かの者はやり直したい!(完結)   作:ハヤモ

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技術進捗する流れも作りたいですね。
戦争してないとはいえ、備えねば。 幼女の出番も出しつつ。
プライマーの出番も出さねば……EDFの内輪揉めで空気化は良くない。

規約違反じゃないか不安。
消した方が良いのか否か……orz。
そうでなくてもネタバレ注意。 という事でメモ書きを大幅に削除・編集しました。


9.少しの休息

プライマーは忠犬の如し。

地球から観測出来ぬ月の裏の司令船で「待て」「お座り」の状態を維持しつつも、かの者がいなければ行動出来ない無能でもない。

 

戦争こそ命令に従い仕掛けないが、他の事はやっちゃ駄目とは言われていない。

で、あれば。 怪生物やクローンの量産を始め、その刃を研ぎ澄ます。

命令があれば即地球の地表を吹き飛ばす勢いで、司令船以外のマザーシップは砲撃シーケンスの再確認。

 

勿論、これらも命令があれば止めるし、撤退しろと言われたら素直に従う。

信じる主の指示を無視する彼等ではない。

最も主を失われたならば、無視も何もないが。

 

今は何処かで生きているのは分かる。

その内は勝手過ぎた真似はしない。

 

プライマーは地球人の脅威である。

同様に地球人はプライマーの脅威である。

 

未来を知る者は、変える事が出来る。

 

それは、かの者も同じ事であった。

 

 

 

 

 

ーーーーーーEDFーーーーーー

 

 

 

 

 

「こん、ちは。 こんに、ちは」

 

 

我、地球人の言葉を勉強中。

代表に助けて貰ったのだ。 礼を伝えたい。

だが発音が不慣れだ。 絵本を見つつ、頑張る。

 

例により、また日の当たらぬ地下暮らしだが、ここの戦士は優しくしてくれる。

 

 

「あの子、話せる様になってきたな」

 

「可愛い声だ」

 

「そうだな」

 

 

眼鏡と、代表が側で話しておる。

眼鏡の奴は敵かと思われたが、今や味方側。

そうでなければストーム1が倒していよう。

 

流石は代表。

同族から信頼されている。 我もそうである。

 

 

「その、なんだ。 異星人、アンタや上の連中はプライマーと呼んでいるそうだが、実は友好的なんじゃないのか?」

 

「どうかな。 確かに、数千年も前に来訪しているなら、その時に支配してしまえば良い。

EDFもなければ、文明も発達してない頃に」

 

 

我が両者の間に立ち、戦争をせず、共存共栄の道を見出せれば良い。

我々の星と地球の技術は異なるが、なに。 地球人に文明を与えるのは初ではない。

 

 

「なら……」

 

「だがな、例えばだが……その時は支配する必要がなかったが、今は必要になった、と考える事は出来ないか?」

 

「というと?」

 

「人類が核戦争を起こす事態が来るとしたら、どの様な経緯があると思う?」

 

「まさか……」

 

「母星の資源不足、汚染等で他の星に住む、或いは資源を採掘するとなれば……」

 

「先住民の人類は追われると」

 

「追われる場所があれば。 奴隷か殺されるか、最悪の事態を想定してくれ」

 

 

何を会話しているのか、まだ分からぬ。

だがきっと、上手く纏めてくれるだろう。

何らかの理由で地球人が自滅するのも、回避出来るかも知れぬのだ。

刻の矛盾問題は、我の記憶と同胞の技術で決定的矛盾が生まれぬよう、注意すれば良い。

文明を授けた時点で悪ならば、既に地球人か我々は存在する筈がない。

 

 

「その最悪の事態とやらに対抗してEDFが結成されたのは聞いた。

だがそれこそ、プライマーを刺激してしまうんじゃないのか?

地球人が友好的でないなら、向こうも友好的に接する気は起きないだろう」

 

「何処かの政治家と同じ事を言うんだな。

その意見は一理あるが、非常事態が起きてから対応するのでは遅いんだ」

 

「人類は核に次いで、中々消せないモノを生んでしまったか」

 

「今は今後の話をしよう。 その方が建設的だ」

 

 

戦争にしても、代表がいるし、我もこんな姿であるし。

仕掛ける事即ち、我自らの首を絞めるもの。

そんな事は出来ぬな、やはり。

 

 

「さて。 今は251に隠れているが、総司令部が敵である内は隠遁も限界がある。

何とか説得、納得するよう努力しているところだ、君はそれまで外に出るのは控えろ」

 

「言われずとも、ずっとそうしている」

 

「苦労を掛ける」

 

「慣れた」

 

「ハッキリ言う」

 

「気に入らないか」

 

「その方が良い。 それが君だろう?

だからこそ、この子を助けようと動いてくれた。

私も見習わないとな。 あまりハッキリ過ぎても、総司令部は説得出来ないがね」

 

「何とかしろ。 ご期待の保護者が来る前にな」

 

「そうする。 私にとっても、不利益になるのは避けたいからな」

 

「頼んだぞ」

 

「任せてくれ」

 

 

眼鏡が出て行く。

奴は奴の戦場があるのだ。 追いかけはしない。

 

これが代表だったら、ついて行くが。

我、助けて貰ってから代表の側にべったり。

 

 

「あり、アリガ……」

 

「その言葉は、まだとっておけ」

 

「サンダー!」

 

「何の本読んだ! 言いなさい!」

 

 

問題は多い。 苦節何年掛かるのか。

それも平和の中なら悪くない。

 

何より代表がいるならば。

銃口を向ける事なく、頬っぺたをムニムニするだけで済ませてくれている。




プロフェッサー
参謀を説得中。 プライマーを利用・監視する方向で。
研究面もあり、ここは引き下がりたくない。

曹長
パトロール強化中。
軍属とはいえ思う所があるのか、ストーム1側。
総司令部だろうと敵なら追い払うつもり。
相変わらず血の気が多い。

只野二等兵
曹長に引き摺り回される様に警備。
コマンドが来たら今度こそ死ぬとビビリ中。

そして3年後……とかにしよう(殴。
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