遊び人の娯楽旅   作:おにんぎょー

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[ハートの6]子供は

サーゼクス・ルシファー

今代のルシファーでありリアス・グレモリーの実兄。

同期のアジュカ・ベルゼブブもルシファー候補であったが、アジュカよりも人を纏める能力が優れていたため、ルシファーとなる。

何故いきなり説明したのか?勘の良い方はお分かりですよね?

 

「すまないね、こんな夜中に」

 

「本当に悪いと思っているのなら後日改めて、どうぞ」

 

その魔王が家に来てるんですよ。しかもAM03:54に。これだから悪魔は……

 

「はぁ…… んで?なんのご用でやがりますか?」

 

「うん、今度三勢力の会談があってね」

 

「ああ……ありやがりますね。それで?」

 

「レンヤもそれに出て欲しいんだ」

 

はぁ?何言ってやがりますかこのド阿呆は。なんで私がそんな面倒臭いのにでなければいけねぇんですか。……

 

「……条件があります」

 

「なんだい?」

 

「三勢力が可能な限り世界中の孤児院へ資金援助。これが条件です」

 

「それなら、喜んで。でも、どうして?」

 

「はぁ?あんたの頭にナポリタン埋め込んであげましょうか?子持ちの貴方なら直ぐにわかるでしょう」

 

マジで言っているのであればプチっと潰しますよ。

 

「……そうだね。すまない、変な事を聞いてしまって」

 

「貴方が変だというのは周知の事実なので、別になんとも」

 

サーゼクスは「酷いなぁ」と苦笑し、温くなった珈琲を口に運ぶ

 

「──ん!?ゲッホ!!ウェ!な、なんだいこれ……」

 

「ん?ああ、隠し味で無臭透明なタバスコを10杯ほど」

 

「ゲホ、ゲホ!」

 

「まさか、魔王様は他人が誠心誠意を込めて作った珈琲は飲めないとでも?」

 

ま、別に残しても良いんですけど。嫌がらせですし。

そう告げる瞬間にサーゼクスは一気に珈琲を飲み干し、無理に笑顔を作った

 

「お、美味しかった……よ」

 

「……トイレはそこにありますよ」

 

5分ほどトイレは使用禁止になりました

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

時は飛んで三者面談……三勢力会談でしたっけ?に向かっている途中。

ったく、なんで夜中なんですか、いつもいつも。朝までには帰れますよね?レオにはラリホーマかけましたから7時までは大丈夫だと思うのですが…… と、着きましたね

 

「あー……神無月連夜。参りました」

 

この偽名すっかり忘れていました。一応この世界の本名という事になっているのに

入って良いと言われて渋々中に入る

中にはリアス・グレモリーとその眷属、サーゼクス、セラフォルー、アザゼル、白龍皇、ミカエルがいた。後はその護衛程度でしょうか。リアス嬢たちはいらないと思うのですが…… ま、良いでしょう

 

「おう、久し振りだなレンヤ」

 

「ええ、お久し振りですアザゼル。ちゃんと仕事をしていますか?どうせ神器の研究ばかりなんでしょうけど」

 

「いやいや、ちゃんと仕事はしてるぜ?それよりよ、お前のとこの奴が神滅具を……いや、冗談だ。冗談だからその殺意の波動に目覚めてそうな目で睨むな」

 

「今度ふざけた事を言ったらその羽もぎ取りますよ」

 

はぁ、と残念そうに溜め息をつくアザゼル。こっちが溜め息吐きたいですよ

 

「ミカエルもお久し振りです。調子はどうでしょうか?」

 

「お久し振りですレンヤさん。私共の方は良好ですよ」

 

「それは良かった。そうだ、今度天界にお邪魔してもよろしいですか?」

 

「ええ、是非。ガブリエル達も喜ぶでしょう」

 

「なーんか俺の時と対応違くないか?」

 

「貴方は……うん、はぁ……」

 

「なんだよその溜め息」

 

そりゃミカエル達天使は私の癒しの一つですよ?対応も変わりますって。レオの方が癒されますが。

その後に二人と軽く会話してから椅子に腰掛ける。

 

「さて、全員が揃った所で会談の前提条件を。此処に居る者達は、最重要禁則事項、"神の不在"を認知している」

 

そうですね、でも何故その程度の事が最重要禁則事項なんですかね?

一誠くんは私を不思議そうな目で見ていました。知っているのか、と言いたいのでしょう。軽く頷いて返事を返しておきました

 

「では、それを認知しているとして、話を進める」

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

会談は順調に進んだ、と思います。ほとんど寝てて聞いてませんでした。いやぁ、護衛の方々カンカン、ハッハハハ

アザゼルの神は居なくてもうんたらかんたら。そりゃ当たり前だと思いますよ。世界の一部が欠けただけで核は失って居ないのですから回るのは同然ですよ。失う部分が悪かったら止まることもありますが

 

「最後にレンヤ、人間代表としてなにか言っておきたい事はあるかい?」

 

「何時の間に人間代表になったかは聞かないでおきます。私が求める事はサーゼクスに言った条件くらいですよ」

 

護衛の悪魔が「呼び捨てなど」とか「人間風情が」とか言っていましたが、やりますか?速攻で殺して差し上げますよ?

