ダンジョンにfateの英霊が居るのは間違っている? 作:静かなるモアイ
「いらっしゃいませ!!」
ベル君の大まかな1日はこんな感じである。先ず、朝は5時までに素早く起床。お店の開店準備を手伝い、忙しい朝のモーニングタイムを接客で乗り切るのだ。
モーニングを乗り切ると、ライトアーマーに着替えてダンジョンである。だが、ベルは駆け出しレベル1の冒険者。故郷でギャラハッドと共に過保護な保護者の元で鍛えられていたとは言え、故郷に居たときは恩恵を受けておらず生身のステータス。つまり、恩恵による後付けが出来ないのでどんなにスパルタに鍛えられても基礎スペックと技術しか磨かれない。
だが、今は違う。今はオーディン・ファミリアに入信し、恩恵を受けた。つまり、経験値を貯めてステータスを更新する事が出来るように成ったのである。しかし、知っての通りベルはレベル1の一応は駆け出し。養父(ザルド)と叔父A(イスカンダル)に追い掛けられ、叔父B(ソロモン)の魔法と魔術の雨から逃げる修行を受けていたとは言えこれからだ。ダンジョン探索はペーペーであり、ファミリアの先輩の内誰かが付き添ってくれる。
「右手と左手、別々に動かすだけだぞ?」
「ギャラハッドさん…そう言われましても」
ギャラハッドと共にダンジョンに潜った時は…二刀流での武器の使い方のコツを教わりながら、8階層付近でモンスターを倒しながら修行。なお、たまにギャラハッドが超絶手加減したケラウノスの雷撃を撃ってくるもよう。
「ベル君!!キラーアントを集合フェロモンで呼んだから、沢山来ますよ!!」
「シエル先輩!?」
シエルと潜った際、シエルはお兄ちゃん改めて鬼いちゃんと違ってベルには攻撃しない。しかし、ベル君の未来を思ってか…集合フェロモンを使って大量のキラーアントを呼んでくるのだ。流石はギャラハッドブートキャンプの犠牲者1号…やることが鬼畜だ。
因みにキラーアントはダンジョンの上層に出てくる大きなアリのモンスターだが、瀕死になると仲間を呼ぶ集合フェロモンを放出して沢山のキラーアントを呼び寄せる。その為か、初心者殺しの1つとも言われている。だが沢山呼ぶと言うことは金と経験値のカモであり、初心者時代のギャラハッドが良く金稼ぎでやっていた方法だ…なお、これを無限アリ金作とギャラハッドは呼んでいる。
そしてジョセフの場合は…
「足を動かせ。重心を巧く使え」
「はい!!」
「武器は最低でも2つ持て。武器も使っていれば壊れる。不壊属性なら別だが、不壊属性でも切れ味は鈍る」
「はい!!」
と至って普通に教えて貰った。
そして地上に帰り、喫茶店が暇ならば…
「こいよ。ワンチャンランクアップ出来るかもよ」
ギャラハッドVSシエル+ジョセフ+ベルのぶつかり稽古である。
こんな日々が続いた頃。ベル君のステータスは全部B以上に成ってしまった。しかし、世の中には間と呼ぶ物があり…ベル君は1人での時間が出来てしまった。
「ベル。俺は今日、店番で一緒にダンジョンに潜れない。許せベル、また今度だ」
ギャラハッド…店番で動けず、うちはイ◯チのようにベルのおでこをコツンと指でつついた。
「ベル君。私も今日はダメなんです。実は他のファミリアの友人とダンジョンに潜る約束が…」
シエル先輩…他の知人と共にダンジョンに潜るために行動できず。なお、その友人とはタケミカヅチ・ファミリア所属の少女 オキタ・総司(レベル5 二つ名 桜セイバー)、イエス&仏陀ファミリア所属のジャンヌ・ダルク(レベル5 二つ名 救国の聖女)の両名である。
「すまん…今日は両親と弟妹達と共に買い物だ」
ジョセフさん…イエス&仏陀ファミリアに所属している両親と幼い弟妹達と共に買い物。
その為か、ベルは1人でダンジョンに向かっていた。誰かと臨時でパーティーを組もうかと思ったが、残念ながらベル君はオラリオでの知人は殆どいない。オーディン・ファミリア以外で言えばヴェルフとダ・ヴィンチ位である。
「どうしよう…1人で潜ろうかな」
実はと言うと、ベルは史実と異なりソロでダンジョンに潜ったことはない。絶対にギャラハッド達が共に居てくれたのだから。
そんなベル君。ギルド周辺の貼り紙を見る。何故なら、その貼り紙には多くの冒険者が注目していた為だ。
「おいおい、ガネーシャ・ファミリアのアーディ・ヴァルマ、レベル6にランクアップだってよ」
