「キャハハ」「アハハ」と楽しむ霊夢達の声が雅人の耳に入ってくる。そうユニット1のメンバーはリフレッシュ休暇で海外の海に来ていた
魔理沙「ア~リス」
アリスが魔理沙に呼ばれて振り向くと、魔理沙は手で水を掬ってアリスにかける
アリス「きゃあ!」
魔理沙「へへへ」
アリス「やったわね魔理沙!」
アリスも手で水を掬って魔理沙にかけると、魔理沙とアリスで海水のかけ合いが始まる
そんななか、砂浜では雅人とジダンが海ではしゃぐ少女達の様子を見ていた
雅人「へっ、元気なこった」
ジダン「・・・」
そんな二人に、水着姿の少女が話しかける
霊夢「泳がないの?」
雅人「ああ、海なら海軍時代にさんざん泳いだよ」
ジダン「僕も海賊時代さんざん泳いだ」
霊夢「そりゃ失礼しました」
雅人「俺らはいいから泳いできなよ」
霊夢「うん」
霊夢はそう頷くと、海で泳ぎに向かう
ジダン「海軍だったんだ、雅人」
雅人「ん?ああ、そうだよ」
ジダン「・・・なんであのとき、僕を撃たなかったの?」
雅人「・・・さあな。ただ、俺は敵なら誰にだって銃口を向けるさ」
ジダン「・・・」
雅人「にしてもお前、腹筋すげえな」
ジダン「え?」
ジダンは突然の会話の方向転換に戸惑うが、雅人はお構いなしに発言する
雅人「いやさ、お前ぐらいの年頃の子でそんなに腹筋があるやつは見たことがねえんだよ」
ジダン「雅人の方がすごいとおもう」
雅人「いやいや、んな事ねえって。俺よりもっとすげえ奴はいたしな」
ジダン「だろうね」
その頃、海辺では
射命丸「にしても早苗さん。相変わらず大きいですね」
早苗「え?そうですか?」
射命丸「はい。私より大きいかと」
早苗「そんなことありませんよ。射命丸さんの方が大きいですって~」
魔理沙「・・・ムカつくんだぜ」
アリス「奇遇ね。私もよ」
霊夢「なんであの二人は発育が良いのよ」
妖夢「・・・羨ましいです」
妖夢がそう発言した途端、霊夢があることに気づく
霊夢「あら?アンタ水着の位置・・・」
妖夢「え?」
妖夢が見下ろすと、水着のトップが自分の胸より少し下の場所まで来ていた
つまり、妖夢の胸は今・・・
妖夢「きゃああああ!!」
顔を赤くした妖夢は慌てて両腕で露出している胸を隠す
早苗「あ~あ、何やってるんですか」
妖夢「う、うるさいです!」
早苗「体に合ってないんじゃないですか?その水着」
妖夢「う、うるさいって言ってるでしょ・・・」
妖夢が再び早苗の方を見ると、妖夢の言葉は失われる
魔理沙「・・早苗、それはお前にも言えてると思うんだぜ」
早苗「え?」
早苗は見下ろすと、水着のトップがめくれ上がっていた
つまり、早苗の胸は・・・
早苗「きゃあああああああ!!」
パニックになった早苗は慌てて両腕で胸を隠す
早苗「なななな何でこうなったんですかぁ!去年はこの水着は大丈夫だったのにぃ!」
アリス「まだ発育してるって事じゃない?」
魔理沙「恐ろしいぜ」
優曇華「それに比べて、妖夢さんはもう止まってるんじゃないですか?」
一同「確かに」
妖夢「そ、それでもいいもん!私には拓也さんっていうお前らにはいない彼氏がいるもん!」
霊夢(ガーン!)
魔理沙(ガーン!)
早苗(ガーン!)
アリス(ガーン!)
優曇華(ガーン!)
射命丸(ガーン!)
水着を着け治した妖夢の発言に、霊夢達はショックを受ける
早苗「そ、それだけは言われたくなかったのに・・・」
妖夢「拓也さんは私をちゃんと愛してくれて大好きって言ってくれるもん!たまに白玉楼に来てご飯も作ってくれるもん!白玉楼に先に来てて私が帰ってきたら「おかえり、妖夢」って言ってくれるもん!お前らにそんな彼氏居ないくせに!」
霊夢(ガーン!!)
魔理沙(ガーン!!)
早苗(ガーン!!)
アリス(ガーン!!)
優曇華(ガーン!!)
射命丸(ガーン!!)
