めっちゃ大渦に巻き込まれてるなう。いや、巻き込まれてると言うか、自分たちから巻き込まれに行ってると言うか。あ、海王類が飲み込まれた。やばたにえん。草も生えない。
ウソップとナミとチョッパーの反応が超オモロい。めっちゃ泣き叫んでる。お猿さん達に恨み辛みを言ってる。まぁまぁ、落ち着くなり諦めるなり。僕も皆とこの状況を楽しみたいんだが、今はちょっとそんな余裕が無い。
あいつら。モックタウンに居た時から気配は感じてた。相当強い奴らが何人か。それがあいつらだわ。距離はある、筈なのに、まるですぐ傍に立って上から睨みつけられてるみたいな。そんな存在感が重圧となって降り注ぐ。
「...。(ニタァ)」
「ひっ...!?」
あいつ、あいつあいつあいつあいつあいつは。あの顔は。あの気持ちの悪い笑みは。あの、人を人として見てない淀み濁った眼は。
「...ソラ?ソラ!おいしっかりしろどうした!?」
「なんだ!?ソラどうしたんだ、こんなに震えて!?顔が真っ青だぞ!?」
「にげ、ろ...!」
「は?逃げろって、何から...?」
何でもいいから早くここからアイツらからあいつから逃げろって!!!!!!!
「待ぁてぇええええ!!!ゼハハハハハ!!!追いついたぜ麦わらのルフィ!!!テメェの1億の首を貰いに来た!!観念しろやァ!!!」
「1億〜??何の話だぁ!!」
あの視線から、逃れたい。マント越しであっても目が合うこの感覚を払拭したい。
「テメェの首にゃ1億ベリーの懸賞金がかかってんだよォ!!海賊狩りのゾロには6,000万!!そしてぇ!!」
気持ち、悪い。
「そぉ〜〜〜らぁ〜〜〜〜〜?私のカワイイカワイイお人形ちゃぁあ〜〜〜〜〜ん!!やぁああああっっっっと!!みぃ〜〜〜〜つ〜〜〜けたぁあ〜〜〜〜!!!!」
「「「!?!?」」」
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。
「ソラ!あいつのこと知ってるの!?ちょっと!しっかりしなさい、ソラ!!」
「なんだ、あの女...!?人形って、どういう??」
「
「そ〜〜〜らぁ〜〜〜〜〜〜?返事が聞こえないわよォおお〜〜〜〜??いひひひひひひひぃっ!!また躾が必要かしらぁ〜〜?」
あ、やばい。
「...っ!...っ!?が、ぁ、はっ、はっ、はっ、かはっ!?」
「ソラ!!」
「まずいっ、過呼吸だ!アイツが原因なのかっ!?ソラを医務室に!!アイツをソラに見せちゃダメだ!!!少しでも遠ざけないと!!」
息が、出来ない。
「くっそ、息しろソラ!!おい、落ち着いて息を!!!」
&&&
「ん。」
「あら、目が覚めた?」
ロビン。と、電伝虫?誰かと電話?あ、何でもないのね、おk。
あー?あー、うん。なんだっけ、どうなったんだっけ。えーーーっと。
あぁ、そうだ。思い出した。あいつが居たんだった。
「空島は?」
「もう着いてるわ。皆は一足先に上陸してる。副船長さんの容態も落ち着いてたから。」
「そう、ありがとう。僕は副船長じゃないけどね。」
「うふふ、そう思ってるのは貴方だけみたい。でも、そうね。...ソラくん。これで良い?」
副船長要素どこにあるねん。こちとら器用貧乏なだけで特別に何か出来る訳じゃないんやで。ぜひ名前でよろしく。
「聞いても良いかしら。貴方と彼女の関係について。」
うへぇ、やっぱり気になるよなぁ。
「それを聞くためにロビンだけが残ったんだね。ま、いいや。いずれ知られるだろうから。ロビンなら知ってるかな?あいつのこと。」
「そうね。あの5人の中で、唯一彼女だけは知っているわ。船長さんや他の皆は知らないみたいだけど。」
そりゃそうだ、ルフィが知ってる訳ない。麦わらの一味は割と、他の海賊や海軍の情報には疎いからな。
「''
「!?」
