エイリアン歩兵隊と戦闘後。
「空軍は何をやってるんだよ!?」
只野二等兵が叫ぶ。
仕方ない。 空を大量の有翼型エイリアンが飛翔しているのだから。
完全に制空権を掌握されている。 少なくともこのエリアはアウトだ。
『ファイターは円盤への対処で手一杯だ。 現状戦力で対処せよ』
「言うは易し! 対空兵装なんて無い! エメロードどころかエアトータスも無い!
みんな弾切れになって捨てちまったよ! あるのは残弾残り僅かなストークアサルトライフルくらいだよ!?」
文句を続ける只野は置いておき、ストーム1、軍曹達や市街戦で合流した隊員らは建造物の影に退避しつつ、備える。
「只野、良いから身を隠せ。 この戦力で正面から挑めば全滅だ」
ストーム1、冷静に対処する。
取り敢えず皆して立体駐車場に入る。
策があるのだろうか。 レーダーで赤い津波が押し寄せる中。
「だから退却しましょう!」
『退却は許可出来ない。 戦闘を続行せよ』
何処かで聞いたか、本部が皆に言う。
本部の罠か。
「仕方ないですって、逆に此処まで良く頑張ったと思いますよ!」
『アイツらを無傷で通過させるな。 避難した民間人が襲われる、放置は出来ない』
「戦い様があるんですか? 空を覆う数のエイリアンが飛んでるんですよ?
絶対死ぬ! 今度こそ死ぬ!
グラウコスから生き延びただけでも奇跡なのに、今度こそ死ぬッ!!」
只野二等兵は騒ぎ絶望、空を仰ぎ下を見る。
連戦に次ぐ連戦で、それもほぼ歩兵隊のみで戦い続けたのだ。 退却しても生き延びた事に寧ろ褒めて欲しい。
とはいえ後が無い状況の世界線では、無謀ともいえる行動を取り続けていたEDF。
そんな無謀の筆頭株主な遊撃部隊のストーム3が無線に割り込んだ。
「だからなんだ? それが俺達の仕事だ」
「グリムリーパー!?」
「救援に行く。 持ち堪えて見せろ」
一方的に話されて切られた。
精鋭中の精鋭に言われては逃げるは恥。 というか、もう逃げられる状況にない。
飛行型……有翼型エイリアンは速い。 障害物の無い空を飛ぶんだから。
既に外ではエイリアンの不気味な声が鳴り響き、緑色の火炎だか酸だかが雨の様に降り注いでいる。
その雨に混ざり、カエルに翼が生えた様な有翼型が着地。 大口を開けて駐車場に入り込んできた。
「やるぞ!」
軍曹チームことストーム2は即撃ち。
ブレイザーの光線で片っ端から潰す。
「奴ら、俺達を食う気らしい。 だが、その瞬間こそ狙い目だ。
向こうから来たら弾丸を食わせてやれ。
作戦はそれだけだ。 皆、いくぞ!」
そう言って、外の景色が見えやすい位置に移動。
周りの隊員も流れる様にカバー出来る位置から弾丸を外に向けて撃ち始める。
ストーム1もドローンを展開、ビーコンガンを構えつつ向かう。
「俺もやる。 付き合え只野」
「はいはいEDFは仲間を見捨てないッ」
そうして皆が戦い始める。
地味な抵抗戦が街の片隅で始まった。
ーーーーーーEDFーーーーーー
我、頭を抱える。
モニターには怪物、ドローン、アンドロイドに頼らず自ら地球に降下してまで地球人を攻撃している同胞の姿。
別世界線でも同じ様に殺し合う、戦争の風景がそこにあった。
クルール、クラーケンに地球人が恐怖した以上に、同胞は地球人に恐怖し冷静でいられなくなったのだ。
対してストーム1は冷静。
連戦にも関わらず、上手く建造物を利用しながら勝利を重ねるも、嬉しい光景ではない。
その様子から危険と判断され、コロニストの幼生タッドポウルをストーム1達に差し向ける。
今はソレらと戦闘中。 立体駐車場に立て篭もり、侵入しようとしてきた奴から各個撃破し地道に駆除を進めている。
なんか、別の世界線でも見た光景だが……立体駐車場は最初は地球人のシェルターの1種だと思っていた。