すると、いつの間にか後ろに居た雅人が肩を叩く
雅人「妖夢・・・その辺にしておけ」
妖夢「・・・ハッ」
妖夢は我に帰ると、霊夢達は意気消沈としていた
妖夢「す、スミマセン!つい・・・」
霊夢「いーのよー。どーせ事実なんだしー」
魔理沙「そのとーりー」
霊夢達は完全に落ち込んでいた
雅人「やれやれ・・・」
それから1時間後、霊夢達は服を着てホテルの部屋に居た
霊夢「ねージダン、何で私達はモテないの?」
魔理沙「私達何か悪いことしたか?」
ジダン「知らないよ、僕に言われても」
すると、雅人が小声でジダンに耳打ちする
雅人「ジダン、言ってやれ。お前らがモテないのは魅力がないからって」
霊夢「聞こえてるわよ雅人!(怒)」
すると、誰かが部屋をノックする
ホテルマン「Customers, luggage We arrived(お客様、お荷物が届いております)」
雅人「yes(はい)」
雅人はドアを開けると、ホテルの従業員は4つのキャリーケースを持ってくる
雅人はチップを払うと、従業員は部屋を出る
霊夢「何これ?こんなのあったっけ?」
雅人「爆弾じゃねえのか?」
雅人がそう言うと、雅人以外全員隠れる
雅人「冗談だってば!」
早苗「じゃあ雅人さんが開けてくださいよ!」
雅人「ったく、冗談も通じねえのかよ」
雅人はキャリーケースを開けると、硬直する
魔理沙「ど、どうした?」
優曇華「まさかホントに爆弾・・・」
雅人「・・」
雅人はハンドシグナルでこっちに来いと指示する
指示にしたがって霊夢達は雅人の方に向かうと、キャリーケースの中身を見て驚く
中には、雅人達が使っている89式小銃が入っていた
霊夢「絶対これ本部からよ」
ジダン「何でこんな物・・・」
すると、妖夢のスマホが着信を知らせる
妖夢「はい、もしもし?」
幽々子【もしもし?荷物届いた?】
妖夢「幽々子様・・・届きましたが・・何ですかこれ」
幽々子【何って、貴女達の銃じゃない】
妖夢「な、何故こんな物を・・・」
幽々子【貴女達の為よ】
妖夢「へ?」
幽々子【妖夢、スマホをスピーカーモードにしなさい】
妖夢「は、はい」
妖夢はスマホをスピーカーモードにすると、机の上に置く
幽々子【いい?皆よく聞いて。私達GMDSに恨みを持っているテロリスト集団が刺客を送り込んだの。標的はあなた達ユニット1。今雅人のスマホに情報を送るわ】
幽々子がそう言うと、雅人のスマホに「刺客の情報」と書かれたメールが届き、メールを開く
雅人「テロリスト集団、『ゴースト』」
幽々子【以前ユニット2が殲滅作戦に就いていたけど、まだ残党が居たの】
幽々子【そのうち、あなた達のいる場所でジョン・マクダイトとヘーゼル・ネブトが確認されたわ】
魔理沙「二人か?」
幽々子【ええ】
幽々子【いい?とにかくあなた達は死にたくなかったらその二人を殺す事を優先しなさい。Goodrack】
そう言って、幽々子は通話を終了する
霊夢「ハァ・・・なんで休暇先でも戦わなければならないのよ」
雅人「レミリアがいたら、『そう言う運命なのよ』とか言われそうだな」
雅人は自分の89式小銃を取ると、別のキャリーケースからマガジンと5.56mmNATO弾が入った箱を取りだし、マガジンに込めていく
霊夢「・・・上等じゃない。後悔させてあげなきゃね」
霊夢はUSPタクティカルを取り出すと、マガジンに弾薬を込めていく
それから数日後
魔理沙「レミリア達の土産何にしよう・・・」
アリス「わざわざ買う必要無いんじゃない?」
魔理沙「頼まれてるんだよ。『お土産の1つくらい買ってきてよね』って」
アリス「ハァ・・・」
魔理沙「よし、これにするか」
魔理沙は土産屋の中に入る
アリス「ハァ・・・魔理沙ったら」
すると、後ろから銃声がすると同時に、アリスの横腹に激痛が走る
アリス「ーーッ!?」
アリスは横腹を押さえた手を見ると、自分の手は血で染まっていた
アリスは後ろを振り向くと、そこには幽々子のメールにあった男の顔があった
ジョン「見つけたぞ、GMDSの女。俺達の同士を殺した奴等への見せしめになれ」
テロリスト集団の一人、ジョン・マクダイトはアリスの眉間にHK45の銃口を向ける
魔理沙「アリス!」
銃声を聞いた魔理沙は自分のハンドガン、STIエッジを向けるが、備え付けの椅子に座っていたもう一人の刺客、ヘーゼル・ネブトが魔理沙に90-twoの銃口を向ける
二人が撃たれる寸前の事だった。突如空か降ってきたジダンがグロック17を持って、アリスを守るために二人のテロリストに発砲する
ジョン「くっ!」
ジョンとヘーゼルは一旦身を隠すと、魔理沙も一旦身を隠す
魔理沙「アリス!」
ヘーゼル「ちっ!何が降ってきやがったぁ!?ジョン!」
まだ昼の12時を過ぎてないこの日、銃撃戦が始まった