5に続き6では刻をも超えて色々成し遂げたので、今回は楽勝でしょう(他人事。
最後も最期も陸軍歩兵隊、更に言えばストーム1とかいうワンマンアーミー(理不尽戦力)を持つ陸軍だからね。 これEDFだからね。 仕方ないね。
でも空軍海軍も出したいなとか。 6ではプロフェッサー含め更に仲間を感じさせる描写やセリフが多いんよ……5で名前だけだった潜水母艦も確認出来るミッションがあったりしますし……。
NPC兵が弱体化した様に感じるのは気の所為にしよう(逸らし目。
再び目隠しと手錠をされては、武装装甲車両グレイプとやらに放り込まれ、揺られる事暫く。
突然の爆音。
傾く体。 悲鳴。 銃撃音。
それを合図に幾度となく聞いた、地球人の叫び声が入ってくる。
戦場で戦士達が、ストーム1が叫んでいたお決まりの言葉が、再び地球に響き渡っておるのだ。
「EDFッ!!」
突如として始まった。
地球人同士の哀れな暴力を感じ取り、地球人の身体をした我は身を縮める他なかった。
ただそれでも……希望をも感じてしまう。
助けに来たよ、と手を差し伸べる彼らに。
敵である筈の、あなたに。
ーーーーーーEDFーーーーーー
プロフェッサーから話を聞いたストーム1の心境は複雑だった。
それも仕方ない。 EDFの隠していた一部が露呈しただけでも、地球全体の問題に成り得るのだから。
単刀直入に言えば、少女の正体を明かされた。
火星人である、と。
冗談はよせと言ったストーム1であったが、プロフェッサーの真顔と真面目ボイスを前に黙る他ない。
「信じられないのも無理はない。 だがEDF創設のキッカケは正にコレなんだ」
「馬鹿な……そんな話、聞いた事がない」
「当然だ。 公表していないからな。 したところで信じてくれないだろう。
228での騒乱同様、EDFの軍拡に反対する市民やマスコミのネタになり、地球防衛の妨げになるだけだ」
それは事実である。
実際に起きた事を引き合いにし、話される事で信憑性を増していく。
228での騒乱は総司令部や戦略情報部も絡んでいたのもあり、民間に対するカバーストーリーといった隠蔽工作がされていた。
政財界をも動かせるEDFだ、それくらい容易い事であっただろう。
だが228基地が叛逆した事で少数だけでは対処出来ないと判断、大部隊が送られる。
ヘリ部隊や追加の装甲車両等だ。
この予定にない大移動はプライマーの転送装置で行われていればバレなかっただろうが"今"の地球人は陸路や空路を使うしかない。
そうすれば当然、流石に隠し切れるものでなくなり、プライマー同様EDF叩き隊なマスコミや民間人は捉えてしまった。
田舎の基地に何故、これ程の戦力が、と。
田舎にすら戦力を置く程の力を持ち始めたかと不安を煽るマスコミ。
感化された民間人がEDFに抗議。 一部政治家も支持を得る為に便乗する始末。
『隣人と相対する時、どうしたでしょうか。 銃や爆弾。 そんなモノは使わなかった筈です!』
別の世界線でドローンに殺された女は、この世界でも平和を唱えていた。
未来の惨状、可能性を知れば、それも言えなくなるだろうが、生憎とソレは出来ない。
一方、都市伝説系等は宇宙人を警戒してるのでは、と冗談風に言っていた。
まさか現実とは思っていないだろうが。
「地球外文明の痕跡をインド山中で発見してから、人類は備えねばならなかった。 埋めなおす、見なかった事には出来なかったんだ。
上層部は反対の意見を押し切って急速に軍拡を進め、地球を、人類を守る事にした。
そして偶然にも訓練中の兵士が宇宙からの来訪者を捕らえた。 見た目こそ人間の少女だが、身体を調べれば火星由来のバクテリアが発見され、脳波も通常と異なると判明。
まさか太陽系内の星が絡んでいるとは驚いたが……いや、それもまだ憶測の域だが。
火星とよく似た別の星、とも考えられる。 今の火星に文明は無い筈だからな。
それに痕跡……墜落した宇宙船は数千年前のものだ。 文明は我々の域を超え発達していると見て良いだろう」
説明をするプロフェッサーに、ついていけないストーム1。
これについては仕方ない。 異形や怪物が攻めて来たなら信憑性はあるが、未だにそういった存在は確認出来ていない。
また同時に研究が進んでいないのも事実。
まさかタイムマシンで宇宙人が来ているなんて思ってもない。
当の本人は、まさか地球人の幼女になるなんてと困惑していたが……。
「……そうだとして……何故、俺に話す?」
「必要だと判断した。 君は事実を知った、その上でまだ助けようとするか?
