ある日の事
雅人と射命丸はシューティングレンジにいた
雅人「俺の勝ちだな」
射命丸「あややや!ま、また負けた!」
雅人「さ、約束通り払ってもらおうか」
射命丸「くぅ・・・」
射命丸は雅人に4万円を渡す
雅人「・・・OK、確かに受け取ったぜ。射命丸」
射命丸「も、もう一度です!」
妖夢「もうやめといた方が・・・」
魔理沙「そうだぜ、これで・・・えっと・・・」
アリス「9万位取られてるわよ」
射命丸「こ、今度こそ!今度こそぉ!」
優曇華「次は私の番です」
雅人「ベットは?」
優曇華「6万で」
雅人「OK、乗った」
優曇華「その前にこっちから条件があるんですがよろしいですか?」
雅人「なんだ?」
優曇華「ライフルでお願いします」
優曇華はそう言って自分のと同じブレイザーR93を渡す
優曇華「お互いスコープの代わりにドットサイト、それが条件です」
雅人「OK」
優曇華(フフフ・・・。DEVGRUではこのR93は採用していない。と言うことは、雅人はこのライフルは慣れていないどころか使ったことすらない。この勝負、もらったも同然!)
その結果
雅人「さ、約束通り払ってもらうぞ」
優曇華「は、はい・・・」
優曇華は雅人に完敗したのだった
優曇華(そんなぁぁぁぁ!一体!一体どこで計算がぁぁぁぁ!!)
優曇華は心の中でそう叫びながら賭け金を渡す
雅人「へへ、悪いな」
優曇華「うう・・・」
雅人「さてと、いい稼ぎになったよ」
雅人「じゃあな」
雅人は手を振ってシューティングレンジから出る
魔理沙「クソォまた負けた!」
魔理沙は地団駄を踏む
アリス「止めなさいよ魔理沙、みっともない」
魔理沙「だってよぉ!いくら取られたと思う!?10万だぞ!10万!」
妖夢「そりゃ手痛い出費ですね」
アリス「ちょっと同情するわ」
霊夢「あー、こんなところに居たの」
シューティングレンジに霊夢が入ってくる
射命丸「あや?霊夢さん」
霊夢「何?また賭け?戦績は?」
魔理沙「負けたよ!」
霊夢「あらら。で?いくら取られたの?」
魔理沙「・・・10万だ」
妖夢「7万です」
アリス「5万よ」
射命丸「8万です」
優曇華「6万・・・です」
霊夢「惨敗ね、あんた達」
魔理沙「くぅ・・霊夢!今月貸してくれ!」
霊夢「お断りよ。自業自得でしょう」
魔理沙「頼む!友達だろう!?」
霊夢「大丈夫よ。残業代出るから」
魔理沙「・・・え?それってどういう・・」
霊夢「あんたは今日残業って事」
魔理沙「お、おい!そんなこと聞いてねえぞ!」
霊夢「あのねぇ・・・勤務表に残業って書いてあったでしょう?」
魔理沙「そ、そんな・・・」
霊夢「さ、残業の魔理沙は放っておいて帰りましょうか」
妖夢「ご愁傷さまです」
アリス「ま、頑張りなさい」
射命丸「頑張ってください」
優曇華「お先に失礼します」
そしてその日の夜
魔理沙「クソォ・・・これじゃまるでOLだぜ」
魔理沙はチョコバーを食べながら仕事する
雅人「お疲れ~」
雅人は椅子に座ってUSPタクティカルを磨く
魔理沙「うるさい!」
雅人「おやおや、えらく不機嫌ですね~」
魔理沙(この野郎・・・)
雅人の挑発にイラつきながら仕事を継続する
魔理沙「はあ・・・。雅人に10万取られたり、一緒に残業だったり、今日はツイてないぜ」
雅人「そりゃお前の運と実力がねえんだよ」
魔理沙「なんだとぉ!?」
雅人「キレる暇があったらさっさと仕事終わらせろ」
魔理沙「そういうお前はどうなんだよ!」
雅人は自分の机に親指を指すと、そこには既に山積みにされた書類が置いてあった
雅人「この通り出来てますが?」
魔理沙「クソォ!」
雅人「へっへ~、残念でした~」
魔理沙「クッ・・・!」
雅人「ほらほら、手が止まってるぞ?」
魔理沙「黙れ!」
魔理沙は確実にイライラしながら仕事を進める
雅人「・・・」
雅人は椅子から立ち上がると、部屋から出る
魔理沙(ふう・・・やっと出ていった・・)
数十分後
魔理沙「やっと終わった・・・」
霊夢は椅子の背凭れに凭れ掛かる
すると、ドアから雅人が入ってくる
雅人「よお、調子はどうだ?」
魔理沙「やっと終わった」
雅人「ご苦労様だな」
魔理沙「うるさ・・い?」
すると、魔理沙は机の上に何か置かれている事に気づく
魔理沙「・・・ラスク?」
雅人「大当たり。食うか?」
魔理沙「ありがたく頂くぜ」
魔理沙はラスクを一つ取って口に運ぶ
魔理沙「ん、旨い」
雅人「良かった」
魔理沙「雅人が作ったのか?」
雅人「ああ」
魔理沙「良くできてるぜ。これ」
雅人「喜んでもらえて光栄だよ」
魔理沙「お前っていい奴だな」
雅人「悪人だと思ってたのか?」
魔理沙「まあ、ついさっきまでな」
雅人「そうですかい。コーヒー買ってきたけど、飲むか?」
魔理沙「飲む」
雅人は缶コーヒーを魔理沙に渡す
魔理沙「にしてもお前さあ、上司にしたら絶対喜ばれるタイプじゃね?」
雅人「んなことねえよ」
魔理沙「そうか?」
雅人「そうだ。ってか今気づいたがもう12時なんだな」
時計の針は12時を指していた
魔理沙「あ、ホントだな」
雅人「さてと・・・俺は寝るとしようかな」
魔理沙「・・・そろそろ私も眠たいんだぜ」
魔理沙「言っとくけど、襲うなよ」
雅人「襲う?お前を?ハハハ、何の冗談だ?」
魔理沙「殴るぞテメエ!」
雅人「ごめんごめん、襲わねえからとっとと寝ろ」
魔理沙「あいよ・・お休み」
魔理沙はそう言って仮眠室に入ると、横になって目を閉じる
雅人の意外な一面が知れた、そう思いながら魔理沙は眠りの世界へ落ちていった