狩人さん、コラボ許可していただき、ありがとうございます!
「「「197・・198・・199・・・200・・っふう」」」
霊夢達は筋トレ時のノルマの200会の腕立て伏せを終えると、地面に倒れこむ
「あー、もう腕が痛いぜ」
「まだですよ・・あと、15キロのランニングが・・・」
「も、もう・・・筋トレは嫌ですぅ」
「ぶつくさ言うな、さっさと走れ」
「「「はーい・・」」」
筋トレを終えた一同は教官の命令で次の課程であるグラウンドでランニングを行う
「ひー!足キツい~」
「早苗さん・・みんな、同じなんですよ・・」
「二人・・平気そうだけどね」
アリスは、汗を流しているが平気で走っている雅人とジダンの方を見る
「ジダン、平気か?」
「平気、そっちは?」
「まだまだ余裕」
「・・・あの二人、化け物ですよ」
早苗は棒のようになっている足を精一杯動かし、ランニングを続ける
それからしばらくして
「「「でぇ~、疲れたぁ・・・」」」
訓練を終えた一同は部屋の椅子に座り、中には疲れ果てて眠っている者もいる
「zzz・・・zzz・・・」
「魔理沙!寝ちゃダメよ!」
気持ち良さそうに熟睡している魔理沙をアリスが揺さぶり、起こそうと試みる
「もう勘弁してくれよ~・・・私はあそこにいる化け物とは違うんだからよ~」
魔理沙はダルそうに椅子に凭れると、汗だらけの顔を手で拭う
「なんだなんだお前ら。揃いも揃って情けねえな」
「うるさい、ていうかあんたよく平気でいられるわね」
「フフ~フ。特殊部隊出身者をナメるなよ?」
「はいはい・・・」
霊夢は、雅人とそんな会話をしたあとに、冷蔵庫からペットボトルに入った冷たい水を取り出し、キャップを開けて中身を飲み始める
「さってと、残りの課題、終わらせないとな」
「「「え?」」」
「何いってんだ?まだ射撃訓練が残ってるだろ?」
雅人の言う通り、射撃訓練があるのを霊夢達はすっかり忘れていた
「さ、行くぞ」
雅人はそう言って部屋を出るが、結局付いてきたのはジダン一人だった
「ん?アイツらはどうした?」
教官はあまりにも人数が少なすぎる為、不審に思い、雅人に尋ねる
「疲れたからとか適当な理由つけてサボりました」
「・・・アイツら、訓練をなんだと思ってるんだ」
「まあいい、いつも通りアサルトライフル300発、ショットガン40発、狙撃銃200発、ハンドガン150発のノルマをこなせ!!」
「「了解!」」
射撃訓練に来た雅人とジダンは最初に、89式小銃を発砲する
雅人達は1マガジン撃ち終える度に立ち撃ちや立て膝撃ち、胡坐撃ち、伏せ撃ち等姿勢を変えて発砲していく
やがて、アサルトライフルとショットガンを撃ち終えると、狙撃銃での射撃に移る
雅人とジダンはGMDSの主力狙撃銃、M110sassのスコープを覗き、人の形を模した鉄板に発砲する
「・・僕にはキツい」
「7.62mmNATOの反動は子供には少々キツいかもな。ま、ガンバれ」
「・・・」
ジダンは7.62mmNATO弾の反動に少々文句を言いながらも、発砲する
それから少しして
「今日の分の訓練は終了だ!以上!」
「「ありがとうございました!!」」
訓練を終えた二人は話をしながら部屋へと戻っていく
「そういや、ジダン。なんでお前光学サイトつけないんだ?」
「調整するのが面倒なんだ」
「いや、確かにそうかもしれんがアイアンサイトよりは見やすいぞ?」
「・・・」
「・・まあ、好きにするといいさ」
雅人はそう言うと、自販機に小銭を入れてサイダーを2本購入すると、その内の1本をジダンに渡す
「あ、ありがと・・・」
ジダンはサイダーを受けとると、プルタブを開けて中身を口にする
サイダーを飲みながら歩いていると、ユニット1の待機部屋に到着する
「おーい、今戻ったぞ~」
雅人とジダンが部屋に入るも、待機部屋には誰も居なかった
「あれ?アイツらどこ行った?」
「いや~、生き返・・・」
すると、仮眠室の隣のシャワールームからドアを開けて霊夢達が出てくる
バスタオルも何も着けていない素っ裸の状態で
「「「きゃあああああああああああああああああ!?」」」
「ごごごごめんなさぁぁぁぁぁぁい!!!!」
雅人はジダンを連れて急いで部屋を出ると、荒く呼吸する
「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ」
「・・雅人、狙ってたのか?」
「いや違うから!断じて違うから!」
雅人はジダンに必死に弁明する
(見ちまった見ちまった見ちまった見ちまった見ちまった見ちまった見ちまった見ちまった見ちまった)