会って間もない、異星人を?」
「助ける。 それが俺だ。 困った事にな」
それをも受け入れ、それでも少女を救うと、それが生き様であるとストーム1は顔を上げる。
大戦でワンマンアーミーで無茶な戦い方を続け、必ず生き残り、崩壊世界でも戦い続け、刻を何度も越えて敵の計画の上を行った彼。
実戦経験の少ないこの世界線でも、それを成そうとしている。
「火星人だろうと関係ない。 攻撃された訳でもないのに、誘拐するのは間違いだ。
それがキッカケで戦争が始まるかも知れないだろ」
「正にソレを危惧している。 あの少女が諜報員なら捨て駒にされる可能性もあるが……」
「EDFは仲間を見捨てない」
「相手もそうかも知れない。 戦争を仕掛けて地球を乗っ取る可能性もある。
全ては可能性に過ぎないが。 それでも放置するより良いだろう」
「それで俺に突撃させて高みの見物か。 良いご身分だな、本当に」
「これでも止めたんだがな。 今や総司令部も君も暴走車だ、衝突した結果に委ねよう」
「火を見るより明らかだろうよ」
「手を尽くす。 わざと矛盾を作り曖昧にしたりな……あの子が敵意がないと主張出来れば良いんだが。
観察した限り、人間同様、それ以上ならば、地球の言葉を話すのも不可能ではない筈なんだが」
「可能性の話を続けても仕方ない。 やるだけだ」
「頼む。 上に報告した私にも責任はある……何とかしよう」
そうして作戦当日へ。
都市内を静かに走行していた装甲車は、251の隊員、能天気らの"検問"によって足止め、民間人の被害が出ない位置へ誘導。
「はいはい、誘導するよー。 慣れたもんだね」
「何の真似だ?」
「何って軍の検問さ。 こんな大都市のド真ん中を装甲車両が走ってたらねぇ?」
「珍しい事じゃないだろ、連絡も行っている筈だ」
「まぁボク、251に雇われた身だからね。 これ以上は同じ軍人さんに聞いて下さい、じゃ!」
「なに……嫌な予感がする、直ぐに移動を」
刹那、爆発。
装甲車両の下で複数の爆弾が同時起爆。
リムペットガンの吸着爆弾や、レンジャーの設置型C系爆弾だ。
これらが仕掛けられた場所に自然と誘導されたターゲットは、見事に横転してしまった。
「EDFッ!!」
そこに駆け寄るエアレイダー。
即座に兵員室を開け、彼女に手を差し伸べる。
「助けに来た! 待たせたな!」
希望はある。 彼がいる限り。
プロフェッサー
かの者が総司令部の命令で己の監視・研究が出来ない場所へ輸送されると知り、慌てて中止の連絡をするも聞いて貰えず。
そこで251の保険を投入。 爆発騒ぎ等は上手く丸め込むつもり。
能天気
228の先輩再び。 隊員が誘導すると警戒されると思い、雇われた。
だけど爆発騒ぎになると知らず内心ビビリ中。
只野二等兵
裏で色々頑張ってた。 設置型爆弾も彼が手伝ってたり。
彼も爆発で死者が出たらどうしよう、とかビビリながらの起爆スイッチを押したとか。
曹長
ストーム1が英雄になったら、ワシが育てたとか言いそう(偏見。
本命に加勢しなくてもストーム1達が何とでもすると信頼しているので駆けつけていない。
逆に228同様、援軍を送り込まれるのを防ぐ為、他の検問ポイントで敵の足止めをしていた。