あぁ、言い間違いとかじゃない。この世界の、この身体に憑依転生してすぐの話だ。
「僕の住んでいた島が、あいつの海賊団に襲われた。海賊に襲われるなんて、そんなに珍しい話でもないけど。島民は僕以外みんな殺されて、僕は、僕だけは殺されなかった。あいつが僕の容姿と眼を、珍しいからと欲しがったからだ。」
「ここ、腰んとこ。皮膚が引きつってるでしょ?身体中にこんなにたくさん傷がある中で、これだけさ、戦闘とか修行でできた傷じゃ無いんだ。あいつから付けられた所有物としての烙印を消すために、自分で焼いた時にできた傷。」
「っ!...人形、というのは?」
「...それ、は。僕はあいつに人形って呼ばれてたんだよ。ほら、僕、キレイな顔してるでしょ。キレイすぎて、人間味が無いって。人の形をした別のナニカ、人形みたいだって。それだけだよ。」
「そう。今はこれ以上は聞かないことにするわ。でも...いつか、貴方の心の内を知ることが出来たら嬉しい。ソラくん。」
「そ、だね。お互いにね。」
「えぇ...お互いに。」
しんみりしちゃったなぁ、せっかくの空島なのにな。さて、ロビンと話して少し気も紛れたし、行こっか。皆もう行ってるんでしょ?倒れた仲間を置いて新大陸に上陸なんて薄情すぎじゃね??どれだけ僕を蔑ろにしたら気が済む訳??
「うふふ、私じゃご不満みたいね。」
「そんな事ないよ。ロビンとこうして2人で話すのは初めてだったから、嬉しかった。でもどうせなら、コーヒーでも飲んで穏やかにお喋りしたかったかな。何でもないような話をさ。」
これはマジで。間違ってもこんな話がしたかった訳じゃねぇんだわ。
「ソラくん、コーヒー飲めたかしら。」
「僕は紅茶を嗜む。それと甘いものも。」
「ふふふ。えぇ、そうね。その時を楽しみにしておくわ。」
せやな。今度やろ!夜番の時とか、眠くならずに済みそうだ。よしゃ、一個楽しみが増えたわ。
「もう一つだけ良いかしら?これは質問では無くて確認なのだけど。」
「?いいよ。」
なんじゃらほい。
「その眼帯の下に隠された瞳について。もしかして、紫色だったりしないかしら。」
おやおや、よく分かったなぁ。さすがの慧眼恐れ入るね。
「せーかい。ほら、こんなん。」
「!!...ありがとう、綺麗ね。」
「そかな。ロビンも綺麗だよ。」
「あら、お上手。つまり、ソラくんはあの種族ってことになるのね。だから日光を避ける為にフードを被り傘をさしている。」
「そだよ。」
お世辞じゃないんだよなぁ〜。つか僕、プライベートでお世辞は言わない派。仕事上、仕方なく言ったりはするけど。まぁ何はともあれ、納得したみたいで良かった。知的好奇心が強いんだな、ロビンは。僕もその気はあるから分かるわ。
あれ...?なんだ、何か違和感がある。何か引っかかる。なんだろう、このモヤモヤする感じは。
あ。
「あ、れ?あいつ、眼帯してた?それにフードなんて、何を企んでるんだろう。前はナミみたいに、見られてなんぼって水着じみた格好してたのに。実際そんなことも言ってたし。」
「え?...えぇ、そうね。眼帯を付けていたわ。そう言えば、手配書の写真は両目とも見えている状態だったわね。服装も、ソラくんの言った通り。」
だよな。イメチェン?もしくは何かしらの暗躍中?眼は無くしたんか?だとしたら笑える。ざーまぁwwって感じ。眼を蒐集するって言うクソみたいな趣味のあいつが、自分の眼を無くしてるんなら滑稽だわ。次に会ったらボロクソに馬鹿にしてやろう。今回は不意打ちで気絶したけど、次からは大丈夫。むしろ見つけ次第ぶち○そう。汚物は消毒☆だゾ!
よし、そんじゃあ行こか。いや、ICOCAじゃ無くて。
ぉぉおおおおおおお!!!うっほぉーー!!!ここが空島すんげぇな!!!なんじゃこら雲が海やで!!!いや海が雲なんか!!!おっほほほほほ!!!やべぇー!!!
