「・・・来たか」
雅人は壁から少し顔を出して増援部隊が来たのを確認すると、先程見つけて壁に立て掛けてあったRPG7を取ると、RPG7のサイトを覗き、トラックに狙いを付ける
「悪いが、ここから先は絶対に通さねえからな」
雅人はRPG7の弾頭をトラックに向けて発射する
ロケット弾はトラックに命中し、爆風が敵兵達を叩きつけると同時にトラックは1発で
雅人はもうひとつあったRPG7の弾頭をもう1台のトラックに向けて発射する
雅人は弾頭が命中したのを確認すると、ランチャーを捨ててHK416に切り替え、敵兵達に発砲する
「ほらほらこっちだぞ!」
雅人は軽く挑発しながら発砲すると、発砲しながら移動する
敵兵達も雅人に向かってAK-47やAK-74Mを発砲する
銃弾が飛び交う中、転がり前転して壁に身を隠すと、手榴弾のピンを抜き、敵兵の方に向かって投げる
手榴弾は敵兵達を巻き込んで爆発する
「ふう・・これでビビって逃げ出してくれれば幸いなんだがな」
雅人はHK416を持って移動する
その頃
「あの岩の陰!」
早苗と妖夢は担架を降ろすと、霊夢達が辺りを警戒する
幸いにも敵兵は居ないようだ
「文屋、スモーク」
射命丸はスモークグレネードを投げると、緑色の煙が空に立ち上る
「後はこの二人を送り返せば任務完了ですね」
「ああ・・そうだな」
「・・・」
「・・・」
全員が口を閉じるが、その沈黙を破るかの様に早苗が口を開く
「・・雅人さんの事は・・・」
「分かってる・・・分かってるわ」
すると、ヘリのローター音が近づいてくるのを全員確認する
「・・行きましょう」
ヘリが着陸すると、早苗と妖夢は担架を持って二人を乗せる
すると、後ろから爆発音が聞こえてくると同時に巨大な煙が空に昇る
「・・・・・・」
その頃
雅人はHK416を発砲しながら後ろに下がると、壁に身を隠してマガジンを入れ換えると、ボルトリリースレバーを押して薬室内に次弾を送り込む
壁づたいに移動すると、反対側の壁から身を乗り出して発砲すると、停めてあったトラックに身を隠すと、敵兵は手榴弾を投げる
手榴弾はトラックの下に入り込む
「くそっ!」
雅人はトラックから離れるが、爆風によって吹き飛ばされ、地面に叩きつけられ、強烈な耳なりと視界の歪みが雅人を襲う
「くっ・・・うう・・」
雅人の視界には敵兵がRPKを発砲しながら向かってくる光景が映ったが、それと同時に敵兵の二人が頭を撃ち抜かれて倒れる光景も目に映った
視界の歪みが治まった時、もう一人の敵兵も心臓を撃ち抜かれて地面に倒れる
その時、ふと霊夢の姿が目に映った
「雅人!」
霊夢は雅人の元に駆け寄ると、雅人は頭を押さえながら立ち上がる
「お前・・なんでここに・・・」
「その話は後よ!早くここから離れるわよ!」
雅人はフラフラした足取りで霊夢に付いていく
「雅人!こっちよ!」
霊夢は雅人の方を見ると、敵兵が霊夢に銃口を向ける
「霊夢!」
雅人はHK416を構えると、敵兵は首を貫かれて地面に倒れる
【霊夢さん!早く!】
「サンキュ鈴仙!雅人!早く行くわよ!」
「了解!」
雅人と霊夢は移動しながら発砲すると、上空から銃声が二人の耳に入った
雅人は見上げると、魔理沙達がブラックホークから銃撃を行っていた
「あいつらまで・・・」
やがて、敵は上空からの攻撃によって全滅する
その十数分後
「ったく、何で戻ってくるんだよ」
「そりゃあお前、あれだよ。初っぱなから新人が死んだら後味悪いだろうが」
「そうよ、助けてやっただけ感謝しなさい」
「はいはい」
「すみませんね、付き合わせてしまって」
「いえ、構いません。助けてくださって、ありがとうございます」
「まあ、助けてくれた礼だ。帰ったら酒でも奢るよ」
「よっしゃ!太っ腹な新人が入ってきたぜ!」
ヘリの中に全員の笑い声が響く
(やれやれ、甘ちゃんの部隊だな。ま、嫌いにゃなれねえな)