だって仕方ないだろ。 ストーム1は良く利用していたのだ、きっと軍事施設か避難設備じゃないかと。
とにかく、状況は悪い。
プロフェッサーが情報部に連絡、様々と事情を話し、ストーム1を死なせない為にもグリムリーパーことストーム3を派兵して貰った。
多分、これで大丈夫だ。 ストームは強い。
此方は此方の戦いをしなければ。
「……早く終わらせねば」
念話で他の同胞を急かす。
EDFだけに任せては我らは完全なる悪役。
後で責任追及されようと、行動しないより良い。
NO.6を除いたマザーシップ船団が地球に急いでくれている、同胞殺しになるのを覚悟してだ。
我の我儘に付き合い、命を散らす。 我ながら愚かよ。 だが着いて来てくれた者達の為にも。 互いの星の為にも収めねばならぬのだ。
プロフェッサーが我に上の状況を伝える。
「情報部と総司令部参謀と話した。 今まで話した事が現実になった事で、流石に信じる気になった様だ。
こうなる前に信じてくれたなら、な」
何度繰り返し、ようやく信じられるよりマシ。
だからこそ、ここで。
「……時間を巻き戻す気はない」
呟いた。
あ。 しまった。 これ機密情報AどころかSS +越えである。
プロフェッサーを見る。 いかん。 眼鏡を光らせ詰めて来た。
「詳しく聞こう」
隠していた事はコレか、という反応。
いけない。 我、首を振るもプロフェッサーに振られまくって根負け。
……仕方ない。 隠し続けられるものではないだろう、何より信頼してくれている者を欺くのは悪い。
我は話す。
タイムマシン……リングで3年、5年と同じ時間を繰り返していた事を。
その中で望む世界を手にするまで繰り返した。 どの世界線でもストーム1は戦い続けていた。 それが故に遂には失敗し、EDFにタイムマシンを破壊され時間に取り残されたばかりか、母星となる火星に化学物質を散布され将来を滅ぼされてしまった。
タイムマシン……リングは正確な時間"座標"へ移動する為の装置だ。 それを失った同胞は刻に漂流、哀れな残党と化す。
発生したタイムパラドックス、刻の天秤に掛けられた時、延々刻を巡り戦い続けたストーム1が地球代表として"プライマー"と戦い、勝った。
そして我々プライマーは消えた。 地球人は未来を勝ち取った。 それで終わった筈だ。
だが、どうだ。 何故か此処に生きている。
地球人の姿となり、運命の悪戯かストーム1と即出会い、3年の刻の果て、此処にいる。
プライマーの視点かも信じられない現実だ。
だが全てだ。 包み隠さず答える。
「俄には信じ難いが……信じる」
プロフェッサーは真面目に聞いてくれた。
普通なら頭オカシイと思われて仕方ない話である、EDF上層部も我の事を中々信じてくれなかったし。
「我、感謝」
「ストーム1が信じたんだ。 私も信じねば」
「で、あるか」
ストーム1。 どの世界線でも重要な存在か。
我の立場が突然とちっぽけに感じて虚しい。
そんな我の表情は置いておき、プロフェッサーは話を続けた。
「仲間共々消えた君が何故、再びこの時間に戻って来れたのか、地球人の姿なのか。
謎は尽きないが、今は置いておこう。 それよりタイムマシン……リングか。 厄介だな」
確かに。
暴走した同胞を見ていると、使われない保証はない。 リング使用は複雑かつ危険だ。 乱用は即時母星含めた混沌に沈む。
管理するコマンドシップが我の言う事を聞いている限り大丈夫だと思うが。
ストーム1がいる限り、プライマーが望む世界は手に入らない。 我が敗北した時点で同胞のみで勝てるとは思えない。
ましてや今の同胞はループの記憶、情報を何も持っていない筈だ。 我以外は。
ならば尚更ループさせてはならない。 今までの世界線を参考にすれば戦争は泥沼化してしまう、都合の良い時間のみを手に入れる代償は到底払えない。
