かの者はやり直したい!(完結)   作:ハヤモ

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話を進めねば……。
幼女もやがて成長し。

少し長めに。


10.転機

あれからというもの、プロフェッサーが参謀と掛け合い、何とか説得に成功。

研究側面、プライマーへの過度な実験を掛けるのは人類にとって不利益だと伝えたのだ。

その間にもストーム1のコードネームが与えられる。 ここでのストームの意味は悪い意味も含まれているが、仕方ないと言えた。

 

 

『───参謀、世間からEDFへの懐疑的な目が向けられつつあります。

首謀のストーム1は諦めの悪い男です。 潜水母艦へのハッキングが出来るほどの能力もあり、その内ビルの1つや2つに済まさず、都市1つどころじゃない騒ぎを起こす危険があります』

 

『既に起こしているがな。 まさか潜水母艦にハッキングして、ライオニックミサイルを20発以上発射されて脅迫されるとは思わなかったよ。

更には衛星に至るまで……。

あの男は危険極まりない。 まさかプライマーの1人かね?』

 

『検査結果ですと、地球人のソレと変わりありませんでした』

 

 

なんと爆発騒ぎのみならず、アレコレヤバい事をしていた様だ。

大戦初期の民間人時代、戦火に巻き込まれる最中で潜水母艦にハッキングした事があるストーム1。

ここでは脅迫に使っていた。

何方にせよ、まさか人類の切り札である潜水母艦にホイホイ繋げられるとは思わなかっただろう。

他にも空軍、砲兵隊、なんだったら最高機密である衛星兵器スプライトフォールにもしている。

 

本当に民間人だったのだろうか……。

大戦の事を思えば、人間か怪しい時も。

 

そんな嵐男、ストーム1。

総司令部としても唾棄して跨げない存在と認定せざるを得ず、渋々受け入れる方向に調整する。

ここまで来ると敵として対峙し、今後損害を出すより味方に取り入れた方が有益であろう。

 

 

『そうか……何にせよ、これ以上刺激する事態は避けたい』

 

『ありがとうございます』

 

 

承諾した総司令部はベース6への輸送を中止。

その代わり、プライマーとされる彼女を常に監視出来るよう手配する。

表向きは都市直下型BASE251、此処で身寄りのない少女に衣食住を提供する代わりに軍属にし、閑職に置く。

そして部下という名の監視員を付けた。

現場は言い出しっぺなプロフェッサーと、勇敢で無謀でヤバい男ストーム1、どさくさに紛れて251のメンバー達……曹長やら元凶の只野二等兵達である。

また、ストーム1に感化されてしまった228

の兵士も此処に招集、纏めて置く。

軍曹チームもその一部。

不穏分子を固めた方が、監視しやすいのだ。

251の外部は常に衛星監視や総司令部麾下のコマンドや、独立してはいるが重要な事だと戦略情報部も監視をする事になる。

 

228の様に強硬手段をすれば、世間からの風当たりもキツくなるし、プロフェッサーとストーム1を排除するにも、それこそ損失である故に。

だがこれ以上妙な真似をすれば、少女もストーム1も今度こそ牢獄行きとして。

後の指揮は現地本部に任せる。 総司令部は暇ではない。 付きっきりとはいかず、重要な事以外は現場に投げた。

 

 

……そして3年後。

 

 

可憐な銀髪幼女は、妖艶な少女へと成長。

EDFの内勤用軍服と帽子を被り、言葉も流暢になっていた。

幼さが残っているものの、銀髪の美しさと女性の曲線は誰もが振り返る。 将来は更に美しさに磨きがかかりそうな期待感が膨らむ。

 

だが正体はプライマー。

その指揮官的存在である"かの者"である。

 

それでも地球人に敵対しない方向で考え、無力なりにも閑職とはいえ仕事をこなし、出来る女、251のアイドルクイーンと進化した。

???な金色クイーンの方ではないぞ。 瞬殺サンダーは申し訳ないがNG。

 

 