「起きたのか。」
「ゾロ。待っててくれたの?」
「違ぇよ、よく見ろ。錨下ろしてんだろうが。おい、テメェ何笑ってやがる。」
「ごめんなさい、何でもないの。」
舌打ちしなさんな。ねぇここ錨下ろせるの?あぁ、場所によって雲の質が違うんだ。下のは水っぽくてそっちのは密度が高いからちょっと硬め。土みたい。へぇ、面白いな。
「あれ、誰だろう?ルフィ達と一緒に居る2人。」
「ありゃなんの乗り物だ?」
「みんなの元へ行きましょうか。ソラくん、足元気をつけて。剣士さんも。」
大丈夫だよー、お気遣いどーも。よっ、と。おぉ、うはは。すんげぇ、ほんとに雲かよコレ。水っぽいけど、すごく軽い。おもろー!!
「ゾロ、何やってんの?」
「何でもねぇよ。」
「いまコケて「こけてねぇ。」...あ、そう。」
頭も服も超濡れてるが。転けてないのか、そうかそうか。ふーん、まぁいいや。
「あっ、ソラーーー!!良かった、目覚ましたのか!!いきなり倒れるから、おれビックリしたぞ!でも何ともないみたいで安心した、良かったな!」
「チョッパーが介抱してくれたんでしょ?ありがとうね、ドクター。」
「...どっ、!?ドクターなんて言われたってぇ!!嬉しくねぇぞっ、こんにゃろめ〜!♪」
うんうん、かわいいかわいい。みんなも心配かけちゃってごめんね、もう大丈夫だから。で、今どういう状況?
「空島料理!食べさせてもらうんだァ!!楽しみだな〜ソラ!!飯食ったら元気いっぱいになるだろ?」
「うん、僕もここの料理に興味ある。食べてみたい。」
「では、皆さんこちらへどうぞ。我が家へご案内いたします!」
いいねぇ〜楽しみやな!ところでおじさん、その乗り物は?あ、ウェイバーって言うのね。ベルベット?イスカンダル?(FGO)あ、違うの。ごめん、忘れて。
はーん、風がなくても進む舟ねぇ。乗りこなすには海を熟知している必要あり、と。大体10年かかるん?そりゃだるいわ。でも何となく僕なら乗れそう。どっからこの自信がって思うけど、何となくね。ほら、器用貧乏は伊達じゃないんよ。
とか言ってたらナミ乗ってるやん。そうそう、あんな感じに。でも、えー、すご。楽しそう。ちょ、僕にも貸して〜?それか後ろ乗っけてくんないかな。僕の身体なら割といけそうじゃね。ルフィめっちゃ僻んでて草。ぶっ飛んだ挙句に溺れてたもんな。あ、ナミ1人で乗ってっちゃった。しょぼんぬ。
そしてこっちは急に小難しい話をしだしたな。海楼石に含まれる成分パイロブロイン。角質の粒子。火山によって空に運ばれ、その際含む水分の密度によって雲の種類が異なる。ほぇぇ〜。密度が高けりゃ島雲(乗れるやつ)に、低けりゃ海雲(水っぽいやつ)になると。ふーんなるほど。
「それって、任意で密度を変えたり出来るんですか?例えば島雲の密度を低くして海雲に、海雲の密度をずっと高くして、鉄みたいに硬くしたりとか。」
鉄があるかは知らんけど。
「えぇ、出来ますよ。おっしゃる通り、密度を高くした雲である鉄雲という種類もあります。様々な種類の雲を使い分けることによって、我々は豊かな生活を築いているのです。」
「「分かったのかソラ!?すんげ〜〜!?」」
分からんかったから質問したんやで。ほんほんほん、にゃーるほど。それって一瞬で密度変えたり出来んのかな?青海でも使えるのか??詳しく知りてぇが、先に飯だァー!と思ったらダイアルの説明っぽい。つかその貝、ダイヤルって言うのか。空島特有のものらしい。不思議貝やな。
ほー、トーンダイヤルは録音・再生。ブレスダイヤルは風の収集・放出。ランプダイヤルは光。フレイムダイヤルは炎、フレイバーダイヤルは香り、ビジョンダイヤルは映像。
ほーーーー。ダイヤルは空島にとって欠かせない生活基盤、必需品になってるのか。進化の方向がすんげぇなー。
サンジの叫び声が聞こえる。厨房楽しそうだなぁおい。僕もね、食材かダイヤルか迷ったんだ...。ダイヤルを取ってしまった。まぁ良いけど。収穫あったし、あのガレオン船で拾った貝の正体も分かったし。
