皆さんの言いたいことはわかります
前話の馬名適当かよ、少しは考えろよ(裏声)
その言葉、胸にグッっっときたぜ(吐血)
てことで~
馬名を考えました
20程
この話じゃ出ないけどな!!(迫真)
モブ達が強そうになっちゃう~
楽しみにして下さい
でも前話はもう起きてしまった過去だし…
せやピコーン
えいっ!
[次のニュースです。先日不慮の事故で道標(50歳)さんが──]
(馬主を)やっちまったぜテヘッ
何故か沢山出走出来たんだから仕方ないねぇ~
すまんな、ワイがこの世界のルールなんや
ではどうぞ
やぁ皆、レウスだよ。
現在私は馬房にいます。
え? 普通だって?
フフっ、今ホントは調教の時間です。
何故馬房に居るかというと…………動けません。
助けて──ー!
中原「大丈夫ですかね?」
山世「診てもらったところ異常はないそうだ、だが」
身体痛い! イダダダダダダダダダ!
中原「苦しんでますよ!」
山世「しかし原因がわからん以上下手なことはできん」
イタタタタタタ!
でも飯飯♪
中原「食欲はありますね」
山世「動けないのにいつもより食べるな」
ウッマウッマダダダダダダダダ!!
中原「苦しみながら食べてる」
身体痛いけど飯やめられないんだけど(笑)
ダダダダダダダダ!
中原「だい……大丈夫ですかね?」
山世「取り敢えず明日まで様子を見よう」
アガアアアァァァァァァァァ!!!
~~~~~~~~~~
どうも皆さん、レウスです。キリッ
朝起きたら世界が小さくなってました。いやほんと。
ん????
中原「あ、起きたかレウs………………」
なんだよ、何か言えよ。
中原「山世さ──ーん! 来て下さい!!」
山世「朝っぱらから叫ぶんじゃねぇ! 他のウマがビックリするだろうが!!」
中原「す、すみません、でも…………」
山世「でもなん………………」
あ、テキおはよう。あれ? 何か縮んでない?
山世「中原医者呼べ医者! 早く!」
中原「は、はい!」
朝から騒がしい奴らだ。隣のルーチェ驚いてんじゃねえか。
ルーチェ ビクッ!!!!
ルーチェ …………ジーーーーーー
え?
お前までどうしたよ?
え?
おかしいの俺だけ?
~~~~~~~~~~
医者「取り敢えず異常はありません」
よかったよかった。
中原「こうなった原因とか分かりますか?」
医者「正直こんなこと初めてなのでなんとも言えないですね」
中原「そうですか……」
山世「となるとコレは自然に起きたことなのか……」
ふむふむふーむ。
話から察してどうやら自分の方がおっきくなったらしい、やったぜ。
中原「一夜でどうこうの次元じゃない」
山世「取り敢えず飯だ飯持ってこい」
中原「はい!」
気が利く流石テキ、さすテキ。
ほらほら中原急げ~。
~~~~~
ウッマウッマ
中原「………………」
ウッマウッマ
中原「………………」
ウッマウッマウッマ
中原「………………」
ウッマウッマウッマウッマ
中原「………………」
ウッマウッマウッマウッマウッマ
中原「マジかよお前」
うるせえよ中原
中原「どう見ます、山世さん?」
山世「健康状態は診たし、後は調教だな」
デカくなった我の走り、見とけよ見とけよ~。
~~~~~
ウッヒョーサイコーだぜ〜。
まさしくバリキが違うというか。
スポーツカーに最高のエンジン積んでフルチューンしたかのような加速、速度、足回りの違いだ!
うぉー速え────ー!
中原「なんだコイツ」
山世「………………」頭カカエ
おいおいそこは褒めるとこだぞ。
凄いぞ! とか、
速いぞ! とか。
中原「…………どうします?」
山世「まずは成長具合を見よう、そっからだ」
成長した我の力に怯えるがいい。ガハハ
~~~~~~~~~~
頭痛が痛い、そんな話だ。
昨日の不調が嘘どころか前兆じゃねえか!
また速くなった、前でも勝ててたのに、
加速も速くなった、前でも勝ててたのに、
威圧感が増した、前でも勝ててたのに、
食事が増えた、前でも大量だったのに……。
なんだアイツ!
いやウマだよな? 流石にまだウマであるよな?
え? まだ成長すんの? 成長速度リニアモーターカーかよ!
ツックソっ!
やってやんよ!
こんなったらとことん付き合ってやるよ! ルーチェも入れて倍々(バイバイ)休養だ!
レウスは更なる力を手に入れた。
強くなったね~
強くなったよォ~
レウス、覚醒!
山世くんツヨクイキテ
ここから本編、ここまでも本編
ではまた!