「ええ、大丈夫よプロフェッサー。

これからもエイリアンテクノロジーにせよ、科研と技研には協力するから」

 

 

地下に似つかわしくない、美しい声が響く。

来訪したプロフェッサーに受け応えをしており、内容から技術面で協力をしている様子。

 

彼女は地球人に貢献している様だが、それは兵器面が主な様だ。

軍事組織のEDFに身を置く以上、そうなるのは仕方ないのかも知れない。

 

例えば、魂なき兵士計画ではドローン技術が飛躍的に進化したし、武器開発も進んだ。

お陰で量産型ブラッカー E1から最新鋭のバリアスTZ1に更新していっているし、それには先進技術研究部によって開発された120ミリ高圧多目的榴弾砲が装備された。

高い装甲破壊能力と範囲攻撃力を併せ持ち、砲弾は超高速で射出され、瞬時に着弾する性能がある。 都市迷彩も施された。

ただコスト面やブラッカーよりひと回り大きくなってしまった車体がデメリットか。

何方にせよ、旧式に慣れた隊員や、市街地戦闘の為にもブラッカー型は暫く残されそうだ。

 

ヘロンYG10というEDF最新鋭武装ヘリコプターも同様に導入されている。

試験中の機体であったが、銀の人の協力もあり前倒しで実践配備された。

先進的な見た目、都市迷彩は格好良く、テイルローターを剥き出しにせず、周囲をカバーが覆っていたりする。

運動性能が高く、地上掃討作戦での活躍が期待されている。 ただ武装は機関砲2門のみ搭載と少し寂しい。

そこはミサイルを搭載出来るN9エウロスや、ロケット弾を搭載、自動捕捉機銃の類を搭載する対地制圧ヘリEF31ネレイドがまだ現役であり続ける理由になるだろう。

 

また最新鋭コンバットフレーム エイレンの開発も進んでおり、陸戦の切り札ともいえる歩く要塞BMX10プロテウスの開発も進んでいる。 搭載される電磁レーザー砲等の開発も進んだ。

 

これら試験運用も始まり、既に先行投入された基地も存在している。

 

従来の兵器も手が入れられた。

前に開発された対空攻撃車両KG6ケブラーは、搭載されている高射機関砲を強力なV2高射機関砲に換装したり、装甲や運動性能の見直しがされた。

 

その改修点においては、他の戦車やコンバットフレームも同様だ。

その改修の流れから、グラビス型ヘビーコンバットフレーム等が開発される。 全身を覆うような装甲からニクス型以上の強靭さが伺える。

228基地や他で死蔵されているバルガも兵器として運用するべく引っ張り出され、改修が施されていく話も出た。

本来なら鉄屑扱いされそうなものだが、プライマーが強靭な怪生物を投入してくる恐れから、質量兵器としての価値を見出されたのである。

 

研究中だったEMCも、数十台配備される事になる。

始めこそ1台1億ドルの高コストであったが、多少は落ち着いたらしい。

天文学的な金額を払われ製造されたバルガよりは安い……ハズ。

 

ビークルばかりではない。

歩兵用兵器も改修や次世代ストーク、原子光線銃ブレイザーの量産が始まり、戦力は格段に倍増したといえよう。

 

ただこれらは、かの者の記憶にある、大戦中に地球人が開発したものを参考にしている。

その意味ではパクリなのだが、それら実現する為の足りない技術等においてカバーしているから、やはり貢献しているといえた。

 

 

「ありがとう。 助かる」

 

「その……だから、そろそろ監視をやめて。

地球の事をよく知りたいの。 それに、同胞とも会いたいから……」

 

「それは許可出来ない。 前にも言ったが、EDFは君をまだ信用しきっていない。 研究部への協力は感謝しているが、それも全てではないのだろう?」

 

「それは……地球の技術で再現出来ない事も少なからずあるし……」

 

「例えば?」

 

「それは……言えない」

 

 