「さぁ出来たぞ!!空島特産フルーツ添え スカイシーフード満腹コースだ!!!」
「「「んまほぉ〜〜〜!!」」」
フルコースや!エビのグラタン美味しそう〜!チャーハンも良い匂い。うんま。うんまうま。最高やで。ところで空島特産フルーツについて詳しく。
コトり、と目の前に電伝虫とスープが置かれる。スープからは湯気がたちのぼっていてとても美味しそう。香ばしい。んでもなんぞ、これ。なんで電伝虫とスープ?え、電伝虫のスープ?ってこと??え???(パニック)
「お前んのだ。倒れた時に落ちたんだろ、拾っといた。スープは余った食材使って1人分作れただけだ。お前が味見して、問題ないようなら次はアイツらにも振る舞う。」
「ふーん?なんだろ、気遣いの味。いや心遣いの味?ま、どっちにしても美味しいよ。」
何その呆れた目。え?どんな味だって?知らないよしょうがないだろ、そう感じたんだからさぁ!温かくて暖かくて落ち着く味だよバッケロー!!(完全に褒め言葉)
「そうかい、そりゃ良かったな。ん、?おいナミさんが見当たらねぇ!」
ナミが居ない?...あぁ、確かにちょっと遠くに居るみたいだな。視認できる範囲じゃねぇわ。んでも、止まってんな。なんかあったんか?
「まさか、神の住む土地に向かったんじゃ。」
ん、神つった?芋ジャージのこと知ってんの?え、あいつ空島に住んでるの?あの1DKの部屋で空島に??うそだぁー。日本じゃねぇのあれ。
「アッパーヤードと呼ばれています。絶対に足を踏み入れてはいけない、聖域なんです。」
「神がいるのかっ?絶対入っちゃいけない場所に!?へぇーー、そっかぁ〜。絶対入っちゃいけないんだなぁ〜〜。へぇーー!なるほどぉ。」
草。わざとらしすぐる。嬉しそうに言いやがるぜ。でも別に入っても面白くないぞ、あの部屋。汚いし暗いし狭いし芋いし。一生モニター見てられるなら全然良いと思うけど。でも芋ジャージは独り言うるっさいしなぁ。一緒にいるとストレス値半端なさそうだぞ。
「おい何ぼーっとしてんだソラ!早くナミさん探しに行かねぇと危ない目に遭ってるかもしれねぇだろうが!」
「今のところ大丈夫だけど、早く合流した方が良いのは確かだね。空島のこと、まだ全然知らないし。」
&&&
メリーに乗って準備してたら変なやつらが来た。不法入国者だのなんだの言ってる。何の話だ。
「入国料を支払っていないものね。」
「いやでもよ、あのばぁさん通って良いって...!」
「???」
いやマジでなんの話。みんな一応心当たりあるらしいけど。
「お前は寝てたからな。」
ほ?ほんほん、ふーん。なるほど?入国する時にスカイピアへようこその門的なものを通ったと。んで、そこに居た梅干しばぁさんに入国料を提示されたけど支払わず、でも通ることは出来た。それでこの仕打ちかよ、って訳ね。
OK理解。
でもそれ、僕関係あるか??顔バレしてないやろ。船室で寝てたし。
「むっ!?そこのフードを被った少年!君は...写真は無いが、怪しい子どもだ。君も不法入国者かね!?」
「僕、子どもだから、よくわかんない。不法入国ってなぁに?難しいよ。」
「違うのか...。いや、それならば良いのだ。しかし、であればなぜその船に?まさか、誘拐かっ!?」
「「「いやいやいやいや。」」」
「否定するか!誘拐をした罪、虚偽を申し立てた罪!あの少年がフードを被っているのが何よりの証拠だろう!顔を隠し何処から拐ってきたのか分からなくさせるためだ!!」
「「「ちがうちがう。」」」
計画通り。(ゲス顔)いやぁこんなに上手くいくとは。あのおっさんは自己完結型の極地やな。こんな上司は嫌だランキングでトップ5に居そうな性格や。話聞かねぇし自分の間違い認めねぇしよくわからん方向に突っ走るし。まぁ今その性格を利用してる僕が言えたギリじゃねぇけどな!!
