東方軍事組織   作:SOCOMレオン

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#14 拓也流パトロール?

ある快晴の日の事、ユニット3の分隊員である北条拓也は徒歩でパトロールをしていた

 

拓也「いい天気だなぁ」

 

拓也は散歩気分でパトロールを行う

 

拓也「あの頃もこんな気分でパトロールしてたなぁ」

 

拓也は警察官だったころの自分を思い出しながら歩いていくと、腹の虫が鳴き声をあげる

 

拓也「ありゃりゃ、腹の虫が鳴きやがった。仕方ねえ、腹が減っては戦は出来ねえしな」

 

拓也は独り言を呟くと、側にあったラーメン屋の引き戸を開けて中に入る

 

拓也「ちわっす」

 

店員「いらっしゃいませ!」

 

拓也はカウンター席に座ると、メニューを確認すると、気になるメニューを見つける

 

拓也(特特大?)

 

拓也「すいませーん。特特大ってどの位の大きさですか?」

 

店員「はい、通常の6倍となっております」

 

店員「挑戦なさいますか?」

 

拓也「します」

 

店員「はい!中華そば特特大1つ!」

 

店員は大きな声で注文を知らせると、拓也は側に置いてあった漫画を読む

 

十数分後

 

店員「お待ちどうさま!中華そばの特特大です!」

 

拓也の前に、並みの中華そばとは比べ物にならないほど大きなどんぶりに入った中華そばが置かれる

 

拓也「おほっ、すげえボリューム」

 

拓也は割り箸を割って、麺をすすり始める

 

拓也「あっ、やべ。胡椒忘れてた」

 

拓也は中華そばに胡椒を振ると、再び麺をすすり始める

 

拓也(くそ・・・何てこった。箸が止まらねえ。旨すぎだろここのラーメン)

 

拓也はチャーシューを箸で掴んで口に運ぶ

 

十数分後

 

拓也「ごちそうさま!」

 

拓也はスープの一滴も残ってないどんぶりをカウンター机の上に置くと、拓也は自分の周りに人が集まってたことに気づく

 

拓也「え?何々?」

 

店員「か、完食ですか?」

 

拓也「美味しかったです」

 

店員「て、店長!特特大完食されたお客様が!」

 

店員の叫びを聞いて奥の厨房から店主が飛び出てくる

 

店主「おめでとうございます!貴方が特特大を初めて完食したお客様です!」

 

拓也「え?マジで?」

 

店主「はい!本当におめでとうございます!」

 

店主と店員は拍手をすると、周りにいた客達も拓也に拍手をする

 

拓也「な、なんか恥ずかしいな。取り合えずお会計の方を・・・」

 

店主「代金なんていりません!特特大を初めて完食したお客様を見られただけで充分です!」

 

拓也「え?マジで?ラッキー」

 

拓也「それじゃ、俺はこれで」

 

拓也は店を出ようとすると、引き戸の近くで足を止めて振り返る

 

拓也「ここのラーメン、気に入りました。また来ます」

 

拓也はそれだけ言うと、今度こそ店を出る

 

拓也(ふう・・・腹一杯だ。満足満足)

 

すると、拓也のスマホが着信音を鳴らす。相手は佑真の様だ

 

拓也「はいもしもし?」

 

佑真【もしもしじゃねえよ!パトロールにどれだけ時間を書けてんだよ!お前が出て2時間経ったんだぞ!】

 

拓也「あー、悪い悪い。ちょっと昼飯食ってた」

 

佑真【昼飯ぃ?ふざけんな!さっさと帰ってこい!】

 

拓也「へいへい」

 

拓也は通話を終了すると、走ってGMDS社の方に向かう

 

 

しばらくして

 

拓也「ゼェ・・・ゼェ・・・昼飯直後の運動はキツい・・・」

 

拓也は息を切らして部屋に到着していた

 

佑真「このバカ野郎!」

 

悠生「まあまあ、その辺にしときなって佑真。拓也が食べることが好きなのはお前も知ってるだろ?」

 

佑真「・・・まあいい、特特大完食に免じて今回は水に流してやる」

 

拓也「ありがたきお言葉で・・・ん?」

 

拓也「何で完食したことを・・・?」

 

佑真「お前が行った店、俺の同級生の父親の店なんだよ」

 

拓也「あ・・・マジか」

 

佑真「マジだ。大マジだ」

 

佑真は机の上に置いていたコーヒーを飲む

 

佑真「分かったらさっさと報告書書け」

 

拓也「へいへい・・・」

 

 

 

次の日

 

拓也は自販機でペットボトルのコーヒーを買い、キャップを開けて飲みながらパトロールをする

 

拓也「ふぅ」

 

コーヒーを飲みながら歩いていると、本部から入電が入る

 

本部【こちら本部、2丁目のコンビニにて強盗事件発生、犯人はバイクで南方面に逃走中。黒いオフロードバイクとのこと。付近の車両は追跡、身柄を確保せよ】

 

拓也「黒いオフロードバイク・・・?」

 

拓也は目を凝らすと、パトカーに追跡されている黒いオフロードバイクが向かってきているのが確認できた

 

拓也「あれか・・・。本部、こちら認識番号0751。現場にいる。パトカーのスピードを落とすように言ってくれ」

 

本部【認識番号0751、了解】

 

それだけ言うと、拓也は腰に下げていたホルダーから特殊警棒を振って伸ばす

 

すると、パトカーの速度が落ちていく

 

拓也「OK」

 

拓也はバイクに向かって走ると、フルフェイスのヘルメットの正面を特殊警棒で横方向に殴り付けると、犯人はバイクから落ちる

 

すると、犯人は強盗するのに使った包丁を拓也に向ける

 

それと同時にパトカーに乗っていた警官が犯人の後ろで特殊警棒を伸ばす一方、拓也は特殊警棒を縮めてホルダーに戻す

 

拓也「来いよ、素人なんざ素手で充分だ」

 

すると、犯人は頭に来て拓也に向かって包丁を向けて突進する

 

警官「あ、危な・・・」

 

警官がそう言ったときには、既に犯人は拓也の近くに接近していた

 

拓也「クク・・」

 

拓也は少しニヤッとして包丁を持った手を掴み、包丁を手から落としてそのまま後ろに回して地面に倒すと、手錠を掛ける

 

拓也「窃盗及び銃刀法違反の現行犯で逮捕する。午前11時27分」

 

拓也は確保した犯人を警官に引き渡す

 

警官「ご協力、ありがとうございます!」

 

警官は拓也に向かって敬礼をすると、犯人をパトカーの中に入れて去っていく

 

拓也「うー・・・腹減ったなぁ」

 

拓也はそう呟くと近くにあった喫茶店に入る

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