言える筈がない。 タイムマシンの事は。

未来を知った地球人が、プライマーを、火星人を滅ぼしてしまう恐れがある。

ラプラスの悪魔、ウロボロスの輪へ囚われる……とは違うかも知れないが……その意味では、かの者は地球人を信じきれていないのが事実。 同胞に完全撤退命令を未だ出せないのも、その辺が理由だ。

 

 

「互いに信用しきれてない、という事だ」

 

「…………」

 

「君の正体も分からない」

 

 

目を背けてしまう。

現実はいつだって平等に非情だ。

 

 

「話したくなったら言ってくれ。 そうすれば外に出る可能性も増すだろう。

それに君が牢獄ではなく、ある程度の自由が許されているのは、私や此処にいる者達のお陰である事を忘れないでくれ」

 

 

葛藤しているのを知ってか否か、遠回しの脅迫とも取れる発言。

貢献しているのに……。

地球人の黒い欲。 好きになれない部分だった。

 

 

「あの、ストーム1は……」

 

「彼は訓練中だ。 じきに帰ってくる」

 

「そう。 良かった」

 

 

安堵するかの者。

ストーム1。 心の拠り所。 憧れの人。

今も銀の人の側にいてくれる、無謀で勇敢で、人望の厚い男。

なにより純粋な姿勢が、幼き頃から輝いて見えた素敵な人。

別の世界線では敵だった彼も、今や大きな味方だ。 かつては同胞の仇なのに、彼の側にいるだけで満足感と安心感を得られてしまう。

最近は訓練の果て、251どころかEDF全体でもトップクラスの成績を誇るレベルまで成長した。

特殊作戦コマンドにも、1人で大立ち回り出来る程には強くなったと思う。

勿論、エアレイダーという兵科なのもあり、仲間との連携なしでは力を活かせない。

だが今は多くの仲間がいる。 大戦の様な過酷な環境下に晒されてなくても成長してくれた。

法改正で、ドローンの軍事利用が容認されたのも大きい。 これで空なき空間、或いは空軍の支援が望めない状況でも、戦闘参加範囲が広がった。

きっと何とかなる。 そんな安心感が、温かい。

251の兵士仕切り役な曹長も、満足気だ。

 

 

「彼がここまで頑張るのは、純粋に君の為だ」

 

「ええ……きっとね」

 

「もしまた、君に危害を加えよう者が現れたら、また容赦なく立ち向かうだろう。

EDF総司令部とて無事じゃ済まない。

私もな。 情に流され過ぎず、敵対せずの関係を維持したいんだ。

大切な者を守りたい……その想いは、妻のいる私にもよく分かる」

 

 

妻を大切にしている彼は、素直に述べる。

大戦が起きた世界線にて、彼は妻を守る為に奮闘し、あれこれ努力していた。

だが幾度と失ってしまった。 時間を遡った際は、その度に救おうとし……失敗したのだ。

絶望と疲労の中、それでも戦い続けられたのはストーム1のお陰である。

最終的には生存ルートへ向かうも、プライマーの文明を根絶しない限り、また妻が殺される可能性は続く。

何度も殺された、その仇……終止符を打つ為に戦略情報部により発動したオペレーションオメガは、人類が行使する権利は……あるとして。

 

 

「……私もよ」

 

 

対するかの者も、静かに言う。

プライマー。

未だ曖昧ながら、存在濃度が高まった今。

緊張感は高まりつつあり、だが民間人に真実を知られる訳にはいかない苦しみ。

事実を知る一部のEDF同士で舐め合いながら、日々出来る事をするしかない。

勿論、平和が1番だ。 だがその平和の脆さを感じる程、どうしようもない焦りが出る。

それはプライマーも同じ事。

かの者も今後の成り行きが不安だ。

未来でタイムスリップの態勢を維持し続けている同胞や、いい加減バレる恐れから月の裏から一時撤退したコマンドシップにいる同胞も、いつ母星である火星が滅ぼされるか分からない恐怖に内心怯えている。

 