それは地球人がEDFを組織した時点で、そのキッカケとなった墜落船をどうする事も出来ない時点で本当は気付いていた。
そうだ……我すらも見て見ぬフリをした。
都合の良いモノだけを信じた。
それを素直に認めれば。
あの悲劇は起きなかった。
我、この事を同胞に伝える。
演説染みたが、何もしないのは有り得ない。
「今しがた同胞を説得してみた」
「結果は」
「何も。 撃墜、殲滅する事は同じまま」
NO.6は言う事を聞かない。
残りは了解してくれたのに。 やはり狂っている。 いや。 狂っていたのは誰だったか。
言う事を聞かぬ独断者か。 ドローン並に機械的となり頷くばかりの同胞か。
はたまた、統括者か。 地球か火星か。
議論している場合ではない。 今、目の前の惨状を鎮める。 それが仕事だ。 今の、な。
「お互い、引くに引けない」
プロフェッサー、モニターを見ながら言う。
ストーム1の所にストーム3が到着、槍では倒し難いだろう有翼型を、着地するところを狙い上手く捌く。
それをカバーする様に、屋根下よりストーム2らレンジャー隊が出て来て援護射撃。
戦場に足場が出来たところにストーム1が加わり、カプセルソルジャーを展開。 自動で敵を倒してくれる警備ドローンが撃ち始める。
ストーム1自らもビーコンガンを上手く敵に当てつつ歩兵隊を援護。
制空権が無さそうな所でも上空旋回、援護してくれるガンシップDE202が、ミニガンを地表に向けて撃ちまくる。
弾丸の雨は標的以外にも弾道に入り込む敵をズタズタにしていった。
強い青い個体には色違いのドローンが電極棒を刺し、電撃攻撃で死ぬまで、あいや死んでも放電出来る限り延々ショックを与え続けた。
他の場所でも少しずつ押し返している。 形勢逆転しつつある、といえる。
後は上層部らが情報整理、上手く戦力を集めて迎え撃てば何とかなりそうな雰囲気だ。
何にせよEDFだけに任せ切りはしない。
「同胞がNO.6を砲撃する。 間もなく砲撃範囲だ、マザーシップは破片となり地表に降り注ぐ。
座標は───周辺一帯。 EDF隊員なら隕石の直撃1発程度耐えられるかも知れないが、一応言ったからな」
プロフェッサー、直ぐに情報部らに流す。
どこまで信じているか互いに最早分かるまい。
それでも互いに動き続ける他なし。 生きる為だ。 EDFも同胞も、いつかこうなる事は予想していたのだ。 真相は知らずとも互いの存在を知り合った。 応える為に武装した。 それを使う羽目になった、それだけ。
……これも何度目の思考か。 己を少しでも正当化したいだけの、自己満足に過ぎぬ。
その結果、どれだけの命が互いに消えた事か。 ここと全世界線含めて。
終わり終わりも果てしなく。 ウロボロスを周り周り、気が付けばインフェルノに、血の池に嵌っていた。
ようやっと見えた細糸に縋って登る今。 振り返れば我が利用し死なせた命が無数に浮かぶのだ。 腕が糸に伸びる幻さえ覚える。
「酷だな」
プロフェッサーの声で現実に引き返された。
悪い夢を見続けている様だ。
我、汗を拭いつつ震える口を開く。
「元よりな。 こうなる事を見越せなかった我の責任だ。 責められて仕方ない」
「EDF上層部もだ。 口減らしや戦争経済を回す口実になりはしない」
「互い様だ、それは」
傷を舐め合っても仕方ない。
EDF上層部は情報に次ぐ情報の整理に追われ、兵士達の指揮系統の正常化に急ぐ。
『こちら戦略情報部。 地球に向かっていた船団に動きが……ッ、撃ち合いを始めました!』
『准尉の言っていた事は、やはり真実か』
総司令部参謀が述べ、本部は上下関係に関わりなく、対する言葉を吐き出した。
『だとして、我々は手を出しようも無い。 地上に専念する他あるまい』
