「ねぇ達仁さん、これからどこへ行くの。」
「ああ、実はな犯人が分かったんだよ、この連続殺人の犯人がな。」
「えっ、それ本当なの。」
「ああ、これから長崎へ行くんだよ。」
「わかったのね、1年前の自殺の真相が。」
「ああ、犯人はあいつだ。」
「えっ、わかったの。」
「うん。」
南と歩夢と侑は、東京発16時37分発の寝台特急「さくら」長崎・佐世保行に乗って長崎へ向かった。
「えっ、あの殺人は大阪の悪徳商事と関係しているの。」
「ええ、犯人はあの男だ。」
「じゃあ、あの平戸で起きた自殺は。」
「あれは、自殺に見せかけた殺人だ。」
「そうか、やはり。」
「ああ、犯人はあいつだ。」
と、南は言った。
南と歩夢と侑は、食堂車へ行って夕食を取ることにした。
「じゃあ、夕食にしようか。」
「ええ。」
メニューを見ながら、注文をした。
「私はハンバーグ。」
「じゃあ、私はポークカツレツ。」
「じゃあ、焼肉定食とビールだ。」
と、注文して車窓を見ながら食事をした。
そして、南と歩夢と侑が乗った寝台特急「さくら」は瀬戸内で朝を迎えた。
「ふあー、侑ちゃんおはよう。」
「歩夢、よく眠れた。」
「うん、何とね。」
「そう。」
「おい、俺は食堂車言ってるから。」
と、言って南は朝食を済ませた。
「もうすぐ、長崎よ。」
「うん、犯人はこの男だから。」
「あっ、この人ね。」
「ああ。」
10時53分、南と歩夢と侑が乗った寝台特急「さくら」は長崎に到着した。
「ねぇ、犯人は何処に行くかわかったの。」
「ああ、恐らくあそこだ。」
「ええ。」
「歩夢、君は長崎県警に連絡して、至急ここの住所に来るように知らせてくれ。」
「うん、わかったわ。」
そう言って、歩夢は長崎県警に連絡した後に南と侑が乗る日産・ローレルに乗って犯人の後を追った。
「奴は、新大阪から博多へ行き、そこからフェリーに乗って壱岐へ行き、堀田を殺害、6か月後に平戸で松井を自殺に見せかけて殺害した、遺書を書いたのは梅川と見て間違いないだろう。」
「で、犯人は梅川ね。」
「ああ、場所は稲佐山だ。」
「ええ。」
南が乗ったローレルを止め、梅川に声を掛けた。
「ああ、これは公安の南さん、何か用でしょうか。」
「実は、あなたに話したいことがありまして。」
「何でしょうか、一体。」
「あのー、あなたは堀田兄弟をご存知でしょうか。」
「だから、何なんだ。」
「あなたは、次男に自殺したそうですね、それに書いたのはあなたですね、梅川さん。」
「何、俺が遺書を書いたって。」
「でも、娘の千秋ちゃんはパパは自殺なんかしないわって、言っていたんだから。」
「つまり、あなたが松井を殺害したって事になるな。」
「そして、1年前の平戸で起きた女性の自殺は、実はあなたが勤務している商事はブラック企業の可能性があるんです。」
「えっ、俺が。」
「あなたは、5月頃に長男に会って絞殺した。」
「えっ、何なんだお前。」
「やはり、お前は悪徳企業の詐欺と3人を殺害したんだからな。」
「1年前の女性の自殺は、梅川が自殺に見せかけて殺害したのよ。」
「ききき、く、くく、何で分かったんだ俺の行動が。」
梅川は日産・スタンザに乗って逃走した、所が2台の長崎県警のパトカーが到着し、スタンザを囲んだ。
「いっ、捕まってたまるか―っ。はっ。」
と、梅川は驚いた。
そこへ、歩夢が通報した長崎県警の浦田警部と部下の高﨑刑事と津久田刑事と警官隊が到着した。
「梅川 明、堀田義弘及び松井源次郎殺害と死体遺棄の容疑で逮捕する!。」
梅川は手錠をかけた後、連行された。
「あなたはシロートにしては中々いい感をしているようだな、よしっ、行くぞっ。」
「はっ。」
「これで、事件は解決だね。」
「凄いは、1年前の自殺も解決するなんて」
「ああ、やはり大阪の豊川商事が怪しいと思ったからな。」
3か月後、詐欺容疑で豊川商事は告訴された、その後社長の豊川雄介は詐欺と殺人教唆で再逮捕された。
「松井があった女は、自殺した女だったよ。」
「やはりか。」
「松井は、豊川商事で詐欺に関わったんですね。」
「うん。」
「ああ、今大阪府警から連絡があって豊川商事が告訴されたよ。」
「そうですか、これで事件は解決ね。」
こうして、南と歩夢と侑が言った長崎と壱岐の連続殺人は無事に解決、悪徳詐欺による犯行だった。
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今回の事件は、悪徳企業による詐欺と兄弟の殺人に関与していたとはな。
まさに、ミステリーだ。