雅人の頭の中では、ハッキリ見てしまった自分の想い人である霊夢の裸体がグルグルと駆け巡る
(ハァ・・・嫌われたかもな。俺)
雅人は心のなかで呟くと、ため息をついて落ち込む
その頃
「な、何で雅人さんとジダン君戻ってきてたんですか!?」
「訓練終わったからに決まってるでしょ!」
「ああ・・・私もう佑真のとこにお嫁にいけない・・・」
「あんたはもう見せてるでしょ魔理沙!」
バスタオルを巻いた少女達はかなりパニックになっていた
そんななかユニット1の分隊長、博麗霊夢はというと
(雅人に見られた雅人に見られた雅人に見られた雅人に見られた雅人に見られた雅人に見られた雅人に見られた)
偶然とはいえ自分の想い人である雅人に自分の裸体を見られたことに恥ずかしさを覚えていた
それから数分後
正座をしている雅人は着替え終えた少女達に取り囲まれていた
「・・・雅人、何か言うことは?」
「まさか全員シャワールームに入ってて温かいお湯に包まれていたなんて訓練から帰ってきた草薙雅人には想像もつきませんでした」
アリスが尋ねると、雅人はまだ動揺してるのか早口で発言する
「まあまあ、良いじゃないですか。バスタオルも巻かずに出てきた私達にも非があったんですから・・・」
「妖夢、お前は雅人の味方なのか?」
「そういう訳じゃあありませんが・・・両成敗ってヤツですよ」
「甘い、お前は甘すぎるんだぜ。次は絶対プロっぽい装備して覗く気だ。男はそういう生き物なんだぜ」
「俺そこまでして女の裸体が見たいとか思うほど変態じゃないぞ!?」
魔理沙の勝手な決めつけに雅人は猛反論する。それもそうだ、自分一人のせいで全人類の男性の名誉が傷つけられるのは流石にマズイと雅人もわかっているのである
「まあ、良いじゃない。この事は雅人も私達も悪かった。それで良し」
「霊夢!お前も雅人の味方なのか!?」
「もういいじゃない。こんな事で一々時間が過ぎてくのよ?その時間が勿体ないわ」
「はい、この件はおしまい。仕事するわよ」
「・・・ちぇっ」
霊夢の発言に魔理沙は軽く舌打ちすると、不服そうに椅子に座る
それと同時に、「ユニット1、ユニット2作戦指令室に集合せよ」と、アナウンスが流れ、メンバーは急いで部屋を出て作戦指令室に向かう
「全員居るわね?これより任務内容を説明するわ」
幽々子がそう言うと、部屋が暗くなり、スクリーンに地図が映し出される
「今回の任務は中東、アフガニスタンの武装勢力に武器を供給し続けているロシア人武器商人、アンナ・ベレゾフスキーの身柄の確保よ」
「女か?」
「ええ、女よ。説明を続けるわ」
雅人の問いに幽々子はあっさりと答えを返すと、説明を続ける
「今回の作戦では、アンナ・ベレゾフスキーの身柄の確保の後、身柄は米軍を通して合衆国に引き渡すことになってるわ」
「米軍との合同作戦なの?」
「ええ、共闘する部隊は米海兵隊武装偵察部隊、通称・・・」
「フォース・リーコン・・だろ?」
「その通りよ。流石元米海軍特殊部隊ね」
「お世辞はいい」
幽々子はあからさまなお世辞を雅人に発言するが、軽くあしらわれる
「さて、それじゃあ空母へと飛んでもらうわよ」
「「「了解!!」」」
~ヘリ内部~
「あー、米軍との合同作戦かぁ・・・」
「言葉・・通じますかね?」
「大丈夫よ、英語ペラペラな雅人がいるから」
少女達は言語が通じるか不安だったが、雅人という心強い通訳がいるので安心な表情に戻る
「皆さん、見えてきましたよ」
早苗はそう言うと、ヘリを米軍の空母に着陸させる
「行くわよ」
霊夢がそう言うと、ヘリの扉を開けて霊夢達は空母に降り立つ
すると、アメリカ人の一人が話しかける
「ようこそGMDSの分隊員。女子供ばかりとは驚いたよ」
男性は上手な日本語で霊夢達に挨拶する
「日本語がお上手なんですね」
「仕事柄、覚えないといけないんでね。フォース・リーコン所属のトニー・ミドルトン二等軍曹だ。よろしく」
「ユニット1分隊長の博麗霊夢よ。よろしく」
霊夢とトニーは握手をする
「早速だが、すぐに俺達とアフガニスタンに飛んでもらうぞ」
「いきなり過ぎるわね」
「悪いな。状況が悪化してな。詳しいことはヘリの中で話す」
「分かったわ」
トニーは霊夢達より先に輸送ヘリ、CH-53に乗り込む
「日本語話せる人が居て助かりましたね」
「ええ。雅人は要らないかもね」
「おい」
「フフッ、冗談よ」
霊夢は雅人にイタズラっぽくウインクをするとトニーに続いてCH-53に乗り込む
やがて、メンバー全員がCH-53に乗り込むと、空母からCH-53はアフガニスタンへと飛び立つ