東方軍事組織   作:SOCOMレオン

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#4 合同作戦

雅人が入社してしばらく経ったある日、ユニット1の待機部屋で、文がタバコを口に咥えていた

 

「雅人さん、ライターありますか?」

 

「ほらよ」

 

雅人はライターで文の咥えたタバコに火を付けると、文は口から紫煙を吹き出す

 

「どうも」

 

「ちょっと!タバコ吸わないでくださいよ!髪に匂いがついたらどうするんですか!」

 

早苗は窓を開けてタバコの煙を外に出す。どうやら早苗は嫌煙家のようだ

 

「あやや・・・酷い嫌われようですね」

 

「全くだ。シャンプーすりゃ匂いは取れるだろ」

 

雅人もタバコに火を付けると、口から紫煙を吐き出す

 

「別にいいじゃないですか。どこで吸おうと」

 

「そういうのがいるから非喫煙者の肺がん死亡率が高まるんですよ!」

 

「ちぇっ、うるせえな。いつからここは禁煙になったんだ」

 

「私が入社してからです!」

 

「・・・」

 

雅人は無言でタバコを灰皿に押し付けると、それに続いて射命丸もタバコを灰皿に押し付ける

 

「ったく、口うるさい生徒会長を持った気分だ」

 

「ええ、全くです」

 

射命丸は椅子に座ると同時に妖夢が入ってくる

 

「霊夢さん、出動のようです」

 

「・・・マジ?」

 

「マジです」

 

妖夢がそう言うと、霊夢は短くため息をついて椅子から立ち上がる

 

「・・・仕方ない。行くわよ」

 

霊夢達は作戦指令室に向かう

 

 

 

 

~作戦指令室~

 

「さてと、全員集まったかしら?」

 

「見ての通りだぜ」

 

魔理沙がそう言うと、幽々子は目で人数を数えていく

 

「集まってるみたいね。さて、それじゃあ説明するわ」

 

幽々子は暗くなった部屋で、スクリーンに映し出された地図とレーザーポインターを使って説明する

 

「1時間前、東京にあるホテルで銃で武装した連中が人質をとって立て籠ったわ。人質の数は50人、犯人の数は18人」

 

「やけに人質の数が少ないな」

 

「警察からの情報によると、犯人と交渉した結果、女や子供は解放して残りは従業員と宿泊客合わせて男性が50人だそうよ」

 

「犯人達が立て籠ってる場所は26階と29階、貴方達の最優先事項はSATととの人質の救出よ」

 

「了解。すぐに準備するわ」

 

~1時間後~

 

霊夢達ユニット1は現場に到着すると、現場に居た警察官に霊夢が話しかける

 

「GMDSよ。指揮所は?」

 

「こちらです」

 

警官は霊夢と雅人を指揮所に案内する

 

「GMDSの方をお連れしました」

 

「ご苦労」

 

警官は指揮所を出る

 

「GMDSユニット1分隊長の博麗霊夢陸曹長です」

 

「同じくユニット1射撃班長の草薙雅人一等陸曹です」

 

「警視庁警備部、部長の坂木修です。よろしく」

 

霊夢と雅人は修と握手をする

 

「早速ですが犯人達の要求は?」

 

「4時間以内に逃走用のヘリと現金5億円、それが犯人達の要求だ。ヘリは操縦できるので警察は近寄るな、と」

 

「なるほど」

 

「失礼します」

 

突如、指揮所のドアを開けて男性が一人入ってくる

 

「どうした?渉」

 

「警備部長、準備が完了しました。命令さえあればいつでも行けます」

 

「そうか」

 

「貴方は?」

 

「特殊急襲部隊制圧班長の佐久間渉です」

 

渉の名前を聞いた雅人は渉に話しかけ始める

 

「あんたが佐久間渉か」

 

「自分を知っているのですか?」

 

「啓太から聞いている」

 

啓太の名前を聞いた途端、渉は目を見開いて雅人を見る

 

「啓太と知り合いなのですか?」

 

「同期だ。あんたの事は優秀な隊員だと聞いているよ」

 

