハッドの担当アドバイザーという事に成っているが、一応はオーディン・ファミリアの担当アドバイザーという事に成っている。とは言え、実際に彼女が担当しているのはギャーさん、シエル、ジョセフの3名だけである。む?ジョセフの前のアドバイザーはどうしたかって?ヤーナム・ファミリアが滅ぶ前に発狂して転職した。

 

「エイナ。ベル君のパーティー、新しい人が入ったんだよね?」

「そうね。ソーマ・ファミリアのサポーターね」

 

なぜ、立香ではなくエイナが担当なのかと言うと…ベル君がエルフのお姉さんが良いです!!と言ったためだ。血塗れのヤヴェーヤツ、不死身のヤヴェーヤツ、そして我等がギャーさんと違って純粋なベル君の担当アドバイザーに成れなかった立香は…一時泣いたとか。

このままでは話が脱線しそうだ。立香は1つ、気掛かりが有ったのだ。ベルがマシュとは別のファミリアの人とパーティーを組んだことである。別に立香としてはベルが新たなパーティー組むことは賛成であるが、冒険者の中には荒くれ者も多く……一時は冒険者が強姦や犯罪を犯す位治安が悪く…ダンジョンの中は今でも無法地帯であり、冒険者を闇討ちしたり、遺体から装備を剥ぎ取る時も有るのだから。まあ、ダンジョンの中の犯罪など誰が取りしまえるだろうか?誰も取り締まる事は出来ず、ダンジョンでの犯罪行為は規則的にはアウトとギルドは決めてるが…裁く事が出来ないのである。事実、ダンジョンでは強姦未遂事件が今でも起きており……ギャーさんに見つかった場合は全身の毛を脱毛されてガネーシャ・ファミリアに引き渡される。

 

「ベル君…変な犯罪とかに巻き込まれないよね?それか、あのお馬鹿に恨みがある悪い冒険者に騙されて捕まったら…」

「立香、心配しすぎ。もし、そんな冒険者が居たとしてもアルフィア氏も居るんだし、大丈夫よ」

 

冒険者にはどうしてもガラが悪い人物が多く、そんなガラの悪い冒険者に狙われたら…どうなるだろうか?利用されたらどうするのだろうか?

事実、ギャラハッドは最短でレベル2に到達して直ぐにガラの悪い冒険者達に襲われた。理由は単純、逆怨みに近いものだった。殆んどのレベル2は何年…長い人で10年以上頑張って漸くランクアップしてきた。それが、突如として現れた少年に僅か2週間で並べられたら当然だろう。まあ、レベル2のランクアップの為にミノタウロスでは成し得ず、強化種としてのミノタウロスを倒したギャーさんを普通のレベル2が停められず…パン一にされてガネーシャ・ファミリアの本拠の鼻に吊るされたが。

 

「実際にお馬鹿は他のレベル2の冒険者に逆怨みに近い形で襲われたでしょ?ベル君も…」

「ギャラハッド氏は全て返り討ちにして、ガネーシャ・ファミリアに突き出してたしね。

ベル君がギャラハッド氏と共に育った兄弟とは広まってるし、考えすぎよ」

 

と、立香の心配はエイナの言葉によって遮られる。しかし、何やらギルドの受付が騒がしい。何事かと思ってその方向を見ると、ギルドの職員と何処かの冒険者が揉めていた。たしか、その冒険者はソーマ・ファミリアの冒険者だった筈だ。

 

「おい!!こんだけだと!?ふざけるな!!沢山魔石が有っただろ!!」

「ふざけるなは此方のセリフだ。何年、この仕事をやっていると思っている!!」

 

どうやらソーマ・ファミリアの冒険者は換金等でギルドの職員と揉めているようだ。

 

「またソーマ・ファミリアの冒険者ね」

 

ふと、エイナがそう言う。ソーマ・ファミリアの冒険者がお金にガメツイのは有名な話であり、今日もソーマ・ファミリアの冒険者がお金に困り、問題を犯していたのだ。ソーマ・ファミリアの冒険者は「こんなんじゃ、こんなんじゃ、全然足りない!!」と頭をその場で抱えている。その様子は誰が見ても深刻そうであった。

 

 

 

一方のギャーさん。

 

「試しにソーマ・ファミリアで売られていた神酒を買ったが…これ、僅かに魅了の効果が入ってるな」

「成る程な。道理で彼等は資金に困ってた筈だ」

 