EDFが存在している以上、互いの不安は高まるばかり。 何とかしないと、いつ爆発するかわからない。

かの者は戦争を避けたい。 EDFもだ。

だがそれには双方の理解が必要不可欠。

かの者のひと言でプライマーが戦争を止めるのは簡単だ。 だが解決にはならない。

それに地球人は、EDFはそうはいかない。

互いに脅威を排除したい。 それが本音。

自分達より大きな存在は恐怖だから。

であればこそ、少しでも地球人を安心させるべく、かつてした様に地球人に技術革新を進めさせ、安心と信用を得たかったのだが。

 

結果はこのザマだ。

地下暮らし苦節3年。 折角地球の言語を話せる様になり、軍属に入れられ閑職に追いやられての監視生活。

それでもプロフェッサーを通じて技術協力をして信用させようとしているのに、進展が中々ない。

 

このままでは、この先、良い様に使われ続けるだけだ。

 

ストーム1に相談しなければ。

もう限界だ。

ここでいつもと違う事をしなければ。

 

EDFがテレポーションシップ撃墜方法を知った様に、行動を起こさねば変わらない。

最初は5ヶ月くらい掛かった"転機"を、かの者は3年の歳月の末に手にしようと動き出す。

 

 

「ストーム1。 時間が出来次第、私の部屋に来なさい。 良いわね?」

 

 

そう手短に基地内放送をし、その時を待つ。

ストーム1への謎の信頼感。

それは何事にも勝る故に。

 

 

 

 

 

ーーーーーーEDFーーーーーー

 

 

 

 

 

「ラブコールか。 羨ましいなぁ」

 

 

基地警備中、ストーム1は只野二等兵に揶揄われた。 周囲もニヤニヤしてヒューヒュー言っている。

そんな彼等の手には次世代アサルトライフルのストークや、PA-11を改修したPA-11SLSが握られている。

基本性能が底上げされ、レーザーサイトや倍率スコープが取り付けられたものだ。

PAに慣れた兵士には、この方が良いという事で改修されつつも現役運用されていた。

 

広い格納庫には新型の普及に合わせて余剰となりつつある普及量産型コンバットフレーム ニクスB型の他、急造されたブラッカーE1といった基本戦力が鎮座していた。

新型の戦闘車両バリアスTZ1やグラビス型ヘビーコンバットフレームも、都市防衛の観点から何台か輸送されて、共に並んでいる。

他にはイベント用の黄色塗装コンバットフレームが隅にポツンと鎮座。

ミサイルポッドを取り外し、代わりに両肩にショルダーシールドを増設した緑コンバットフレームもある。

対空戦闘車両G6の姿もあった。

兵員輸送に用いられる武装装甲車両グレイプは、まぁいつも通りの姿か。

 

3年前と比べて、明らかに戦力が増強されているのが見てとれる。

お喋りなのは、以前変わらないが。

 

 

「勘弁してくれ。 皆が思う様な事じゃない」

 

「どうかな? 銀髪美少女、その英雄様のストーム1だ。 幼き頃の淡い恋心を今こそってヤツじゃない?」

 

 

正体を知るストーム1としては、溜息を吐きたくなる話だが、語る訳にもいかない。

適当に合わせつつ、話を終わらせていく。

 

 

「曹長に扱かれて、軍曹共々訓練と基地警備の毎日なんだぞ。

偶に外に出されても、演習場での空爆誘導やらなんやらで終わる。 そこに娯楽はない」

 

「平和って事だよ。 それとも3年前の事件が起きて欲しいの?

それかコンバットフレーム混じりの紛争?

