専門的なことを調べながら書いてるのでガバです(デジャブ)
よくわかんない( 。∀ ゚)
ではどうぞ
皆さんこんちゃ、ウッマもといレウスです。
名前がなんか決められました。レはいいよ? ただし薄て、いや薄て。もっと他の言い回しあるだろ。
さて今は移動中です、流石に元人間だし慣れてはいるけど……。
遠いなぁ…………。
かなり長い時間移動している、気がする。自分の体内時計頼りだから正確にはわからないがそれでも長いと感じる。
セリ……か。
ここが人生もといバ生の明確なターニングポイント。ここで今後のことが決まるといっても過言ではない、気がする。ウマの本能が今ビンビンになっている、いやこれはなんか直感的な、野生の勘ってやつ?
「おい、降りろレウス」
うんたらかんたら考えてたら着いたらしい。ちなみにこのあまりモテなさそうなヒトは藤原というらしい。婚活頑張れよ(哀れみ)。
藤原「てめぇなんか失礼なこと考えてないか?」
ビクッ! いや、別に? プイッ
藤原「なんてわかりやすい」
こ、こいつ、いつからか俺の考えを悟れるようになってやがる。ウマじゃなく、女にでもそれを使いやがれ!
藤原「ここで実質的なお別れだ、元気にやれよ?」
…………当たり前だ。
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ふむ、ここがせり市場ってやつ? へぇーこんななんだ。あーはい、こっち行くのね。
職員「かなり素直ですね」
藤原「とてつもなく賢いので安心して下さい」
職員「はは」
藤原ぁお相手さん引いてるやん? そんな褒めるなよ(照)。
藤原「しっかり見せ付けてやれ」
あたぼうよ!
進行「次はセレナリーソス202*牡、父、メタルレギオン、母、セレナリーソス、母父、シンボリルドルフ」
さあ、我を刮目せよ!
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それは、運命だった。あの日あの時あの場所でしか起こりえなかった奇跡だった。
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「え? セリですか?」
突然のお誘いに固まってしまうが目の前のヒトは続ける。
男「はい、丁度今日やってるみたいです。すみません、貴方も馬主資格を持ってると聞いて。会議も早く終わったことですしよければ行きませんか?」
「…………」
正直最初は乗り気じゃなかった。確かに自分は馬主資格を持っているし、GIIまでなら度々勝てている。しかし、自分はもう今年のウマは確保している。どうしたものか……。
男「もしかしてこの後何か予定等ありましたか? 差し出がましくてすみません」
いきなり突拍子のないことを言い出すがこのヒトは一応取引相手の社長だ。
断ってもいいが先のことを考えると見るだけでもいいかもしれん。むぅ、これも人付き合いか。
「いえ、大丈夫です。是非」
重い腰を上げ悟られぬ様に笑顔を貼り付ける。
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あら右からおっさん、おっさん、おっちゃん、おっちゃん、お爺さん。んーなんかオスオスしいねぇ。…………ん?
「あ」
バチコーーーーーーーン
むむ! あのおじさんと言うには若々しくお兄さんと言うには老けたアイツは! 直感がバチコリきたぜ! 中々のやり手と見た。
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「セレナリーソス202*…………」
体格は並程度、血統は正直論外、だが、何故かあのウマから目が話せない。
(こっち見た!)
目と目が合う、気の所為ではなく確実に合っていた。こちらを見つめる瞳に吸い込まれる。…………これは。
「何かある」
これは勘だ、手元の情報からの根拠なんか一切ない。唯あるのは目の前に立つウマのオーラに感じる何か、それだけなのに。
社長「気になりますか?」
「あ、はい」
社長「いやーあれは無しじゃないですかね? 体格も並、血統も駄目、強いて言うなら毛並みが綺麗なことでしょうか」
何か言っているようだが聞こえない。ただあのウマにハマっていく。
進行「では、200万から」
モブおじ「210万」
モブおじ「220万」
セリが始まった、シンボリルドルフやテイエムオペラオーのファンかなんかだと予測する。
「240万」
社長「え?」
モブおじ「250万」
「270万」
少し飛び飛びにする、一気に上げると逆に興味を持ち始める奴が出てくる。
モブおじ「280万」
「300万」
(………………)
いくらファンとはいえ流石にこれに多く突っ込む奴は居ないだろう。これは決まったな。
進行「他はいませんか? では300万で落札です」カーン
社長「本気ですか?」
「はい、今日は連れて来て頂きありがとうございます」
社長「いや、貴方がいいのならいいんですが」
「では、諸々の手続き等済ましてきます」
社長「え? 他はいいんですか?」
「はい、お気遣いありがとうございます、ですが大丈夫です」
社長「いえいえこちらこそ、喜んで頂いたのならよかったです」
「では、失礼します」
……表に出てなかっただろうか。内心はウキウキだ。
行く時は軽くスキップしてしまった。
血統はもちろん架空バです
ちゃんと調べました(エライ)
不在確認よーし
馬主って大金持ちですねウラヤマー
ではまた!