ギャーさんはソーマ・ファミリアで製造販売されている神酒としてのソーマを購入し、オーディン・ファミリアの喫茶店で同じく酒に酔わないジョセフと共に呑んで調べていた。

ギャーさんは生まれつきの特異体質で一切の呪いと毒が効かず、お酒を呑んでも酔うことが出来ない。ジョセフはヤーナム・ファミリアの恩恵を受けた影響でお酒では酔えない。なので、絶対に酔わない2人でソーマ・ファミリアのお酒を調べているのだ。

 

「たしかソーマ・ファミリアの神酒は全て神ソーマが作ってる筈だ。そして、俺の啓蒙が囁くが…これらは失敗作のようだな?」

「失敗作?失敗作があんな値段?」

 

なんという事でしょう。ジョセフの啓蒙曰く、この神酒は失敗作のようなのだ。しかし、ギャーさんがソーマ・ファミリアの店で購入した物が失敗作だとすると…成功作の神酒は何処で使われているのだろうか?売られているのが失敗作だけだとすると…恐らくソーマ・ファミリアの内部で消費されているのだろう。

 

「てか、ジョセフ。これ、旨いか?普通に美味しくないんだけど」

「ああ…我々は酔えないからな。どうしても料理に合うワイン等の方が好みがあるからな」

 

そして神酒の味はあんまり美味しくないようだ。

 

 

 

一方のロキ・ファミリア。

 

ロキはパックンフラワーに関して個人的に調べており、同じくパックンフラワーについて調べていた中堅ファミリアの主神ディオニュソスと共に話し合いを行っていた。場所はロキ・ファミリアの本拠である城 黄昏の館にある中庭だ。

 

「私から考えてあの食人植物を繰り出した犯人、私の眷属を殺した犯人は同一人物か仲間なのは間違いないだろう」

 

ディオニュソスは怪物祭の少し前、眷属を2人亡くした。レベル1とレベル2の冒険者であり、2人とも首を握り潰された事による骨折で殺されたのだ。

その現場には極彩色の魔石が落ちており、ディオニュソスは怪物祭では何かが起こると判断し…その結果として怪物祭ではパックンフラワーの襲撃が起きたのだから。

 

「そんな事が出来るのは大手の処…或いはオーディン・ファミリアのように小規模だが、過剰戦力の所だけだ」

「成る程な」

「私は被疑者の1人としてギャラハッドに疑惑の目を向けるな…オラリオ全体としては考えたくはないが」

 

と…ディオニュソスはギャラハッドを被疑者の1人に数える。

 

「根拠としてはギャラハッドは個人的にギルドとの繋がりもある。怪物祭はギルドが主催だった…手回しも出来るだろう」

 

その瞬間…黒い暴風が吹き荒れ、ディオニュソスの隣に殺気を出したアイズたんが現れた。

 

「アイズたん!?」

「なっ!?」

「取り消せよ…取り消せよ…今の言葉。私の夫がそんな事するわけないじゃん」

 

殺してやろうかディオニュソス?と言いたげに黒い暴風を撒き散らす我等のアイズたん。これは不味いと思ったのか、ロキはIQ200(自称)と経験を元に脳をフル回転させて解決策を導きだし…口に出した。

 

「アイズたん!ギャーさんは犯人やない。アイズたんもそれは分かるやろ?

だけど、ディオニュソスのようにギャーさんと親しくない神々や冒険者はギャーさんをヤヴェーヤツと認識しとる。せやから、アイズたんがギャーさんの無実を証明するんや!!出来るやろ?」

「うん!!」

 

その瞬間、黒い暴風が白い風に変化し…一瞬…アイズが消えては…再び瞬時に現れた。

 

「アイズたん!?」

 

だが、そのアイズは大きなリュックを背負い、左手にはボストンバッグを持っている。リュックもボストンバッグもパンパンに荷物が入っているようであり、それはまさか…

 

「お嫁にいってきま~す!!」

 

アイズたんの私物であった。

 

「アイズたーん!!」

 

アイズ…作戦の為にロキの言葉を無視して館を飛び立つ。

 

 

 

 

 

「おい、アーデ。お前…最近、儲けてるらしいな?」

「ひっ!?」

 

そしてリリルカ。ベルと別れた直後、路地裏でソーマ・ファミリアの冒険者に絡まれる。

 

その様子をアルフィアが見てるとも知らずに。




次回、リリルカ…悪魔の誘いを受ける!?

出すか迷ってるアンケート。もしかしたら、複数採用するかも

  • 公式チート 復活のマキシム
  • ギルガメッシュ・ファミリア
  • 伝説のアドバイザー メディアおばさん
  • この天才 ケイネス・エルメロイであーる
  • ローマである!!テルマエである!!
  • コトミネーター
  • イシュタ凛・ファミリア
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