俺は絶対嫌だよ。 コマンドに殺されかけた」

 

「分かってる。 同じ人類同士撃ち合うのは愚かだよ。 理由が理由であってもな」

 

「……理由か。 やっぱり銀の子の正体って」

 

「言うな。 多く語れば消されるぞ。 俺達の多くの階級が、未だあの時同様なのも、何か理由があっての事かもな。

只野が二等兵のままというのは、流石に変だろう」

 

「怖い事言わないでくれよ……とにかく、俺らの知らないところで秘密の話でも何でもしてくれば良い。 知らないところで!」

 

 

以前ビビリな只野。

それに喝を入れるように、曹長から無線。 鼓膜にダメージを入れんばかりの怒鳴り声。

 

 

『聞いたなら、さっさと行けストーム1!』

 

「これにも慣れたな」

 

「曹長はともかく、俺までオオゴトに巻き込まないでよ。 命が幾つあっても足りない」

 

「時と場合による。 何にせよ、敵とは突然やってくるものだ。

基地内とはいえ、気を引き締めろ」

 

「安全な場所なんて無いって感じ?」

 

 

只野の不満を聞き流し、別れるストーム1。

ゲーム中では基地内に敵が侵入してきて、これを迎撃・駆除する流れが前作に続き6でもある。

無線でもどっかの基地が襲われたり壊滅したりするのが聞ける時がある。

基地だから安全、という事はないのだ。

もっとも、この世界線は分からないが……。

 

やがて、ストーム1は彼女の一室の前へ。

自動ドアを潜れば、書籍に囲まれる様にチョコンと椅子と机がひとつ。

そこに座るは、成長した銀の人。

といっても見た目は●学生サイズの女の子。

 

 

「お嬢様、何用で」

 

「恥ずかしい。 止めて」

 

「冗談だ」

 

 

軽口を放ちながらも、互いに顔を合わす。

時々会っている筈なのに、その度に新鮮な気持ちが込み上げた。

互いに薄く笑顔を浮かべ、口を開く。

 

 

「大きくなったな?」

 

「全然小さい」

 

「分かっていて偉いぞ」

 

「馬鹿にしないの」

 

 

ムッとなる子。 笑う大人。

この場合の小さいの意味は、両者それぞれ違うのだが仕方ない。

かの者は本来、地球人より大きいし、なんなら同胞よりも大きいかも知れない。

それが今や地球人の少女。 3年の間に成長したが、それでもまだ子供に見えてしまう。

……人によっては、部分的の大小を比べそうだが、ここでは置いておく。

 

 

「そんな話をする為に呼んだんじゃない」

 

「分かっている。 本題は?」

 

「実は……」

 

 

一拍おいて、衝撃の一言。

 

 

「結婚式に出て欲しい」

 

 

暫し沈黙。 からの。

 

 

「…………お前のか?」

 

 

何とか、何とか聞き返す。

まさかの単語に動揺してしまったのだ。

対して銀髪。 きょとん、として苦笑し、

 

 

「違う。 ある隊員のよ。 相手はリンダとか言ったかな、その新郎新婦の警備任務。

完全武装で向かう、戦闘前提。 ビル屋上に陣取って、狙撃部隊ブルージャケットと共に見張るんだ」

 

「あ、ああ成る程。 いや成る程じゃないぞ!

軍人が完全武装で出席の結婚式って何!?

誰かに狙われているのか? EDFが出る程の事態なのか!?」

 

 

混乱に混乱を重ねる。

彼女の母星では、そんなものなのかと疑問が生まれてしまう。

が、どうやら考えがあるらしい。 彼女は首を横に振って答えた。

 

 

「ひと芝居打つ為だ。 それに堂々出席する訳じゃ無い、ビル屋上から見守るの。 実戦になるけど」

 

「実戦?」

 

「そう。 ちょっと同胞に頼んでね」

 

「嫌な予感しかしないんだが」

 

「大丈夫。 真面目にやれば死人は出ない」

 

「それ、結婚式にする必要あるか?」

 

「その方が世間の注目は大きいでしょ」

 

 

そう微笑む銀髪美少女。

ストーム1は後に思う。

その笑顔は悪魔か天使か。

いや異星人かと……。




リンダ
とあるミッションにて登場する斥候の婚約者と思われる。
助けられないと「リンダ、すまない」と叫ぶ事から。
助ける事に成功すると、結婚式に招待するよと言ってくれる。
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