「・・・アイツめ」

 

渉がそう言うと、霊夢がパンパンと両手を叩く

 

「雅人、お喋りはそこまでよ」

 

「へいへい」

 

「それでは坂木警備部長、我々も突入の準備を行いますのでこれで失礼します」

 

霊夢と雅人は指揮所を出ると、待機していた分隊員(魔理沙達)の前に立つ

 

「全員、武器の確認」

 

霊夢が指示すると、それぞれは弾薬の確認や動作の確認を行う

 

「いい?作戦は幽々子にも聞いた通りSATと協力して人質の救出。気を引き閉めて行くわよ」

 

「それぞれ二組に別れて行動するわ。魔理沙、早苗、優曇華は私と26階を、残りは29階を頼むわ。行動開始」

 

「「「「「了解」」」」」

 

~数十分後~

 

霊夢達とSAT隊員は非常階段を上がっていた

 

やがて26階に到着すると、霊夢はスネークカメラを使って中の様子を確認する

 

「・・・大丈夫。人質は無事みたいね」

 

霊夢はスネークカメラを仕舞うと、ハンドシグナルで指示を出す

 

それに対して全員頷くと、配置につく

 

「カバーします」

 

「了解」

 

霊夢はドアノブを握ると、ドアを引く

 

霊夢達は人質に当たらないようにセミオートで発砲する

 

すると、犯人の一人が人質を盾にするが、優曇華はMP5Fで犯人の頭を撃ち抜く

 

「クリア」

 

「雅人、26階の制圧に成功したわ」

 

【了解】

 

~29階~

 

「霊夢達が26階の制圧に成功したようだ」

 

指揮を任せられている雅人は全員に伝える

 

「早いですね。もうですか」

 

「で?いつ突入しますか?」

 

文は突入する気満々のようだ

 

「まあ待て」

 

雅人はスネークカメラを使って中を確認する

 

「・・・OK、準備しろ」

 

雅人がそういうと、全員セレクターをセミオートにする

 

「カウント3だ」

 

「了解。3」

 

「2」

 

「1」

 

雅人はドアを蹴り飛ばすと同時に犯人達に狙いを定めて発砲する

 

すると隠れていた犯人の一人が雅人に銃口を向けるが、雅人は犯人をHK416のストックで殴り倒して頭に向けて数発発砲する

 

「クリア」

 

「こちら29階、制圧完了しました」

 

【了解。ただちに撤収しましょう】

 

「ただちに撤収だそうです」

 

「了解。これより撤収する」

 

雅人達は人質達と一緒に部屋を出る

 

~その帰り~

 

「なんかわざわざ私達が来るような事件じゃなかったな」

 

「そうですね。SATだけでもいけたような気がします」

 

「終わったことをぐちぐち言うな。終わったことは終わったんだ。後は後の事を考えればいいさ」

 

「そうですよ。二人共」

 

「それもそうだな」

 

魔理沙はポケットからガムを取り出すと、口の中に放り込み、クチャクチャと噛み始め、ぷぅ~と膨らませる

 

一方で文はタバコを取りだし、ライターで火を付けて紫煙を吹き出す

 

「文屋さん!何度言えば分かるんですか!タバコ吸わないでください!」

 

「早苗さんは仕事終わりの一服も許してくれないんですね。残酷な人ですね」

 

「全くだ。文、火ぃくれ」

 

雅人もタバコを取り出すと、口に咥える

 

「はいな」

 

文と雅人は顔を近づけていくと、咥えたタバコの先同士をくっ付け合う

 

「ちょっ!二人とも何してるんですか!」

 

「火貰ってるだけ」

 

「何ですかぁ?早苗さんはこれがキスに見えるんですかぁ?」

 

「ラ、ライターで良いじゃないですか!!」

 

「出すのめんどくさいんですよ」

 

文は顔を離していくと、雅人のタバコにはちゃんと火が移っていた

 

「サンキュー文」

 

雅人は紫煙を吹き出す

 

「いえいえ」

 

その後、本社に着いてから嫌煙家の早苗が口うるさく二人に説教したのは言うまでもない

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