NO.6を主砲射程に収めたコマンドシップ船団が攻撃開始。
地上とは別、空より高い場所。
地球を背景に宇宙戦争が始まった。
進んだ地球の技術力でも抗い難い宇宙空間での銃撃戦。 悲しいかな、それはプライマー同士の戦争。
命なきドローンとドローンが衝突し、光弾が飛び交い、主砲が味方ごと目標を貫いた。
『未来か。 真剣に向き合う他なさそうだ』
地球人は何方に転んでも迷惑でしかなかった事だが、その目的を知れば……ただひたすらに、進んだ技術に糠喜びしていたと現実を突き付けられるだけであった。
あの域に到達するには後何年、何十年、何百年と掛けていくのか。
地球人は宇宙においてどれ程ちっぽけか。
人々は、その上での奇跡とも不幸ともとれるこの出会いに畏敬を示すのみ。
『マーシア准尉。 今、迎えを向かわせている』
「ようやっと。 永劫の時間を終わらせよう」
『プロフェッサー、君も同伴したまえ』
「はっ……ありがとうございます」
世界は動く。 動き続ける。
その往く先は、誰にも分からない。
ーーーーーーEDFーーーーーー
「おい、空を見ろ!?」
ストーム1〜3が揃い、勝機が見えた時。
モブレンジャー只野二等兵は空を見上げ叫ぶ。
余所見といえばそうだが、有翼型を相手にしていた都合、空を見上げた際に視界に映ったのだ。
「デケェ!」
「あんなのが、他に10隻も?」
「プライマーは本当に実在し、恐ろしい力を持っている。 EDFの備えが小さく思えてしまう」
「無いよりマシだ。 お陰で応戦出来た」
「ふん。 宇宙でドンパチしたのは連中だがな」
それは大きな円盤。 爆炎を上げ黒煙を撒き散らしながら遠くの空へ落ちていく。
周囲にも倣う様に中小の炎と黒煙が撒き散らされている。 さも巨大隕石が落下している様でもあり恐ろしい。
「マザーシップが、堕ちていくぞ!」
「情報部」
ストーム1が戦闘の合間にオペ子に繋ぐ。
器用なものだ。 時に銃火に晒されながらも座標伝達をするエアレイダーだ、様々に卓越したストーム1ともなれば何とでもなるのだろう。 世界線によっては民間人時代に潜水母艦にハッキングしてるっぽいし。
空軍や砲兵隊に要請するに留まらず、衛星兵器や秘密基地バレンランドにまで。
今回は専属と話すだけだが、それでも戦闘中に会話する余力があるのは凄い事ではないだろうか。
『こちら戦略情報部です』
「空のはなんだ。 准尉の言っていた奴か」
『NO.6です、他の母船による砲撃で大破、墜落しています。
ストーム1のいるエリアは直接の被害は少ないと思いますが、取り巻きの円盤が堕ちてくるかも知れません、注意して下さい』
「仲間割れ、いやNO.6の反乱を抑える為に味方を殺す。 辛い選択だな」
『……こんな事、あってはなりませんでした』
オペ子は寂しげに言う。
オペレーションオメガで民間人の死を、地球のみでなく火星に対しても嘆いた彼女だ。
若さもあり思慮浅いとも深いとも捉えられるが、事実ではある。 受け入れられるかは別問題だが。 世界線によっては精神を追い詰められ、神を探し始めた訳だし。 絶望を受け入れるのは難しい。 誰にとっても。
ただ真偽の分からぬ神話の僅かな情報から探究心でも信奉し祈り始めた訳でもなく、戦力僅かな人類が勝つ為にと、コマンドシップの存在に賭けた結果であった。
歪んだ希望であったが……最終的に存在を確認したオペ子は喜んだ。 撃墜は困難極まりないものであったが、そこはストーム1がいたので何とかなった。
その意味でも、1番の希望はストーム1である。 戦時の世界線では彼に絶大な信頼を寄せる程だった。 信奉していたのがあったなら、プライマーではなく彼に対してだろう。
「過ぎた事は仕方ない。 被害は?」
そんな神、ではなく英雄ストーム1は冷静に問う。