「マジかよ…象神の詩が遂に姉を超えたのか」
「ガネーシャ・ファミリアは最大戦力の施しの聖者 レベル7 カルナに継ぐ戦力がアーディたんか」
この貼り紙にはランクアップした冒険者の貼り紙が貼られるようだ。
「2ヶ月前はロキ・ファミリアの剣姫がレベル6に成ったよな?」
「アイズたん凄いよな…流石は俺達のアイドル!!痺れる憧れる~!!」
ベルも人混みを掻き分けて貼り紙を見つめる。そこには【アーディ・ヴァルマ】という名前の十代半~後半の少女が印されていた。アーディは青銀色の髪をしており、所属はガネーシャ・ファミリア。可愛らしい容姿にファンが多いようだ。だが、アーディの年齢は20を超えていた。まあ、冒険者はレベルが上がれば若々しい容姿を保てて寿命も伸びる。事実、ザルドは50を超えているが外見は20代だし、ソロモンも50を超えているが見た目は20代。ランクアップを重ねた冒険者に年齢はあんまり関係無いのだろう。
「でもよ、アーディたんって剣姫と同じく冠位ノ剣の事が好きとかいう噂が有るぞ?」
「マジかよ!?よし、ギャラハッドを襲撃だ!!」
「辞めておけ…ギャラハッドを襲撃したバカは全裸にされて…広場で晒し者にされるぞ?俺はされた」
と…序でにギャラハッドの噂も聞いてしまった。だが、此処で立ち止まっても仕方がない。ベル君は再び人混みを掻き分ける。そして、考えなければ成らない…決めなければ成らない。ソロで潜るのか、誰かを見つけて臨時のパーティーを組んでダンジョンに潜るのかを。
「あの…貴方も1人ですか?」
ふと、ベルは声をかけられる。声の方を見れば軽装の鎧に身を包み、大楯を持った少女が立っていた。その少女は何処と無くギャラハッドに似ており、薄紫色の髪色をしておりギャラハッドと同じく髪で片目を隠している。歳はベルとほぼ同じだろう…あと巨乳だ…シエルよりも巨乳だった。
「はっはい!!僕はベル・クラネルです!!オーディン・ファミリアに所属してます!!」
完全な一目惚れだった。ベルは恋をした、お爺ちゃんの言葉…ハーレムを思い出して、ベルは人生で初めて恋をした。ああ、これが恋か…お爺ちゃん…ダンジョンに出会いは有ったよ。
「ベル君ですね?私はマシュ・キリエライト。円卓ファミリア所属のレベル1です。私とパーティーを組んでくれませんか?」
彼女の名前はマシュ・キリエライト。この日、ベルは恋をした。
その時、少年は運命と出会った。
「ギャラハッド、どうしたの?」
「アーディ。ベルがもし…マシュに手を出したら俺はどうすれば良い?」
なお、そのベルの初恋相手の異母兄がベルの義兄であるギャラハッドだと言うことをベルが知るのは未だかかるようだ。
「ザルド…私はベルとギャラハッドの嫁候補に試練を与えようと思う」
「逃げてぇぇぇえ!!オラリオの女の子達逃げてぇぇ!!
「ふふふ、嫁の作法を教える必要があるな」
なお、ヒロインにはアルフィアママというラスボスが控えている。
遠い未来…アルフィアに追い掛けられるマシュ含めたヒロイン勢が目撃されたとか。
番外編書くとしたら?
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オラリオ野球大会!?
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ギャーさんレコード(5年前)
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アルフィアママの襲来
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バイト女神ヘスティア様
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ザルドパパの来訪
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ギャーさんVS円卓VS保護者
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オラリオ女子会
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将軍かよぉぉおお!!