歩夢と侑はペンションから出て、少し散策をすることにした。
「やぁ、さっきはどうも。」
「いえいえ、すいませんがこの男知らんかね。」
「どうしたんです、その男が。」
「いくら返事しても、戻ってこないんだ。」
「俺たちは心配してるんだ。」
「済まんが一緒に探してくれませんか。」
と、2人の男が言った。
「じゃあ、一緒に探しましょう。」
「ええ、歩夢、私はこっちを探してくる。」
「侑ちゃん、お願いね。」
そう言って、歩夢と侑と2人の男は手分けして捜索をする事になった。
だが、男の行方はどこへ行ったのか。
一方、愛は。
「あれ、歩夢と侑は、どこへ行ったのかな。」
と、様子を見ていた。
「ん、何か探しているみたいだけど。」
と、心配していた。
一方、侑は何かを見つけた。
「何かな、この人。」
と、近づいてみると。
「はっ、この人死んでるわ。」
と、侑は驚いた。
「どうしたの、侑ちゃん。」
「歩夢、大変だよ、男の人が死んでるよ。」
「えっ、それ本当侑ちゃん。」
「うん、すぐ来て。」
「わかったよ、すぐ行くから。」
と、言って歩夢と2人の男は現場へ行って見ると。
「はっ、青木さん。」
「知ってるんですか。」
「ええ。」
「じゃあ、あなた達はどういう関係なの。」
「ええ、同じペンションの客なの。」
「じゃあ、と言う事は同じペンションの。」
「ええ。」
そこへ、愛がやって来た。
「どうしたの、歩夢、侑。」
「大変だよ、男性の3人の中の客が死んでるらしいの。」
「えっ、人が死んでいた。」
「そうよ。」
「私、警察呼んでくるから。」
「お願いね。」
暫くして、長崎県警のパトカーが到着した。
「どうも、壱岐署の渡辺です。」
「同じく風見です。」
「私は、駐在の鈴木です。」
「はい、私たちが探していた時に、友人の侑ちゃんが発見したんです。」
「ほう、君が第一発見者ですね。」
「はい。」
「被害者の身元が分かりました、博多在住の堀田義弘さん、34歳です。」
「ほう、それで死因は。」
「恐らく、絞殺と考えられますね。」
「ええ、でもどうして殺害されなきゃならなかったんだ。」
「あのー、あなた達に恨まれていることはありませんか。」
歩夢は、2人の男に言った。
「そうだな、そう言われてもね。」
「うーむ、心当たりないなぁ。」
「そうですか。」
その夜、南に電話が入って来た。
「もしもし、ああ歩夢か。」
「大変だよ、壱岐で殺人が起きたのよ。」
「何だって、それ本当。」
「そうなの、私びっくりしちゃって。」
「そうか、次の日は帰れるんだな。」
「うん、ちゃんとみやげを買って帰るから。」
と、歩夢は電話を切った。
「え、歩夢は壱岐に行って何やってるんだ。」
そして、犯人は誰なのか。
事件は意外な展開になって来るのだ。