この世界線では追い詰められる程に死傷者と絶望は蔓延していない。 混乱は生じたが、時期に収まる話だ。
その仕事を担うストーム1の力強く頼れる声に惹かれる様に、彼女は報告を淡々としていく。
『世界各地から寄せられる情報が錯綜していて……正確な事は分かりませんが、概ね拮抗しているかエリアを奪還しつつあります。
ただし墜落地点の市街地の建造物は全滅する予想です。 既に軍・民間人問わず避難指示が出ていますが、多少の犠牲者は避けられません』
犠牲が出る事を事務的に告げる。
心中、葛藤はあろう。 だが追い詰められ壊れる程ではない。
それを知ってか知らずか。 ストーム1は礼を述べ現実へ帰還する。
「了解、ありがとう。 俺達はもうすぐ片付けが終わる。 どうする?」
『その地点から近くの別エリアでも戦闘中です、援護に向かい市街地を奪還して下さい』
「繰り返しか、了解」
淡々と通信を終える頃には、粗方片付いていた。
有翼型エイリアンの死骸が辺り一面に転がり、異色の血液が建物や地面を彩っている。 気持ち悪い。 経験者であれメンタルがやられる。
「うえぇ……」
只野二等兵は吐いて、地面の色を混ぜていた。
戦闘が落ち着いて冷静になってくると、今度は胃酸にやられる羽目になった。 儘ならないものだ。
対して猛者足るストームチームらはいつも通りだ。 流石としか言えない。
「只野、曹長に鍛え直して貰え」
ストーム2こと軍曹に言われ、力無く応える。
「生きていれば……」
十二分に生きているが。
グラウコスからの連戦にも関わらず、五体満足で戦い続けている。 228事件に関与していなければ、皆して昇進と勲章ものだ。 死なず二階級特進もあるかも知れない。
「死に場所なら幾らでも有る。 次を楽しめ」
ストーム3ことグリムリーパーにも言われる。
レンジャーとはいえ一般兵に過ぎない只野には酷なワイルドさだ。 少なくとも彼等の真似は出来そうにない。 兵科の問題でなく。
「死ぬには早いぞ。 次の現場に向かう。
戦闘中の味方を助ける。 EDFは仲間を見捨てない、そうだろう?」
ストーム1に言われ、ようやっと口を拭い、グレイプの兵員室に向かう只野二等兵。
先程自分が言っていた事を言われては、引き難いものがある。 狡い、と思いながらも結局は逃げる事は出来ず手元の銃を揺らすのみ。
「何事にも例外はあるって」
とある世界線、251前で開かれた大型怪物共の宴会を見た兵士の様な事を言うが、ストーム1は力強く道を示すのみ。
「戦え。 命の限り」
どの世界線でもそうしてきた。
記憶がない筈なのに、諦めない姿勢は顕在だ。
「ブラック企業、此処に極まり。 年金貰うのがこんなにも大変なんてね」
「泣言は聞かん。 行くぞ」
英雄を乗せたグレイプは再び走り出す。
安息は、未だ遠くに。
「兵員室、無理矢理詰め過ぎだって」
「只野、息も含めて臭いぞお前」
「いや皆臭うよ?」
「こっちまで吐きそうだ」
「耐えろ」
「ストーム4、彼女らは居なくて正解だ」
「笑えるな」
物語もグダグダや物足りなさが否めない……。
続くか未定(殴。
タッドポウル
有翼型エイリアン。
カエルなコロニストの幼体らしく、人より少し大きい。 見た目はカエルに蝙蝠な翼を生やした感じ。
怪物同様、群れで襲撃してくる。 飛行しながら緑の火炎の様な酸の様なモノを飛ばしてくる他、着地してからの大口を開けて食らおうとしてくる。
食われても赤蟻同様、撃って倒す事で脱出可能。
例によって大きさ、色違いがいる。 青色が耐久が高く倒すのに時間が掛かる。
数さえ減らせば、蜂な飛行型より反撃し易いかも知れないが、飛行速度が此方の方が上であったり食い付き攻撃もある他、数が多い段階では空と大地がコイツらに覆われて処理が大変なので隊員によって意見が分かれそう。