ダンジョンにfateの英霊が居るのは間違っている?   作:静かなるモアイ

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ギャラハッドの二つ名なに?いずれ分かります。


隻眼の眷属達

「ベル起きろ!!初日から寝坊してるんじゃねぇぇ!!」

「ギャラハッドさん!?まだ朝の5時ですよ!?」

 

オーディン・ファミリアの朝は喫茶店の定休日を除き、物凄く早い。なにせ喫茶店は午前8時…早ければ午前7時には既にオープンして冒険者や朝が早い人々の為に朝食とコーヒーを提供するのだ。

その為か開店準備と自分達の身支度と朝食と考えればこれでも遅い方なのである。故にゆとりをもって朝の準備を終らせるためには朝5時に起きておく必要が有るだろう。故郷の田舎で過ごしていたときはゆっくりと寝れていたベル君出会ったが、オラリオでオーディン・ファミリアに属したならばそんなルールは通じない。皆、仲良く朝から起きて開店準備を終らせる必要が有るのだから。

 

「喫茶店の朝は早いぞ?なに、直ぐに慣れるさ」

 

ベルを起こしにやって来たギャラハッドは喫茶店の店員が着るような衣装に身を包んでおり、どうやら朝から店に入るようだ。だが、ベルはまだ寝巻きである。そんなベルに向かってギャラハッドはベルにサイズピッタリな制服を投げ渡した。

 

「40秒で支度しな!!朝飯はもう作ってるぞ」

 

と…告げてギャラハッドはベルの部屋を出ていき、1階に降りていった。

 

「お爺ちゃん、お母さん、ザルドさん、そして叔父さん達。オラリオの朝は早いね」

 

ベル・クラネル。オラリオでの初めての朝を向かえるのであった。

 

 

 

「遅かったなベル坊」

 

「おはようございます、ベル君」

 

「おはようベル」

 

1階に降りてきたベル。そんなベルを待っていたのは厨房で仕込みを行うギャラハッドを除けば3人の人物であった。

 

片目に眼帯を着けた壮年の男 オーディン。北欧神話の主神であり軍神。御存知、この喫茶店の店主でありファミリアの主神である。因みに余談だが、私服はものすごっくダサい。

 

ギャラハッドやベルと異なり、女性物の制服姿の少女はシエル。二つ名は弓であり、レベル5のオーディン・ファミリア唯一の女性団員(今の所)である。青い髪色をしてスタイル抜群の美女だが…実は発育が良すぎるだけであり…歳はベルとあんまり変わらない。

 

続いて1人だけ制服姿ではない人物。かつて存在していたヤーナム・ファミリアの狩人装飾を纏っているが、マスクは下げている男性。彼はルイ・ジョセフ。イエス&仏陀ファミリアの所にいるマリー・アントワネットとルイ16世の長男だが、脊椎カリエスを煩い…治すためにヤーナム・ファミリアに入り、ヤーナム・ファミリアの解散と共にオーディン・ファミリアにやって来た狩人である。レベル6であり、二つ名は血の再誕(ブラッドボーン)

 

「神様!シエル先輩!ジョセフさん!おはようございます!!」

 

だが、ベル以外の者は既に朝食を食べ終えており…テーブルの上にはベルの分の食器が残されており、オーディン達の前にある食器は既に空に成っていた。

 

「ベル。食べ終えたら洗い場に持ってこいよ?」

「はい!頂きます!!」

 

今日の朝食は食パンにプレーンオムレツ、サラダにオニオンスープであった。なお、飲み物は問答無用にコーヒーである。

 

あと、その味はザルドが作った物にはまだ及ばないが…美味しかった。

 

「それじゃあダンジョンに行ってくる」

 

ダンジョンに向かうジョセフは武器としてノコギリ鉈、獣肉断ちと呼ばれる蛇腹剣と鉈が合わさった仕掛け武器、散弾銃を持ってダンジョンに向かった。

 

では店番担当の皆様はどうするのか?

 

「パンは焼けたな…まあ、残ったらフレンチトーストにしてアストレア・ファミリアやアイズ、アーディに配るか」

 

ギャラハッドはモーニングメニューの下準備。

 

「ベル君、神様どいて下さいね!!」

 

シエルは開店までの間に店内を綺麗に掃除。

 

ではベルはと言うと…

 

「ベル坊。店の外の掃除も大事だぞ?それと、接客は社会の基本だ。挨拶は大事だぞ」

「はい!!」

 

喫茶店の外を掃除しながらオーディンから接客に関して色々と教わっていた。

 

「いらっしゃいませ!!」「いらっしゃいませ!!」

 

「ありがとうございました!!」「ありがとうございました!!」

 

朝から大きな声で挨拶の練習。しかし…ベルは思った。

 

「神様…僕、冒険者ですよね?」

「堅気の仕事が出来ない者が、冒険者として大成出来るわけなかろう?それに、全ての冒険者がギャラハッドやベル坊の実家の家族…ゼウスやヘラの眷属のように大成出来るとは限らん。冒険者としてはダメでも、自分の子供には生きていけるスキルを身に付けてほしい…だから俺は喫茶店を開業した」

 

全ての冒険者が大成…いやレベル2に成れるわけではない。レベル2にランクアップするだけでも才能があり、ランクアップ出来る冒険者は全体の半分しか居ないのだ。つまり、全体の半分はレベル1で現役を終える事に成るのである。

その為かオーディンは自分の眷属達が冒険者として活躍出来なくても、今後も自分達だけでお金を稼げるようにとファミリアとしての稼業にダンジョン探索以外に喫茶店営業にも手を伸ばしたのだ。

喫茶店での調理の経験、接客は一生のスキルであり…今後も使える。冒険者を引退してしまったとしても料理や接客は活かせるのだから。

 

「まあ、今じゃコーヒー淹れる腕前以外はギャラハッドに抜かされたからな!!ハッハハ」

「ギャラハッドさん。ザルドさん…僕の育てのお父さんから料理教えてもらってましたからね」

 

 

 

その数時間後……

 

「あれが一番弱いモンスター、ゴブリンだ。たかがゴブリンだからと油断するな。ダンジョンのモンスターは野良のモンスターより強いぞ。ザルドとソロモン、そしてアルフィアのおっかぁと比べたらクソザコナメクジだ!!」

「いきなり実戦!?てか、お母さん達と比べたら殆んど雑魚に成っちゃいますよ!!」

 

ベル君はギャラハッドと共にダンジョンに潜っていた。

 

本日のベル君の稼ぎ…100ヴァリス。




次回…ベル君。ギャーさんと共に装備を見繕う。はい、強化ヴェルフ…そしてダ・ヴィンチちゃんの登場です。


余談ですがルイ・ジョセフは実在してます。ですが史実では脊椎カリエスで亡くなってます…なのでヤーナム送り!!む?ルイ17世はどうしたかって…元気に両親と暮らしてます。

番外編書くとしたら?

  • オラリオ野球大会!?
  • ギャーさんレコード(5年前)
  • アルフィアママの襲来
  • バイト女神ヘスティア様
  • ザルドパパの来訪
  • ギャーさんVS円卓VS保護者
  • オラリオ女子会
  • 将軍かよぉぉおお!!
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