転生銀色バ、世界を獲る[ウマ娘編開始!]   作:アールワイ

26 / 97
ども
頂いた感想眺めてニヤニヤしてる素人投稿者です

すこーし進むペース落とします
少しね


ではどうぞ


魔王様のおな~り~

 

 

「無敗の三冠達成、か」

 

手に持った新聞にデカデカと書かれている文字を読む。

 

ここまでこれた、あの日誓ったコトが少しは出来ただろう。

 

 

ルーチェとレウスはよく頑張ってくれた。

お陰でレウスは無敗の四冠、ルーチェは無敗の六冠だ。

 

 

どちらもまだ成長してるんだからとんでもないバケモノだ。

 

会社も名が売れたのか順調そのもの、賞金も入るとだいぶ余裕がある。

 

 

やはり行くべきだ、

 

世界へ。

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

 

山世「お忙しい中来て頂いてありがとうございます」

 

「いえいえ、直接話さないと伝わらないこととかありますから」

 

山世「それで、今後のローテーションですね?」

 

「はい、自分はこのように考えています」

 

ローテーションの草案が書かれた紙を渡す

一応自分なりに二頭の限界を把握した上での案だ

 

山世「……なるほど」

 

「どうですか?」

 

山世「この通りなら全然いけると思いますよ」

 

「全然?」

 

山世「ルーチェはともかくレウスならもっと出れます」

 

「????」

 

意味がわからん。

もっと???

移動時間を考慮して出れそうなモノを詰め込んだはずなんだが。

 

山世「アイツのヤバい所は速さでも強さでもありません、本当にヤバいのは回復力です」

 

山世「たとえ長距離を走っても次の日に完全な休養を与えたらレースの疲労や負担が消し飛ぶ程の超回復力がアイツにはあります」

 

山世「ですからこの日にこのレースを──」

 

~~~~~

 

 

こうして話し合いは続いた、

 

結果から言わせてもらうと。

 

 

とんでもないことになった。

 

 

いや自分たちで決めたんだが、それでも三度見はするレベルだ。

 

山世さんのことは信頼してるし経験豊富なヒトだ、専門のヒトに任せた方がいいだろう。

 

「しかしこれは…」

 

とりあえず海外に行くことだけ発表するか、レースのことはおいおい考えよう。

 

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

 

『なんだコイツ!!』

 

『これがウマだって言うのかい?UMAの間違いではなく?』

 

『おいおいマジかよww』

 

『なんてこったい』

 

 

ここは海外のとあるトレセン、今騒いでいるのはここの調教師たちだ。

 

彼らが見てるのはとあるウマのレース、海外へと出てくると聞いての情報収集だ。

 

しかし…、

 

 

『まじでふざけてる』

 

『このビデオ編集してないかい?』

 

『oh...クレイジー』

 

『…………』

 

 

集めれば集めるほど顔色が悪くなる。

 

 

日本とこちらの芝はだいぶ違う、あちらのダートを走る以上のパワーが必要とされる。

 

…されるんだが、

 

 

『こいつダートも走ってやがる』

 

『余裕そうだな』

 

『パワーがやばい』

 

『……………………』

 

 

それはアドバンテージとなり得なそうだ、

目を血走らせながら勝ち目を探す…が、

 

 

どのレースに出るのかもわからない、

対策を立てようが無い。

 

なんてこったい!!

どうしようもねぇ!!

 

 

しかし確実に乗り込んでくる。

 

侵略だ。

 

極東の島国からUMAが攻め込んでくる、圧倒的な力を持って。

 

 

まるで、

 

 

『魔王みてぇ』

 

遠い目をしながら誰かが呟いた。




なんてこったパンナコッタ

突撃!となりの三冠バ!
首洗いましょうねぇ~

ではまた!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。