 

「条件?」

 

「ああ、彼がこの会談に出る条件として、我ら三大勢力が可能な限り孤児院への資金援助。これが彼の出した条件だ」

 

「へぇ?そりゃまたなんで?」

 

「なんでも良いでしょうが。良いから黙って金を出しやがれ、ですぅ」

 

「お前はゲーセンの不良かよ……」

 

「何言ってんですか貴方?脳に蛆でもわきましたか?」

 

「貴様、さっきから聞いていれば!なんだ、その態度は!」

 

「はぁ?その言葉そのまま投げ返してやりますよ。私はアザゼルと話しているんです。一介の堕天使ごときが私に話し掛けないでくれます?」

 

「なんだと!?」

 

「黙れ!」

 

いい加減ナイフを投擲しようとするとアザゼルが護衛を威圧しながら一喝。護衛は何故自分が怒鳴られたかわからない様子。

 

「あ、アザゼル様?しかし」

 

「俺は黙れと言ったんだ。これは各勢力のトップによる会談。お前が口を出して良いものじゃない」

 

「…………申し訳、御座いません」

 

(ワロス)

 

「ッ!!」

 

護衛は此方をキッ、と睨み付けてくる。どうせお前のせいで怒られた、とかそんなもんでしょう。あー 詰まらない

 

「悪いな、うちの者が。レンヤ、教えてくれないか?」

 

「……子供は守るべき宝。悪戯っ子だろうが道を踏み外した子だろうが、ね。ただ、本当にそれだけですよ。言わせんな恥ずかしい」

 

羞恥を誤魔化すように外に視線を向ける。あー…… なんで言っちゃいましたかね、私?こんなシリアスは似合わないのですよ。何時もの如く道化でいれば良いのです

 

「……そうか。よし、資金援助は惜しまないぜ、俺は」

 

「勿論、私もですレンヤさん。貴方のような方が居て、本当に良かった」

 

「五月蝿いです」

 

はぁ、たく……

 

「……?」

 

いまさっき違和感が……

横を見ると小猫ちゃんやアーシアが不自然に止まっている。護衛の奴等も同様。

 

「お、やっぱり動けるのか」

 

「当然ですよ。時を止める神器ですか」

 

「ああ、グレモリー眷属のヴァンパイアの」

 

停止結界の邪眼(フォービトゥン・バロール・ビュー)、でしょう?」

 

「なんだ、知ってたのか」

 

「情報収集は得意なもので」

 

外を除くと魔術師がやけに沢山。予想通りの襲撃ですね

 

禍の団(カオス・ブリゲード)……怠いのが来ましたね」

 

「そこまで知ってるのかよ……」

 

魔術師たちが一斉に攻撃を開始した。攻撃は何時の間にか張ってあった結界に阻まれて消える。

 

「うぜぇ……イオナズン」

 

外一帯に凄まじい爆発が起こる。魔術師は灰も残らず吹き飛んだがまた新たに沸いてくる。もう一発

 

「うえ……えげつない技だな」

 

「もう一段階上の魔法がありますが?」

 

「いや、使ったら学園も灰になっちまう」

 

「よくご存知で」

 

こんな会話をしている間にもイオナズンを撃ちまくる。でもまだまだ沸いてきます。black G ですかあなた方は……

 

「はぁ……怠い」

 

「そりゃ、そんなに撃ちまくったらな」

 

いや、魔力的問題じゃ無くて眠気がマッハでヤバイんですよ。なんかバラモスが盆踊りしながら近づいてくる幻覚が見えてきました。

 

「いっそ学園諸とも吹き飛ばしますか?」

 

「止めてください」

 

ミカエルがそう言うなら止めときますよ。その変わり今度ガブリエルにパフらせてくれって言っといていただけます?

 

「あぁ……もう。お三方、交代です」

 

「わかったよ」

 

「お任せください」

 

「戦いは好きじゃ無いんだがねぇ」

 

各々の持ち技でガンガン消滅していく魔術師達。それでもまだ沸いてきます。

 

「どれだけいるんだか……」

 

「ちょっと魔力回復させるので寝ます。一誠くんが動いたら起こしてください」

 

「あいよ」

 

こう言っとけばそれっぽくなるでしょう。椅子に座りゆっくりと意識を落としていった。

朝までに、帰れるかなぁ……

 




ヴァーリくんをヴァーリちゃんにするか否か。それが問題だ
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