とりあえず誤解を解いたは良いが、(誘拐じゃない事だけ)すると次は入国料を支払えときた。罰金含む、通常の10倍の額。換算すると700万ベリー。ベリ高やな。1ベリー1万エクストルって。経済格差。700万かぁ。賞金首としてみたら安いけど、支払いってなったらめっちゃ高いな。ウチにそんなお金はありません。ビンボー海賊なんだから。ピースメインだししゃーなし。いつかどんでん返しが来るはず。もしくは鶴の恩返し。
不法入国した罪、ウェイバーを壊した罪、ウェイバーを盗んだ罪、誘拐した罪(違う言うたやん)、嘘をついた罪(これも無くなるんじゃね)などなど段々と膨れ上がる罰金に対してルフィのイライラも膨れ上がる。ウケる。
そもそも海賊に対して法を強制するってどうなんだ。根本的に間違ってる気がする。法に縛られないから賊なんやで。罰金とかそういうのは法のもとに生きる人達でやってちょ。それでも支払わせたいんなら、潰し合いしかないよなぁ!?おぉん??
「逆らっちゃ駄目よルフィ!!」
ナミだ。ちゃんと帰ってこれて安心した。無事なことだけしか分からなかったから、ちょっと心配してたんだよな。
「良かった、まだ罰金で済むのね。700万ベリーか。...高すぎんのよっ!!」
轢き飛ばしたんやが。うわぁ、頬に逝ったわ。これは痛い。理不尽な多額請求には理不尽な暴力をってか。目には目をでさえない理論。ナミにしか出来ねぇな。しかも気にせずウェイバー楽しかったとか言ってるし。切り替え早。
お、逃げるのか。海賊って逃げるもんだよな。とんずらとんずら!スタコラサッサ!
「まぁてぇぇええぃいいっ!!!今のは完全に公務執行妨害!!!第5級犯罪に該当する!!即ち!!!」
「神・エネルの御名において!!お前たちを!!雲流しに処す!!!」
...。
あの芋ジャージって、エネルって名前だったの??とか言ってみる。雷だろ、なんかうっっっすらと記憶がある。
お、戦闘だ。僕は何もしないけどな。バレちゃうから。
おおおぉ!!?雲の道ができた!!なんだこれ楽しそうだな!!ウェイバーでスイスイ行ける感じか?おおー、小舟型じゃなくてボード型ね。
「ゴムゴムのっ!花火!!」
いや秒殺ぅ〜。面白技術をもうちょっと見たかったなぁ。引っ張れよ戦闘を!!尺を延ばせよぉ!!!この素人がぁ!!!(なんの)おっとゾロもサンジも終わってるし。こいつら強ぇえな。
「で、今の船の経済状況は?」
ゾロから経済なんて言葉が出るとは...!!そんな高度な文明の知識を身に付けていたなんて!!(失礼)
「残金5万ベリーよ。ほんとに切羽つまってんの!持ってあと1日2日ね。」
「5万!?おいおい、そんなにねぇのか。」
「なんでそんなにビンボーなんだ!?!?船長として言わせてもらうけどなおめぇら、ちょっとは金の使い方を考えて...。」
「「「お前の食費だよっ!!!」」」
いつでもどこでもコントになるのって才能だと思うの。腹痛てぇわ。
まぁ確かに一味のお財布は萎んでるなぁ。でも多分ナミとかロビンは別で持ってる気がする。僕もそうだけど。こういう時のためにな!!まぁ出す気は無いけど。
「ふ、ふふ。バカどもめ、これでお前たちは第2級犯罪者。泣こうが喚こうが!アッパーヤードの神官たちの手によって、お前たちは裁かれるのだ!!へそ!!」
へそ。挨拶と思ってたけど、そういう訳でも無いのか?汎用性高いなら頻使しようかな?
「ビビってんのか?おい。」 「へそ。」
「ぶっ殺すぞてめぇ!!」 「へそ。」
「そんなんで煽ってるつもり?」 「へそ。」
強いなこれ。ワンピ世界は煽り耐性低いやつ多いから、絶対ピキるやろ。今度誰かに使ってみよ。
オリキャラが出ましたね。
また名前被ったりしてないかな?とか思ってます。
笑えねぇ...。こあい。こあいよお。